1 報道によれば、24日夕刻、パンジャブ州ラホール市のラホール駅構内待合室付近において、何者かにより仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも2名が死亡、58名が負傷した旨報じられています。
2 現地警察によれば、この爆発をテロ行為と判断しており、駅構内にある待合室付近に放置されたカバンに仕掛けられていた爆発物が爆発した模様です。事件発生時は多くの利用者で駅構内は混雑していたため、この爆発により多数の死傷者が出た模様です。
3.現在までに、犯行主体等は不明ですが、このような多くの人が集まる場所(空港やホテルを含む)、駅、マーケット、バス停、政府関連施設、宗教関連施設では、不測の事態が生ずる可能性も否定できませんので、可能な限り近づかないことが重要です。また、鉄道を含め、不特定多数の人が利用する一般公共交通機関の利用はできるだけ避けることをお勧めします。
4.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、こうしたテロのターゲットとなり得る場所に可能な限り近づかない等、自身の安全対策にご留意ください。
なお、万一、緊急事態に遭遇したら、以下の点を心掛けてください。
(1) 不審物を発見した場合、「踏まない、触らない、蹴飛ばさない」を遵守し、すぐにその場を離れ、警察等関係機関へ通報する。
(2) 不審物が小さくても決して軽視せず、避難措置を最優先に行う。
(3) 身近で爆発音を聞いたら、姿勢を低くして周囲の状況を確認後、安全な場所へ避難する。第一の爆発をおとりにして、第二の爆発が起こる可能性もあるので、決して爆発現場へは近づかない。
(4) 広場や公園などの見通しのきく場所に避難し、雑踏には逃げ込まない。