2013年2月16日土曜日

総領事館からのお知らせ (ディフェンス地区における邦人被害けん銃強盗未遂事件の発生に伴う注意喚起)


在留邦人の皆様へ
大使館からのお知らせ
平成25年2月15日
在パキスタン日本国大使館

 在カラチ日本国総領事館より、以下のとおり「総領事館からのお知らせ」が発出されましたので、お知らせいたします。


2013年2月14日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
(件名) ディフェンス地区における邦人被害けん銃強盗未遂事件の発生に伴う注意喚起
(内容)                                                          
1 2月8日、23時30分ころ、カラチ市ディフェンス地区サンセット・ブルバード・ロード上で邦人の乗った車両に対するけん銃強盗未遂事件が発生しました。事案概要は下記のとおりです。
(1) 上記日時,サンセット・ブルバード・ロードをクリフトン地区に向け移動中,ギズリ交差点を過ぎた地点でけん銃を所持したバイク2台の犯人に車両の両側から停車を求められた。
(2) 運転手はこれに従わず、速度を上げて逃走したが、その直後、パンジャブコロニー交差点を過ぎた地点(フォーラム付近)で犯人から鉄製の物体を車両に投げつけられた。
(3) この時、車両前部及びサイドミラーが大きく破損したが、運転手は再度加速して逃走し、自宅にたどり着いた。
2 本件発生場所は邦人の皆様も頻繁に利用されると思われる主要道路上です。最近、当市内ディフェンス地区・クリフトン地区など、邦人の皆様方も居住している地域において同様の強盗事案をはじめとした路上犯罪が多発傾向にあり、特に日没後から深夜にかけては、主要道路上においても例外なく発生が見られます(別添地図参照)
3 つきましては、邦人の皆様におかれましては、車両移動中の強盗などの被害を防止し、また、被害を最小限に抑えるため、下記のような対策を参考にしていただき、細心の注意を払って行動して下さい。
(1) 犯行の集中する日没後、特に人通りが少なくなる時間帯には、例えディフェンス地区内など近距離の移動であっても、不必要な外出を控え、やむを得ず外出しなければならないときは警備員を帯同するなど、適切な安全対策をとってください。
(2) 犯人は簡単に目的が達成できそうな標的を狙って犯行に及びます。けん銃強盗などの街頭犯罪対策として効果的なのは、車両移動時に警備員を同乗させることですが、車両にカーテンを設置するなど、車両内の状況が外から一見してわからないよう工夫することも有効な対策であると考えられます。
(3) 犯人の目線から考えて「目立たない」ことも重要なポイントです。一人で運転することや、女性のみで行動することは犯人にとって標的とされる可能性が高いと言えます。また、高価な装飾品はなるべく身につけないようにし、高価な携帯電話は車外から見えないように使用するようにして下さい。
(4) 不幸にもけん銃強盗事案に遭遇してしまった場合は、原則として、決して抵抗せず、犯人の指示に従って下さい。所持金品に執着を示すことは思わぬ結果を招くことになりますので特にご留意願います。
                              以上
在カラチ日本国総領事館
**************************************
Consulate-General of JAPAN
6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road,
Karachi, 75530, Pakistan
FAX:(92-21)3522-0820
**************************************