2016年8月17日水曜日

大使館からのお知らせ(パキスタン独立記念日に関する注意喚起)

平成28年8月11日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(パキスタン独立記念日に関する注意喚起)

1 8月14日(日)には、パキスタン独立記念日を祝賀するため、イスラマバード市内において、公式行事が行われるほか、シャッカルパリアンやF9公園などにおいても各種祝賀行事が行われる見込みです。また、ラーワルピンディやラホール等の国内主要都市においても様々な関連行事の開催が見込まれます。

2 これに伴い、14日前後において、マーケット及び公園等に多くの人が参集することが予想されます。また、パキスタン正義党(PTI)などの政治団体がラーワルピンディ及びイスラマバードにおいて集会及び行進を行うとの情報もあります。

3 ラホール警察は、13日(土)から15日(月)にかけ、ラホールのワガー及びカスールのガンダのインドとの国境がテロ攻撃の対象になるとの脅威情報があるとして、当該国境地域の警戒警備を強化しています。なお、当該国境は、当地における観光名所となっており、独立記念日やその前後は、通常より多くの人が記念日祝賀のため集まることが予想されます。

4 祝賀行事や8日にクエッタで発生した自爆テロ事件等の最近の治安情勢を踏まえると、同記念日の祝賀機会を捉えたテロ事件が発生する可能性も否定できません。邦人の皆様におかれては、特に、集会等の実施が見込まれる14日()の独立記念日の前後にかけては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。
(1)当地の各種報道等から最新の安全情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2)集会やデモ行進が行われている場所、多数の人間が集まっている場所には決して近づかない。
(3)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(車両、検問所等を含む)、国連関係機関、宗教関連施設、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも同種の場所を避けるように心掛ける。

5 14日の独立記念日及びその前後には、携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご準備願います。

○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):

○ 緊急連絡先(24時間対応):(+92-0)51-9072500