2013年11月13日水曜日

大使館からのお知らせ(シーア派宗教施設等へのテロ脅威に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成25年11月13日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
シーア派宗教施設等へのテロ脅威に関する注意喚起

1 パキスタンでは、11月6日よりムハッラム月に入りました。過去には、特にムハッラム月の最初の10日間(今回は15日(金)まで)、シーア派宗教施設等(特にモスク)を狙ったテロが発生しており、今年もすでに、カラチ市内のシーア派宗教施設付近において爆弾テロ事件が発生(11日(月))しているとともに、報道によれば、イスラマバード(I-10/2)においてもシーア派に対する攻撃を計画していたとされるテロリスト関係者2名が逮捕され、同時に大量の爆発物が押収される事件(11日(月))が発生したと報じられております。また14日(木)から15日(金)にかけて、パキスタン国内各地でイスラム教シーア派による大規模な宗教行事(アシュラ)が行われる予定であり、この機会を捉え、テロ事件が発生する可能性も否定できません。

2 ついては、このようなシーア派宗教施設、宗教行事が開催されている場所には絶対に近づかないよう注意してください。イスラマバード、ラワルピンディー及びラホールでは、本件宗教行事に伴う行進が添付資料に記載した地域で予定されており、道路閉鎖も予想されますので、少なくともこれらの行進は避けて下さい。これに限らず、国内各地の主要な道路、シーア派モスク等でも同様の行進が行われる予定ですので、外出の際は気をつけて下さい。

以 上