2011年11月16日水曜日

カラチ総領事館からのお知らせ:カラチ市内聖者廟「アブドゥッラ・ガジ」における宗教行事開催に伴う注意喚起について

1 報道等によれば,明17日から3日間,カラチ市内クリフトン地区に所在するイスラム聖者廟である「アブドゥッラ・シャー・ガジ」において,聖者の命日祭(ウルス)が開催される予定となっています。国内各地から大勢の参拝者が開催期間中昼夜を問わず同聖者廟を訪れることから,同聖者廟及び周辺道路等はかなり混雑することが予想されます。

2 また,昨年10月7日午後6時50分頃,同聖者廟において,参拝者を狙った連続自爆テロにより,少なくとも9名が死亡,60名以上が負傷するテロ事件が発生しています。これらの状況を受け,警察は同命日祭に際し,同聖者廟周辺における検問の強化や爆発物処理班の派遣などの厳重な警備態勢をとることが報じられています。

3 つきましては,邦人の皆様におかれましては,深刻な交通渋滞やテロ等不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の情報に留意しつつ,命日祭期間中は同聖者廟及び周辺地域には近づかないように十分注意してください。