2014年5月28日水曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード市内におけるテロ脅威情報に対する注意喚起) 

~ 大使館からのお知らせ ~
(イスラマバード市内におけるテロ脅威情報に対する注意喚起)

(内容)
1.当館では、今週末までの間(6月1日頃まで)イスラマバード及び周辺地域の当地政府関係施設及び商業施設に対し、テロ攻撃の可能性があるとの情報に接しました。また、5月24日未明に起きたイスラ   
 マバード市内F6スーパーマーケット及びG9マーケットでの連続爆発事件については、5月28日現在で犯行声明は出されておらず、事件の詳細及び犯行の目的は未だ不明のままです。そのため、今後同様 
 の事件が続くことも否定できません。

2.今回の脅威情報を受け、今後、イスラマバード等の関連施設周辺において、警備措置が更に強化される可能性があります。

3.つきましては、邦人の皆様におかれては、今回の脅威情報及びこれまでの爆発事件を踏まえ、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分な注意を払い、以下の注意事項を参考にし 
 て、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、イスラマバード以外の地域についても、最近の治安情勢を考慮し、同様の行動を心掛けていただけます 
 よう、併せてお願いいたします。

(1) 当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やか
  にその場から離れる。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系
  の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

大使館からのお知らせ(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状)

~大使館からのお知らせ~
(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状)

1.5月5日に発表された世界保健機関(WHO)からのポリオウィルス輸出・拡大を防止する勧告にともない、当館からもこれまでパキスタン政府に対し鋭意関連情報の入手に努めておりますが、5月28日現在、当地政府から本件に関する具体的実施内容及び実施時期等に関する発表はありません。

2.一方、今後当地から国外渡航を予定している一部のパキスタン人及び外国人については、自己の判断によりポリオワクチンの接種を既に実施しているとの情報もあります。

3.国外渡航者のポリオワクチン接種についての当地政府の状況については、上記でお知らせしたとおりですが、これまでの当地報道でも報じられている6月1日以降(状況によってはそれ以前より)、パキスタン国内の各空港においてワクチン接種証明の確認等の措置が突然開始される可能性も否定出来ません。そのため、今後各空港の出国審査等においてこれまでより時間を要することも考えられますので、当地出国の際には時間に余裕をもった行動をお勧めいたします。

4.当館としても引き続き関連情報の入手に努め、当地政府による具体的な対応が決定され次第、在留邦人の皆様へ関連情報を迅速にお伝えしていく所存ではありますが、在留邦人の皆様におかれましても、パキスタン政府の発表や各種報道等により最新情報を入手するよう心がけ願います。

(参考情報URL)
○ WHO声明URL
http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2014/polio-20140505/en/#
○ 厚生労働省検疫所URL
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05071601.html
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2014/05071419.html

2014年5月26日月曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード市F-6及びG-9地区で発生した爆発事件に関する注意喚起)

~大使館からのお知らせ~
(イスラマバード市F-6及びG-9地区で発生した爆発事件に関する注意喚起)

(内容)
1.5月24日午前2時頃、イスラマバード市内のF-6地区スーパーマーケット、シャヒーン・ケミスト付近及び同日午前3時頃G-9地区カラチカンパニー付近のバス停において、連続した爆発事件が発生しました。現地警察より確認した情報によりますと、今回の両爆発による被害につきましては、F―6の爆発においては死亡者1名及び負傷者1名、G-9地区の爆発においては現在までのところ被害者の報告はされていないとのことです。

2.これまで(24日午前6時現在)のところ、今回の爆発事件に関する犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局は、現在両爆発事件の捜査を行っております。また、今回の事件を受け、イスラマバード市内全域において警戒レベルが上げられるとともに、既に警備が強化されております。

3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、今後イスラマバード市内及び周辺地域において今回と同様の爆発事件の発生の可能性も排除できないことから、以下の注意事項を参考にしていただき、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、今回の連続爆発事件の背景、目的が明らかになるまでは、当面マーケットへの立ち入りは極力避けて頂き、不要不急の外出についても出来るだけお控えください。(今後更に背景、目的等状況が明らかになりましたら、別途お知らせをお出し致します。)
また、イスラマバード以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)今回事件が発生しました不特定多数の人が集まるようなマーケット、レストランでの用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。特に、現地一般人が多く出入りする市場(サンデーマーケットを含む)には極力近づかないようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2014年5月18日日曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード市I-8地区で発生した爆発事件に関する注意喚起)

~大使館からのお知らせ~
(イスラマバード市I-8地区で発生した爆発事件に関する注意喚起)

(内容)
1.5月17日午前5時頃、イスラマバード市内のI-8/3地区において、当地治安当局関係者を狙った手榴弾による爆発事件が発生しました。現地警察より確認した情報によりますと、この爆発による被害者は現在までのところ報告されていないとのことです。

2.これまでのところ、今回の事件に関する犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局は、今回の事件捜査を現在行っておりますまた、事件発生現場付近においては高度な警戒警備が既にとられており、今後イスラマバード市内全域においも同様の警戒措置がとられる可能性も考えられます。

3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、今後イスラマバード市内及び周辺地域において今回と同様の爆発事件の発生の可能性も排除できないことから、以下の注意事項を参考にしていただき、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、イスラマバード以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(今回のような治安当局関係者を含めた政府関係機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)マーケット、レストラン及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。特に、現地一般人が多く出入りする市場(サンデーマーケットを含む)には極力近づかないようにする。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.

2014年5月16日金曜日

総領事館からのお知らせ(DHA・クリフトン地区に住む外国人襲撃に関する注意喚起)


総領事館からのお知らせ(DHA・クリフトン地区に住む外国人襲撃に関する注意喚起)


(内容)
1. 本日、当地警察はカラチ市内に住む外国人に対して以下の情報を発信しました。
●武装勢力がDHA地区およびクリフトン地区に居住する西洋人教師などの外国人を標的としたテロ攻撃を実行する計画があるとの情報に接した。
●武装勢力は現在,どこでテロを敢行するか見定めているところであり,具体的な犯行日時や場所,犯行手段などは判明していない。
●警察はこの情報に基づき,同地区において特別警戒を実施し,被害防止を図る予定である。

2.また5月上旬,オーストラリア外務省から以下のような渡航情報が発信されています。
- Reports of early-May 2014 indicate extremists may be planning to attack or kidnap Westerners associated with international schools in Karachi.
(出典:http://www.smartraveller.gov.au/zw-cgi/view/Advice/Pakistan)
どの程度の脅威があるのか具体的には判明しませんが,当該情報によれば,カラチ市内のインターナショナルスクールに通っているWesterners(学生あるいは教師など)が過激派集団に襲撃あるい誘拐される可能性があるとのことです。

3.現在,当地に所在するアメリカンスクールは,終了式の時期を2週間早めて学期を終了しており,同校の欧米人教師や学生家族の多くがカラチから出国しています。

4.警察は,邦人も警戒を怠らないようにと説明しており,これまで同様,以下の点に十分注意して生活していただくようお願いします。
(1)当地の報道等により最新の安全情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2)マーケット、レストラン及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。特に、現地一般人が多く出入りする市場(サンデーマーケットを含む)には極力近づかないようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(政府関係機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設(含む移動中の宗教関係車両等)、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)金曜礼拝などの宗教行事,集会やデモが行われている場所には決して近づかない。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○在カラチ日本国総領事館
http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2014年5月9日金曜日

大使館からのお知らせ(主要都市における抗議活動の発生に伴う注意喚起等について)

在留邦人の皆様へ

平成26年5月9日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(件名)
主要都市における抗議活動の発生に伴う注意喚起等について
(内容)
1.11日(日)午後5時頃から、イスラマバードのジンナー通り(ブルーエリア)において、PTI(野党・パキスタン正義運動)による抗議活動が計画されています。現在までのところ、同抗議活動の規模については不明ですが、警察の監視下で行われる見込です。しかしながら、状況によっては大規模な抗議活動に発展する場合も考えられ、騒擾事件等不測の事態が発生する可能性は排除できません。
  また、ラーワルピンディ及びラホールにおいても、同様の抗議活動が行われる予定です。
上記、抗議活動の実施場所については、別添地図を参照下さい。

2.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、同時刻前後は勿論のこと、抗議活動当日は、ブルーエリア周辺への接近は避けるようにお願いします。また、今回の抗議活動は、限定されたエリア内で行われるものと思われ、指定エリア以外へのデモ行進の許可は出されていないとのことですが、事態の発展状況いかんにより、他のエリアへのデモ行進が行われる可能性も考えられますので、抗議活動を見かけた場合は、速やかにその場から離れて頂くようお願いします。

3.また、この抗議活動を狙ったテロが発生したり、参加者が暴徒化したりする可能性も否定出来ないことから、同抗議活動に伴う騒乱やテロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき十分な注意を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動を心掛け、個々人における安全対策・危機回避を行うようお願いいたします。
(1)抗議活動場所や人が集まっている場所には、決して近づかない。
(2)抗議活動の対象となる場所(政府機関、軍・警察・裁判所等法執行機関及び治安施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設等)には極力近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)検問所付近等にて待機車両が渋滞となるケースが想定されるため、渋滞している検問所付近等への接近は避ける。
(4)当日午後からの外出は極力避けるようにし、やむを得ず外出する必要がある場合には、短時間で効率的に用務を済ませるようにし、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。
4.地域によりますが、場合によっては、今後、携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご留意願います。


○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500                                          
                                                                 以 上

2014年5月7日水曜日

大使館からのお知らせ(パキスタン等から国外へのポリオの拡大・輸出に関するWHOの勧告)

在留邦人の皆様へ
平成26年5月7日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(パキスタン等から国外へのポリオの拡大・輸出に関するWHOの勧告)

1.5日、世界保健機関(WHO)はポリオウィルスの輸出・拡大を防止する勧告を発表しました(勧告の内容は以下のリンクより確認いただけます)。

2.同発表では10カ国がポリオを輸出するリスクのある国とされており、そのうち、パキスタン、シリア、カメルーンの3カ国については、当該国の居住者と当該国に長期滞在する者(例:4週間以上)が国外に渡航する場合、渡航前12ヶ月から4週間までの期間にポリオワクチンの接種を受けることを確実にするべきあると勧告しています。また、パキスタンを含む当該国政府は、国外渡航前の指定期間にワクチンを接種していない者が、急に国外に渡航する場合に備え、出国時にワクチン接種が出来ることを確保すべきである、としています。

3.今回のWHOの勧告を受け、パキスタン政府でも国外渡航者への今後の対応について検討がなされています。具体的な対応が決定され次第当館からも関連情報について改めてお知らせいたしますが、在留邦人の皆様におかれましても、パキスタン政府の発表や各種報道等により最新情報を入手するよう心がけていただくとともに、「パキスタンにはポリオウィルスが存在する」ということを認識していただき、日頃の健康管理を行うようお願いいたします。

○ WHO声明URL
http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2014/polio-20140505/en/#
○ 厚生労働省検疫所URL
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05071601.html
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2014/05071419.html
○ 参考情報
・本年1月1日以降、パキスタン国内において、59人の乳幼児にポリオ(小児麻痺)発症が確認されています(5月1日現在、WHO発表。)。
・地域別の発症人数内訳は次のとおりです。
 連邦直轄部族地域(注) 46人(このうち40人が北ワジリスタン管区での発症)
 ハイバル・パフトゥンハー(KP)州 9人(バンヌー郡5人,ペシャワール郡4人)
 シンド州 4人(すべてカラチ市)
(注:アフガニスタンと国境を接するパキスタン北西部のFederally Administered Tribal Areas (FATA)を指す。)