2010年6月28日月曜日

第22回参議院議員通常選挙について

本24日、第22回参議院議員通常選挙が公示されました。

当館は、現下の治安情勢等に鑑み、在外公館投票は実施いたしませんので、改めてお知らせいたします。

従いまして、当地での投票方法は、下記2.にあります「郵便等投票」となりますので、よろしくお願いいたします。

また、在外選挙についてご質問やご不明の点等があれば、当館領事警備班までお問い合わせいただくか、下記2.のホームページをご覧ください。

1.選挙日程

● 第22回参議院議員通常選挙は、次のとおり実施されます。

○ 公   示   日 :平成22年6月24日(木)

○ 在外選挙の開始日 :平成22年6月25日(金)

○ 日本国内の投票日 :平成22年7月11日(日)

2.投票方法

● 在外選挙人名簿に登録され、在外選挙人証をお持ちの方は、「① 在外公館投票」、「② 郵便等投票」、「③日本国内における投票」のうち、いずれかの方法により投票することができます。(別添資料「在外選挙のご案内」にも詳述しております。)

● 今回実施されます参議院議員通常選挙では、比例代表選出議員選挙に加えて選挙区選出議員選挙にも投票することができます。

● 詳細は最寄りの日本大使館・総領事館及び出張駐在官事務所にお問い合わせいただくか、次のホームページをご覧ください。

 ・外務省ホームページ・アドレス http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html

 ・総務省ホームページ・アドレス http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/senkyo/index.html

① 在外公館投票

 在外公館投票を実施する日本大使館・総領事館及び出張駐在官事務所(以下「在外公館」という。)であれば、どこの在外公館でも投票できます。

 なお、在外公館投票をすることができる在外公館につきましては、最寄りの在外公館にお問い合わせいただくか、外務省のホームページでご確認ください。

【持参書類】

「在外選挙人証」及び「旅券等の身分証明書(注)」

(注)旅券が提示できない場合は、日本国又は居住国の政府や地方公共団体が交付 した顔写真付き身分証明書(例:運転免許書、外国人登録証等)でも差し支えありません。

② 郵便等投票

 登録先の市区町村選挙管理委員会宛に、投票用紙等の交付請求を国際郵便で直接行い、入手後に同用紙等に記入の上、再び登録先の市区町村選挙管理委員会へ直接郵送する方法です。

【投票用紙等の請求】

 あらかじめ登録先の市区町村の選挙管理委員会に「在外選挙人証」と「投票用紙等請求書」(在外選挙人証が交付される際に添付されている「在外投票の手引き」の中にある書式(別添資料コピー使用可、総務省ホームページ等からも入手できます。))を郵送して、投票用紙等を直接請求してください。

 投票用紙等請求書への記入に当たっては、投票を希望される選挙の種類を○印で囲み、「署名」欄には在外選挙人名簿登録申請の際に記入した署名と同様の署名を必ず本人が自署してください。

※ 投票用紙等の請求は、日本国内の投票日の4日前までは、いつでも請求することが出来ますので、郵送日数を考慮して早めに請求してください。

※ 在外公館では、郵便等投票用の投票用紙等の請求は受け付けておりませんので、ご注意ください。

【投票用紙等の交付】

 投票用紙等の請求を受けた登録先の市区町村選挙管理委員会は、投票用紙等を請求者に対し直接郵送して交付します。(在外選挙人証も一緒に返送されます。)

【投票用紙等の送付】

 投票用紙等の交付を受けた後、選挙の公示日の翌日(6月25日)以降、同用紙等に記入の上、日本国内の投票日(7月11日)の午後8時までに投票所に到達するよう、登録先の市区町村選挙管理委員会宛に郵送してください。

● 投票用紙の記入と送付の手順

(1) 登録先の市区町村選挙管理委員会から投票用紙等が届きましたら(在外選挙人証も一緒に返送されます。)、選挙の公示日の翌日以降に、選挙区選出議員選挙についてはクリーム色の投票用紙に候補者氏名を一つ記入し、比例代表選出議員選挙については白色の投票用紙に候補者の氏名又は政党等の名称(略称)を一つ記入します。

(2) 記載済みの投票用紙をそれぞれ同じ色の内封筒に封入します。

(3) 外封筒に、投票記入年月日、投票記載場所(国名)、投票者の氏名、署名、在外選挙人証の交付番号を記入します。署名は必ず本人が行い、在外選挙人名簿登録申請書に記入したものと同様の署名をしてください。

(4) 内封筒を外封筒に封入し、更に送付用封筒に入れて封をして登録先の市区町村選挙管理委員会宛に郵送してください。

① 日本国内における投票
 選挙の時に一時帰国した場合や帰国後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3ヶ月間)は、在外選挙人証を提示して国内の投票方法(次の(1)から(3)までの何れか)を利用して投票することができます。日本国内における投票の詳細については、登録先の市区町村の選挙管理委員会にお問い合わせください。

