2009年12月9日水曜日

「偽装警察官による窃盗事件」及び「銃器を使用した強盗事件」に対する注意喚起

12月8日付にて在カラチ日本国総領事館より、以下のとおり在留邦人宛「総領事館からのお知らせ」が発出されましたので、ご参考までにお知らせいたします。



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平成21年12月8日

在カラチ日本国総領事館

在留邦人の皆様へ

             ~総領事館からのお知らせ~



 「偽装警察官による窃盗事件」及び「銃器を使用した強盗事件」に対する注意喚起



1.カラチ市警察より、市内において偽装警察官(私服着用)による窃盗事件が多発しており、クリフトン・ディフェンス地区においては在留する外国人も被害に遭遇しているとの報告を受けております。

2.同警察からは、この種事案は、警察官を名乗る者が車を横付けして、身分証らしきカードを提示の上、通行車両の停車を求め、薬物犯罪対策等を口実に車内や所持品を検査するとして、所有者の隙を見て金品を盗み取るというのが通常の手口であるとしています。また、同種事案においては、銃器の使用は少ないと思われますが、過去には銃器を所持した警察官を名乗る者から邦人が金品を強奪された被害も発生しております。

3.当地においては銃器を使用した強盗が極めて多発しており、これまでも金融機関への立ち寄り後に邦人が被害に遭遇するケースが報告されています。邦人の皆様におかれては、各種注意喚起を踏まえ、種々の対策を講じられていると思われますが、特に、郊外を移動する場合や多額の現金の授受を伴う場合は、当該犯罪に巻き込まれる、または狙われる危険性が高いことを改めて認識の上、細心の注意を払って行動してください。

4.また、当地においては銃器を使用する事案に遭遇する可能性が他所に比べて極めて高いことをご承知いただき、平時から同種事案に遭遇した対処方法を念頭に置くよう心掛け、不幸にも同種事案に遭遇してしまった場合は、決して抵抗せず、犯人の指示に従って下さい。所持金品に執着を示すことはあらぬ結果を招くことになりますので特にご留意願います。

5.なお、事件に遭遇した際は「身の安全」を第一に考えて行動し、その対処方法としては下記の諸点を参考としてください。
(1)抵抗しない
(2)犯人を刺激しない
(3)所持品に執着しない(大金、貴重品を持ち歩かない)
(4)犯人の特徴を覚える(車両ナンバー等を含む)
(5)警察等への通報(車の盗難~警察:15、CPLC:35683333)

(現金、携帯等の盗難~警察15、CPLC:35682222)

※ 警察は英語不可です。ドライバー等を介して通報する必要があります。

※ CPLCは州政府の外郭団体で盗難車両データを扱っており、車両盗難時には、警察との間で無線交信を行っております(英語可)。



在カラチ日本国総領事館

担当 警備班 川崎・平木

電話番号 3522-0800

FAX   3522-0820

E-Mail cgjapan-kb@cyber.net.pk                  以上