2015年6月3日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
カラチ市内における服喪による企業活動休止に伴う注意喚起
1 3日、統一民族運動(MQM)の党員が、カラチ市内の警察署に留置中に死亡しました。検視の結果、頭部に鈍器で殴られた痕が認められることから、警察署内で拷問があった可能性もあります。
2 これを受け、MQMのフセイン党首は、ウェブサイト上で服喪を宣言し、3日と4日、カラチ市内のすべての企業に活動を停止、商店には営業を休止するよう呼びかけています。期間中はMQMが報道機関において抗議声明を発表し、治安が悪化するおそれがあります。
3 つきましては、邦人の皆様におかれましては、今次の脅威情報をふまえ、暴動等不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分な注意を払い、以下の点を参考にし、御自身及び御家族の安全に配慮した行動を心掛けていただきますようお願いいたします。
(1) 当地の各種報道等により、最新の安全情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2) 不要の外出を控える。
(3) 集会やデモが行われている場所、又は行われるおそれのある場所に近づかない。
(4) 移動中に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合は、速やかにその場から離れる。