【公示の日の翌日から国内投票日の前日までの間】

(1) 期日前投票

在外選挙人名簿登録地の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。

(2) 不在者投票

在外選挙人名簿登録地以外の市区町村における投票。事前に在外選挙人名簿登録地の選挙管理委員会に対し投票用紙等を請求し交付を受けておく必要があります。

【日本国内の投票日当日】

(3)投票所における投票

在外選挙人名簿登録地の市区町村の選挙管理委員会が指定した投票所における投票。                              以上

2010年6月17日木曜日

第22回参議院議員通常選挙の実施について

平成22年参議院議員通常選挙の実施につきまして、別添のとおりお知らせ

申し上げます。

なお、以前お知らせしましたとおり、当館は現下の治安情勢に鑑み、在外公館

投票は実施しない予定ですので、改めてお知らせ申し上げます。

在外選挙についてご不明の点等があれば、当館領事警備班までお問い合わせ

いただくか、次のホームページをご覧ください。

・外務省ホームページ http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html
・総務省ホームぺージ http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/senkyo/
                                以上

2010年6月10日木曜日

イスラマバード市郊外におけるNATO軍補給物資輸送車両に対する襲撃事件の発生に伴う注意喚起

1.6月8日深夜から9日未明にかけ、イスラマバード市郊外のGTロード沿いに位置するタルノル地区において、アフガニスタンに駐留する北大西洋条約機構(NATO)軍に補給する物資を運ぶ燃料輸送車両およびトレーラーの車列に対し、複数の過激派武装勢力が発砲した後、輸送車両数十台に放火する事件が発生しました。この襲撃により、少なくとも7人が死亡、11人が負傷した模様です。

2.アフガニスタンに駐留する米軍やNATO軍は、補給物資の多くをパキスタン経由で確保しており、物資を搬送する車列はこれまでも頻繁にタリバーンに狙われています。従来はペシャワル近郊を中心としたハイバル・パフトゥンハー州内での攻撃が一般的でしたが、今回の事件はパンジャブ州域でもそれが発生し得ることを示しています。

3.今次事件の犯行主体は、パンジャブ州を拠点とするパキスタン・タリバン運動(TTP)の傘下の組織が犯行声明を出した旨報道されており、こうした情勢を踏まえ、治安当局は厳戒態勢を敷いてセキュリティーチェックを実施していますが、引き続き過激派武装勢力による犯行の可能性は否定できません。

4.なお、報道によれば、部族地域から派遣された3人のテロリストがイスラマバード市内に所在する政府関連施設に対する自爆テロ攻撃を企図している旨の情報もあり、引き続き警戒が必要です。

ついては、在留邦人の皆様におかれては、テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき今一度十分な注意を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。

  また、「大使館からのお知らせ」にて注意喚起している内容も再度御確認ください(過去の「大使館からのお知らせ」バックナンバーは、当館HPwww.pk.emb-japan.go.jp)からも参照可能です)。

(1)テロの標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、宗教関連施設)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。

(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。

(4)検問所付近に待機車両が渋滞となるケースが散見されるが、極力渋滞の多い検問所付近の通行は避ける。

(5)日頃から、自宅、勤務先等の近辺に、テロ事件の標的となり得る可能性の高い場所乃至は施設があるか、詳細を承知しておくことも重要。

(6)最近のテロ事件の傾向として、午前中から日中にかけての時間帯に事件が発生していることも多く見られることから、買い物等、外出時の行動は極力短時間とする等、十分な安全対策を講ずる。

(7)GTロードなど幹線道路であっても夜間の長距離移動は極力避け、移動にあたってはできるだけ明るい時間帯を選ぶよう注意する。その際も、トラック、デポ(多数のトラックが駐車・待機している区画)付近への立ち寄りは避ける。
                                  以上

2010年6月3日木曜日

総領事館からのお知らせ(モンスーン時期に関する注意喚起)

1.パキスタンでは間もなくモンスーンの季節を迎えます。当地においては,年間降雨量は少ないものの、7~9月のモンスーン時期にまとまった降雨があります。

2.カラチ市ではこの時期に数回の大雨があり、排水路の未整備もあり、道路が冠水する事態となります。大雨による影響としては、家屋の浸水、携帯電話の使用不能、長時間の停電、交通渋滞が考えられますが、これらを起因として過去には暴動が発生しております。また、切れた電線などで、感電死事故が多発します。

3.今般、今週末にかけて大型の台風がカラチに到来するとの予報もあります。この台風が多量の降雨を伴うものかは現時点では不明ですが、モンスーン時期と併せてご注意下さい。参考と して、昨年7月の大雨時の状況を別添としました。大雨時は、外出を控えることはもちろんのこと、数日間分の備蓄品を用意するなどの手段を講じるようお願いします。
                                       以上