~大使館からのお知らせ~
平成21年11月12日
在パキスタン日本国大使館
(件名)
インフルエンザに関する注意喚起
(内容)
1.寒期入りに伴う気温低下に際し、当地でも新型インフルエンザの他、季節性インフルエンザが蔓延する可能性があります。報道によれば、11月7日(土)、ペシャワル市内の病院で、新型インフルエンザ感染していたアフガニスタン人女性が前日に出産した後、死亡したことが確認されました。
2.ついては、在留邦人の皆様におかれては、感染防止などに十分留意していただき、万が一、発熱などの病状があり、インフルエンザが疑われるような場合には、かかりつけの医師、信頼のおける医療機関、もしくは当大使館医務官等に速やかにご相談いただくようお願いいたします。
(参考)
推奨医療機関
SHIFA国際病院 電話:051-460-3666 FAX:051-486-3182
Dr. Mahmud Javid
Infectious disease (感染症科)
受付 内線 3433、3040
Islamabad Diagnostic Center 電話:051-226-3737
Dr. Rizwan Uppal
Consultant Medical Specialist & Pulmonologist(呼吸器内科)
13-A. Kohistan Road, F-8 Markaz(Ali Medical Centerの北隣り)
なお、新型インフルエンザの病状、留意点は以下の通りです。
新型インフルエンザ予防のための注意事項
新型インフルエンザ対策は、通常のインフルエンザ対策の延長上にあり、通常のインフルエンザの対応から取組を始めることが重要です。通常のインフルエンザの主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」です。
新型インフルエンザの予防には、通常のインフルエンザに対する下記のような取組を習慣づけておくことが重要であり、一人一人がいわゆる「咳エチケット」を心がけることが求められます。
咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い、他の人から顔をそらすこと
使ったティッシュは、直ちにゴミ箱に捨てること。
咳やくしゃみ等の病状のある人には必ずマスク(不織布製マスク)を着けてもらうこと。
咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うこと。
また、「咳エチケット」以外にも、次の点について心がけることが求められます。
帰宅後や、ドアノブなど不特定多数の者が触るようなものに触れた後の手洗い・うがいを日常的におこなうこと。
手洗いは石鹸を用いて、最低15秒以上行うことが望ましく、洗った後は、清潔な布やペーパータオル等で水を十分に拭き取ること。
感染者の2メートル以内に近づかないようにすること。
流行地への渡航、人混みや繁華街への不要不急な外出を控えること。
十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランス良く栄養をとり、規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つこと。
なお、感染予防対策用品として、次のものはパキスタンの薬局で入手可能です。状況によっては品薄になることも予想されますので、早めに備蓄されることをお勧め致します。
・マスク(Surgical Mask)
・消毒液(Disinfectant)
・手指消毒液(Hand Disinfectant)
・うがい薬(Gargle)