2011年10月14日金曜日

カラチ総領事からのお知らせ:当地警察によるテロ警戒態勢の強化について

1 当地TV及び新聞報道によると,本日から15日にかけて,モスクやシーア派宗教施設に対するテロの脅威が高まってきているとして,カラチ市内各地において警戒体制が強化されており,シャラエファイサル,MAジンナーロード,I.I.チュンドゥリガル等主要道路において,警察による検問強化が実施されています。これら報道は,情報機関から警察に対し,カラチ市内に爆発物を搭載した車両が入り込み,上記標的を攻撃するとの情報がもたらされたことによるものとされています。

2 つきましては,在留邦人の皆様におかれましては,今後テロ事件等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,累次「大使館,総領事館からのお知らせ」にて注意喚起している諸点に十分注意するとともに,最新の情報にも留意しつつ,慎重な行動を心掛け,安全対策・危機回避に十分注意してください。
 なお,外出する場合においては,以下の場所は極力避けるようご留意願います。
(1)治安関係機関施設,政府関係施設,宗教関連施設,外国公館等
(2)自由市場,バスターミナル,ショッピングセンター,高級ホテル等多数の人が集まる公共施設等
(3)政治集会,宗教関連集会,抗議集会等