2015年1月22日木曜日

大使館からのお知らせ(シリア邦人拘束事案を受けた注意喚起)

平成27年1月22日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(シリア邦人拘束事案を受けた注意喚起)

 今般、外務省より、シリア邦人拘束事案を受けた注意喚起として、以下の「渡航情報(広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。
なお、これまでのところ、当地において日本人が誘拐、テロ等の対象となる具体的脅威情報は特に確認されておりませんが、邦人の皆様におかれては、当館で作成している「安全の手引き」等の情報を参考にしていただき、より慎重な行動を心掛けいただけますようお願いいたします。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○安全の手引き:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/VisitingJapan/counselar/v-pdf.pdf
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#ad-image-0

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2015.01.22

渡航情報(広域情報)

(件名)
シリア邦人拘束事案を受けた注意喚起

(本文)
1.1月20日、イスラム過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)を名乗る人物がインターネット上で、シリアで行方不明となっていた日本人と見られる人物2名の殺害を予告する等の映像を発出しました。

2.映像の人物は、日本が十字軍戦争への参加を志願し、ムスリムの女性や子供を殺し家を破壊するため、また、イスラム国の拡張を止めるため、ジハード戦士に対して背教者を訓練するために、寄付をしたなどと述べています。

3.つきましては、上記のような情勢に十分に留意し、誘拐、脅迫、テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう、各地域の特徴を踏まえた上で、外務省が発出する渡航情報等及び報道等により最新の治安情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。
なお、シリアについては、全土に「退避を勧告します。渡航は延期してください。」の危険情報が発出されており、また、シリアにおける取材について、報道各社等に向けて注意喚起(http://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_syria20150121.pdf )を発出しています。

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)