在留邦人の皆様へ
平成25年4月24日
在パキスタン日本国大使館
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大使館からのお知らせ~
イスラマバード近郊における爆発物の発見に伴う注意喚起
(内容)
1.23日夕刻、イスラマバード市近郊のチャク・シャザード(Chak
Shahzad)地区において、約50キロの爆発物を積んだ車両が発見されました。同爆発物はリモートコントロールにより起爆するように設置されておりましたが、当地警察当局により安全に処理されました。
2.今回の爆発物の発見場所については、ムシャラフ前大統領が現在拘留されている場所の近隣となっており、今後、同一地域で同種の事件発生の可能性も排除し得ないところ、今回事件が発生したチャク・シャザード地域(特に同地区内のシャザード・タウン(Shahzad Town)近隣のパークロード沿い)への接近については基本的に避けるようにし、やむを得ない事情により同地域へ赴く又は通行する必要がある場合には、同地域への滞在を必要最小限としていただけますよう、お願いいたします。
3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、既にお知らせしております当地での総選挙実施に関する注意喚起等の情報も考慮し、テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点を参考にして、自身の安全に対し十分な注意を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。
(1) 集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(2) テロの標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、宗教関連施設)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3) マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。
(4)日頃から、自宅、勤務先等の近辺に、集会場所やデモ・テロ事件の標的となり得る可能性の高い場所乃至は施設があるか、詳細を事前に承知しておくことも重要。
4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン)