2010年10月17日日曜日

カラチ総領事館からのお知らせ:選挙に伴う治安悪化及びシャラエ・ファイサル通行止めに関する注意喚起

1 選挙に伴う治安悪化
(1)本17日,カラチ市内オランギ地区において実施されている選挙を巡り,16日夜半
から17日にかけて,主にカラチ北西部(オランギ,バルディア),北部(グルシャン)に
おいて20人以上が殺害される事件が発生しています。
(2)これら事件の発生を受けて,市内各地では、道路上でタイヤが燃やされるなどの
暴力事案が発生しており,今後の選挙結果如何によっては,市内全域へと暴力事案が拡大する
可能性もあり得ます。これらの事案に関して,邦人が直接の標的になる可能性は少ないと
思われますが,事案の巻き添えに遭う可能性は十分考えられます。特に当地においては、
夕方から夜間において事案が拡大する傾向があります。
 つきましては,邦人の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、
極力外出を控えると共に、最新の情報に留意しつつ引き続き細心の注意を払って行動するよう
お願いいたします。

2 シャラエ・ファイサル通行止めに関する注意喚起
(1)2007年10月18日,カラチ市内シャラエ・ファイサル通りにおいて、故ブット
女史を狙った自爆テロが発生しましたが、今般,事件から3年を迎えるに当たり、同女史を
追悼するイベントが、明日18:00から当該通り(※市内中心部から空港へ向かう主要道路)
において実施されることが予定されています。
 これに伴い,同通りは18:00~深夜まで封鎖されることが当局より発表されています。
(2)つきましては,同通りを通勤で使用されている邦人の方は,当該追悼イベント開始前に
帰宅する、或いはその他代替ルートを確認しておく等の措置を講じていただくようお願いします。  以上