2009年3月14日土曜日

お知らせ(ロングマーチにかかわる注意喚起について)

1.12日からパキスタン主要都市で弁護士等によるチョードリー前最高裁長官ら判事の復職等を訴える抗議デモ行進(ロングマーチ)が以下の日程にて実施されています。 (1)12日:カラチ、クエッタ、サッカル (2)13日:ムルタン (3)14日:ラホール (4)15日:ラワルピンディ (5)16日:イスラマバード 現在までのところ、ロングマーチに参加する弁護士等数百名が身柄を拘束される等、小規模ながらも法執行機関との衝突が見受けられます。 イスラマバード市内では国会議事堂前西側路上(CONSTITUTION AVENUE)において座り込みによる抗議集会が行われる予定となっていますが、イスラマバード警察によれば、ロングマーチのイスラマバード市内進入を阻止する警備計画にあり、検問場所等では治安部隊との衝突等不測の事態が発生する可能性が高くなっています。また、当地内務省からは、ロングマーチによる混乱に乗じたテロの可能性も示唆されております。
2.イスラマバード警察は、15日から17日にかけて以下のとおりの警備強化を行うとしています。 (1)イスラマバード市内へ通じる主要道路における検問の実施及びコンクリートブロック、コンテナ等による必要に応じた道路封鎖。 (2)大型車輌による市内への移動の禁止。 (3)15日夕方からコンスティテューション・アベニューに対する警備措置を実施。 (4)16日午前6時頃からコンスティテューション・アベニューの完全封鎖及び同道路に接する外交団地区入構用ゲート2つ(日本大使館近く及びフランス大使館近く)の封鎖(サウジ大近くのゲートは利用可)。 (5)バリーイマム・ロード及びマリー・ロードにおける検問の実施。 (6)イスラマバード市とラワルピンディ市間の移動の制限。 上記警備措置は暫定的なものであり、実際のロングマーチの状況等に応じて警備体制が大きく変更されることが予測されます。イスラマバード市内に通じる道路が完全に封鎖される可能性も排除できないことから、イスラマバード市内に在住の方はイスラマバード市外へ出ることは極力避けるようにして下さい。
3.上記のとおり外交団地区にも最高警備体制が敷かれ、外交団以外の方の出入りも厳しく制限されることが見込まれることから、16日(月)は日本大使館領事窓口を一時閉鎖することといたしますので、ご理解・ご諒承願います。
4.在留邦人の皆様におかれては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、累次「お知らせ」でお伝えしている以下の諸点に今一度十分な注意を払い、最新の情報に留意しつつ、呉々も慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。 (1)テロの標的となりやすい場所、(政府機関、軍、警察等治安当局施設(含む車輌、検問所等)、宗教関連施設、与党(特にPPP)関連施設)には出来る限り近づかない。 (2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。 (3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うと共に、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。 (4)近距離であっても、移動には可能な限り自家用車を利用し、特に深夜の一人歩きは避ける。 (5)郊外に赴く場合は、その地域の情報に十分な注意を払い、必要な場合には十分な警備体制をとる。
以 上

2009年3月6日金曜日

ストライキ呼び掛けに係る注意喚起及び右に伴う大使館窓口の一時閉鎖

1.6日、ナワズ・シャリフ元首相(PML-N)等によりパキスタン全土に対してストライキ乃至大規模な集会を促す呼び掛けが行われています(ストライキではなく、金曜礼拝後に大規模な集会を開催との情報もあります。)。同呼び掛けにより、店舗の営業、公共交通機関等に影響が及ぶ可能性があり、また午後から夜にかけて営業している店舗等に対する襲撃、治安当局との衝突等不測の事態が発生する可能性も排除できません。 2.外交団地区にも最高警備体制が敷かれ、外交団以外の方の出入りも厳しく制限されることが見込まれることから、6日(金)は日本大使館領事窓口を午後に限り一時閉鎖することといたしますので、ご理解・ご諒承願います。 3.また、12日からパキスタン主要都市で開始される弁護士等によるチョードリー前最高裁長官ら判事の復職等を訴える抗議デモ行進の日程が以下の通り発表されました。 (1)12日:カラチ、クエッタ、サッカル (2)13日:ムルタン (3)14日:ラホール (4)15日:ラワルピンディ (5)16日:イスラマバード イスラマバード市内では国会議事堂前西側路上(CONSTITUTION AVENUE)において座り込みによる抗議集会が行われる予定となっています。現在のところ同デモ行進は平和裏に行われる予定ですが、治安部隊との衝突等不測の事態が発生する可能性も排除できません。 4.在留邦人の皆様におかれては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、累次「お知らせ」でお伝えしている以下の諸点に今一度十分な注意を払い、最新の情報に留意しつつ、呉々も慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。 (1)テロの標的となりやすい場所、(政府機関、軍、警察等治安当局施設(含む車輌、検問所等)、宗教関連施設、与党(特にPPP)関連施設)には出来る限り近づかない。 (2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。 (3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うと共に、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。 (4)近距離であっても、移動には可能な限り自家用車を利用し、特に深夜の一人歩きは避ける。 (5)郊外に赴く場合は、その地域の情報に十分な注意を払い、必要な場合には十分な警備体制をとる。 以 上