2011年3月30日水曜日

ワールドカップ・クリケット試合観戦に関する注意喚起

1.30日(水)午後1時半より同日夜にかけて、インドにおいてワールドカップ・クリケット「パキスタンVSインド」の試合が行われ、パキスタン国内各地で多くの人々が観戦可能な店舗前やモニター前に集まることが予想されます。警察当局によれば、イスラマバード市内においても、F-10地区ジンナーパークに観戦会場が設置されるため、同会場周辺等では多くの警察官が警備を行う予定となっているとのことです。
これまでにクリケット試合観戦時に暴動・テロなどは発生していませんが、最近のテロの傾向として、主に軍人や警察官が標的となっていることから、多くの警察官等が集まっている場所はテロの標的となる可能性も高く、不測の事態が生ずる可能性も否定できません。

2.ついては、在留邦人の皆様におかれましては、試合観戦が行われている場所には可能な限り近づかない等、自身の安全対策に十分ご留意下さい。

2011年3月25日金曜日

現地職員(事務職員)の募集について

在パキスタン日本大使館では、現地職員(事務職員)を以下の要領で募集します。

今回の募集は、原則として現在パキスタンに居住しており、且つ、パキスタン国内で就労が可能な方を対象と致します。また、当館所在地であるイスラマバード外にお住まいの方からの応募も歓迎しますが、採用となった場合にも渡航関連旅費及び滞在費などは支給できません。採用日は5月2日(月)を予定しています。

1.業務内容

一般行政事務の補助的業務(文書作成、データ入力、窓口・電話対応等幅広い業務)

2.応募資格
(1)母国語並みの日本語の能力及び英語の能力(文書作成、交渉、会話の充分な能力)があること。また、当国の国語であるウルドゥー語ができることがより望ましい。

(2)パソコンによる作業(ワード・エクセル等)が可能であること。

(3)パキスタン国内で就労が可能であること(当館では、パキスタン国内における就労資格取得のためのサポートはできません)

(4)明るく積極的に業務に取り組めること。

(5)40才以下が望ましい。

3.応募方法

平成23年4月10日(日)(必着)までに、顔写真を添付した履歴書に、氏名、生年月日、住所、電話番号、学歴、職歴、資格(語学に関する試験成績を有している方は、英語についてはTOEICの点数、日本語に関しては、日本語能力試験の級等を記載の上、証明書のコピーを同封願います)、志望動機を記載の上、下記宛先に郵送願います(封筒に「現地職員(事務職員)応募」と明記)。ご提供いただく個人情報については、採用選考の目的のみに使用し、応募の秘密は厳守致します。

(注)後日、書類選考を経て一次選考合格者には、直接、第二次選考(面接・筆記)の日程を連絡します。

郵送宛先:P.O BOX 1119、ISLAMABAD、PAKISTAN

2011年3月24日木曜日

出入国時の携行品に関する注意喚起について

 21日、ベナジール・ブット国際空港において、パキスタンを出国しようとしていた邦人男性が、機内預け荷物の中に弾丸型のキーホルダーを入れていたところ、空港警備員から航空機への搭乗を拒否される事案が発生しました。
 同男性は危険物と思われる所持品を所持していたとして、一旦、空港警備員により身柄を空港施設外へ移され、搭乗を予定していた航空機が出発した後、釈放されました。

 空港関係者によれば、本物の弾丸はもちろん、模造品の弾丸であっても、危険物として見なされ、所持していた者は航空機への搭乗は拒否するとしており、場合によっては、逮捕・拘留となるケースもあるとのことです。
 右状況から、一見して銃火器類として認識される可能性のある拳銃型、弾丸型の品物は、明らかに玩具として取り扱われる物(ライター、ボールペン、ライト、モデルガン等)であっても危険物として見なされる可能があります。また、今回のケースは機内持ち込みではなく、空港に入った直後の荷物検査にて事案が発生したところ、機内預け荷物にも十分ご注意願います。

 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、出入国時の携行品については、危険物と疑われる可能性のある物品の持ち込み及び持ち出しは避けるよう、くれぐれもご注意ください。
また、パキスタンにおける持ち込み、持ち出し禁止品目は、わいせつ物、麻薬、各種武器、アルコール飲料等となっており、特に骨董品(ガンダーラ仏教美術品等)は厳に禁じられており、禁固刑が科せられることもあります。なお、カーペットなどは土産品として持ち出すことはできますが、購入先からの所得税番号の記載された領収書が必要となります。

 なお、万一、空港等において身柄を拘束された場合には、速やかにご家族乃至は所属先の関係者等にご連絡いただくと共に、当館領事警備班までご一報いただけますようお願いいたします。

領事手数料の改定について

 本年4月1日から領事手数料が改定されますので、主なものについて以下のとおりお知らせいたします。
 なお、本年3月31日までに申請いただいたものにつきましては、現行(平成22年度)の手数料を交付時に頂戴いたします。

(例:3月31日旅券申請受付、4月3日交付の場合は、平成22年度の手数料額が適用されます。)

【単位はパキスタン・ルピー、カッコ内は平成22年度の手数料額】

1.IC旅券
(1)10年旅券     15,200 (14,000)
(2)5年旅券      10,500 ( 9,700)
(3)申請時12歳未満   5,700 ( 5,300)
(4)査証欄増補      2,400 ( 2,200)

2.証明
(1)在留証明       1,140 ( 1,050)
(2)出生・婚姻等の証明  1,140 ( 1,050)
(3)署名証明       4,290 ( 3,950)

 なお、領事手数料については邦貨額に変更はなく、毎年、財務省が行う邦貨とパキスタン通貨との換算レートの見直しに伴い、改訂を行っています。平成22年度は100パキスタン・ルピー当たり114円でしたが、今次改訂により、平成23年度は105円となっております。
 ご不明な点につきましては、当館領事警備班までお問い合わせください。

●在パキスタン日本国大使館
TEL:92-51-907-2500(代表)
FAX:92-51-907-2354(領事警備班)

2011年3月17日木曜日

反米集会等に関する注意喚起

1.報道によれば、16日、ラホール市内において強盗犯と思われるパキスタン人男性2人を殺害した罪で身柄を拘束されていた米国人が釈放されたことを受け、ラホールをはじめ、パキスタン国内各地で抗議行動が行われています。

2.本件については、逮捕後、国内各地で大規模な反米集会や抗議行動が発生しましており、本釈放を受け、さらにパキスタン国内で反米感情が高まることが懸念されます。今後、反米集会、デモやラリーの開催及びテロ事件の発生も否定できないことから、米国権益関連施設(米国系有名ホテル、ファースト・フード店を含む)、治安・警察機関および集会やデモが行われている場所には可能な限り近づかない等、自身の安全対策にご留意下さい。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれては、累次お知らせにてお伝えしておりますが、騒乱やテロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき今一度十分な注意を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。

(1)テロの標的や騒乱行為のきっかけとなりやすい場所(米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、軍・警察・裁判所等法執行機関及び治安施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、政府機関等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。買い物等、外出時の行動は極力短時間とする等、十分な安全対策を講ずる。
(4)検問所付近に待機車両が渋滞となるケースが散見されるが、極力渋滞の多い検問所付近の通行は避ける。
(5)日頃から、自宅、勤務先等の近辺に、テロ事件等の標的となり得る可能性の高い場所乃至は施設が
あるか、詳細を承知しておくことも重要。

2011年3月16日水曜日

東北地方太平洋沖地震犠牲者追悼のための記帳について

このたび、以下の日程にて、東北地方太平洋沖地震の犠牲者への弔問記帳を受け付けますので、お知らせいたします。
また、同じ期間、当館は半旗を掲げての弔意表明を行います。


日 時 :3月17日(木)、18日(金)および22日(火)の3日間
午後2時から午後4時まで
※21日(月)は休館日となります。

場 所 :大使館講堂内記帳所
※記帳を希望される方は、大使館正面ゲートからお入り頂き(入構の際は、旅券乃至はIDカード等氏名を確認できる物をご持参ください)、大使館建物の向かって左側にある講堂用玄関からお入りください。

その他 :外交団地区への入構証をお持ちでない方で、記帳を希望される方は、お早めに当館領事警備班までご連絡ください(当館代表:051-907-2500)。なお、右登録には、入構者氏名、旅券番号、車両番号、運転手氏名、運転手ID番号等の情報が必要になりますので、予めご確認ください。
以上

2011年3月15日火曜日

東北地方太平洋沖地震について

11日午後2時46分頃、東北地方三陸沖を震源とするマグニチュード9.0(暫定値)を観測する大地震が発生しました。

本地震による被害及び被災地周辺の状況については、報道等でご承知の通り、刻々と変化しております。ついては、公的な情報の取り纏め(数時間おきにアップデートされているもの)については、下記首相官邸ホームページから入手可能ですので、ご参照願います。

官邸 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震への対応
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html
 
 また、パキスタンを含む海外から日本の被災地に連絡を直接取ることは困難な状況が続いています。ついては、職場用メールへの送信、固定電話へのコンタクト、及び(日本国内の知人等を経由した)下記国内伝言ダイヤル等のご利用をお勧め致します。

NTT東日本・災害用伝言ダイヤル171
www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html

NTT西日本災害用伝言ダイヤル
www.ntt-west.co.jp/dengon/

GoogleのPerson Finder (消息情報):2011日本地震
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

http://goo.gl/saigai


日本滞在中の外国人の安否情報については、赤十字国際委員会(ICRC)が「ファミリーリンク・ウェブサイト(利用可能言語:日本語・英語・ポルトガル語・中国語・韓国語・スペイン語)を開設しました。
www.familylinks.icrc.org

また、在日パキスタン人情勢については、下記駐日パキスタン大使館にも照会可能です。
駐日パキスタン・イスラム共和国大使館
代表番号:03-5421-7741
     03-5421-7742(時間外)
FAX番号:03-5421-3610

2011年3月11日金曜日

三陸沖における大地震の発生について

 11日午後2時46分頃、宮城県北部を中心に震度7を観測する大地震が発生しました。地震による揺れは太平洋側の広範囲に亘り確認されており、三陸沖では大規模な津波の発生が確認されています。

 現在、三陸沖を中心に大津波警報が発出されており、住人に対し安全な高台への避難が呼びかけられています。
 この地震により、東京においても火災などの被害が出ており、現在、山形県など一部地域では停電となっている模様です。また、電話回線が混み合っており、非常に電話が繋がりにくい状態となっています。

 地震に関する情報は、気象庁ホームページ(http://www.jma.go.jp/jma.index.html)にて確認できますので、お知らせいたします。

2011年3月4日金曜日

感染症広域情報の発出(動物検疫に係る水際対策強化について)

 今般、外務省は「感染症広域情報の発出(動物検疫に係る水際対策強化について)
を発出しましたので、ご参考までにお知らせ致します。

《以下、広域情報》
 仕事や旅行などで海外へ渡航されることがあると思いますが、海外では、多くの国で家畜の悪性伝染病である口蹄疫や鳥インフルエンザが発生・流行している場合があります。特に、口蹄疫については、現在、韓国、中国、東南アジアなどの国々で発生しており、注意が必要です。これらの病原体を日本国内へ持ち込まないよう、注意すべき対策について、以下のとおりお知らせします。

1.病原体を日本へ持ち込まないために、海外では、家畜を飼養している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。やむを得ず海外で農場などへ立ち寄ったり、家畜に接触した方や、ゴルフシューズなど土等の付着した物をお持ちの方は、病原体が身体や持ち物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。

2.帰国時には、空海港において、すべての方を対象に靴底の消毒を実施していますので、消毒マットの上を歩いていただくようご協力をお願いします。

3.また、海外から肉、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉製品を日本へ持ち込むことはできませんのであらかじめご留意ください。

 ○参考情報:
  動物検疫所: http://www.maff.go.jp/aqs/index.html
  「海外へ旅行される方へのお願い」:
       http://www.maff.go.jp/aqs/topix/mizugiwa.html
  「畜産物の輸出入」:
       http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/index.html

(問い合わせ先)
 ○外務省領事局政策課(医療情報)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
 ○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)