1 報道によれば、本5日午前、市内マリール地区バス停付近において警察幹部の乗車した装甲車を狙った自弾テロが発生し、4人が死亡、10人以上が負傷しました。
2 一部報道において、TTPが犯行声明を発出したとの情報もありますが、現在のところ事件の背景等の詳細は判明しておりません。なお、カラチ市内における警察を標的としたテロ事件としては、昨年9月、市内DHA地区において警察高官の自宅を標的とした自爆テロが発生しており、付近通行中の母子を含む8名が死亡しました。
3 邦人の皆様におかれましては、これらテロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、メディア等からの最新の情報入手に努めつつ慎重な行動を心掛け、身の回りの安全対策・危機回避に留意してください。なお、外出する場合には以下の場所は極力避けるようご留意願います。
(1) 軍、警察、政府関係施設、宗教関連施設、外国公館等
(2) バスターミナル、ショッピングセンター、高級ホテル、自由市場等多数の人が集まる公共施設等
(3) 政治演説、政治集会、抗議集会、政党関係事務所等