2014年6月30日月曜日

大使館からのお知らせ(ラマダン期間中の大使館領事窓口業務について)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月27日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
ラマダン期間中の大使館領事窓口業務について

当国は,30日(月)から約1か月間(終了日未確定)ラマダン(断食月)となります。当国政府機関の勤務時間及び当地慣習を考慮して,6月30日(月)からの当館の領事窓口の受付時間についても以下の通り変更いたしますので,お知らせいたします。

ラマダン期間中の当館領事窓口の受付時間
午前: 9:00~11:00
午後:13:30~14:30

2014年6月26日木曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ市内大型ショッピングモールにおける脅威情報について)

平成26年6月25日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ

総領事館からのお知らせ(カラチ市内大型ショッピングモールにおける脅威情報について)

1.25日、パキスタン政府当局から当館に対し、当分の間、カラチ市内の大型ショッピングモールへの不必要な訪問は避けるよう注意喚起がありました。

2.つきましては、在留邦人の皆様におかれては、カラチ市内の大型ショッピングモールへの不必要な訪問は、当分の間、差し控えて頂きますようお願いいたします。
  また、累次お知らせしておりますとおり、以下の諸点に十分ご留意頂き、自らの安全確保と危険回避に努めてください。
(1)各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)レストラン、マーケットなど人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(3)空港を利用する場合の注意点は以下の通り。
 (ア)空港利用者以外の空港への接近については、必要最小限にする。
 (イ)空港を利用する場合には、日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
 (ウ)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから、入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し、不審な状況を察知した場合には、その場から直ちに離れるようにする。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、在外公館、宗教関連施設、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(5)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(6)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

2014年6月24日火曜日

大使館からのお知らせ(ラマダン期間中の注意事項等について)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月24日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
ラマダン期間中の注意事項等について
                   
1.テロに対する注意
本年は、6月29日頃よりラマダンとなる見込みです。過去には、その前後を含め、ラマダン期間中にテロ事件が発生しています。また、6月15日に開始された北ワジリスタン地域におけるパキスタン軍によるテロ組織掃討作戦の継続に伴い、今後、テロ組織からの報復攻撃が行われる可能性があることから、以下の4.の内容を考慮した慎重な行動をお願いいたします。

2.運転の際の注意
ラマダン期間中、イスラム教徒は一部の人々(妊婦、疾病者、子供等)を除いて、日の出から日没までの間、一切の飲食を絶ちます。ラマダン期間中の夕方頃はイフタール(日没後にとる食事)のため、家路を急ぐあまり車のスピードの出し過ぎ、注意力の散漫等が相まって、交通事故が多発する傾向にあります。更に、交通事故が発生した場合、双方の運転手はもとより、野次馬までもが異常な興奮状態に陥り、過去には集団で暴行を加えて死傷事件に発展したケースもありました。
ついては、自動車を運転する際は、車間距離を十分にとり、細心の注意を払い運転することはもちろん、他車の動きにも気を配ることが大切です。また、運転手を雇用している方は、運転手の精神状態、仕草、様子をよく観察し、興奮している場合には諫める必要があります。

3.一般犯罪に対する注意
ラマダン期間中は、一般犯罪が増加する傾向にあります。車両盗難、車上荒らし、押込強盗、路上強盗、窃盗等一般犯罪の増加が予測されることから、普段よりも防犯対策に意識を向け、一般犯罪被害に遭わないようご注意ください。
マーケットなどに車両を駐車する場合は、窓を閉めた上、必ず施錠するよう注意してください。運転手を雇用している方は、運転手に車両を監視するよう指導することをお勧めします。近年、市内においても、車両盗難や車上荒らしが発生していますので、車両を離れる際は貴重品を車内に置かず、施錠を徹底するよう心掛けてください。
また、旅行等で長期不在となる場合、現金や貴重品の管理には十分に注意し、玄関、窓ガラス、各部屋の施錠を確実に行うよう留意してください。使用人を雇用している方は、いかなる理由があっても、第三者を勝手に住居内に立ち入らせないよう指導することをお勧めします。

4.当地での滞在中のその他注意事項
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)空港利用を利用する場合の注意点は以下の通り。
 (ア)空港利用者以外の空港への接近については、必要最小限にする。
 (イ)空港を利用する場合には、日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
 (ウ)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから、入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し、不審な状況を察知した場合には、その場から直ちに離れるようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、宗教関連施設、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(5)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(6)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

大使館からのお知らせ(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その4)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月24日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その4

1.当地から国外への出国時のポリオワクチン接種証明の確認等の措置につきまして、現在、イスラマバード国際空港で行われております、緊急出国者に対する経口ポリオワクチン(OPV)接種については、6月30日で終了となる旨空港保健当局より発表がなされました(空港保健当局からの発表文書添付)。一方、当館より確認した情報によれば、ラホール国際空港におけるワクチン接種については7月1日以降も継続されるとのことですが、今後、イスラマバード空港と同様にワクチン接種が突然終了する可能性も否定できません。

2.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、これまでのお知らせを参考にして頂き、急な用件等を含めた当地からの国外出国に備え、1年に1度、当地医療機関もしくは一時帰国等の国外出国の際に日本国内等でポリオワクチンの接種をして頂き、ワクチン接種証明書を常に保管して頂くことをお勧めいたします。

3.これまでもお知らせしておりますが、以下の公立医療機関においては、経口ポリオワクチン(OPV)の接種と当地保健当局より送付があったポリオワクチン予防接種証明用紙を使用した、接種証明の発行が行われております。在留邦人の皆様につきましても、これら医療機関にパスポートを持参して受診する事で、無料でワクチン接種が受けられます。

(イスラマバード)
Pakistan Institute of Medical Science(PIMS):051-9260500
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-14:00
金曜日:8:00-12:00
Federal Government Services Hospital:051-9214965
月曜日~木曜日、土曜日:8:30-13:00
金曜日:8:30-12:00
(ラホール)
Services Hospital:042-99203406
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-12:00
金曜日:8:00-11:00
MEO Hospital:042-99211106
月曜日~土曜日:9:00-11:00
Jinnah Hospital:042-99231400
月曜日~木曜日、土曜日:9:00-13:00
金曜日:9:00-12:00
General Hospital:042-99264092
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-14:00
金曜日:8:00-12:00

2014年6月23日月曜日

大使館からのお知らせ(主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起(その4:6月23日午後6時30分現在))

在留邦人の皆様へ
平成26年6月23日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起(その4:6月23日午後6時30分現在))

1.PAT代表のパキスタン到着後の追加状況について、当地警察当局より確認した情報を以下の通りお知らせします。
(1)PAT代表はラホール市内に引き続き滞在しています。また、同代表のラホール到着及び滞在に伴い、これまでのところ大規模なデモや集会等の発生については特に確認されておりません。また、ラホール空港については、引き続き通常運用となっています
(2)イスラマバード空港周辺の状況については、空港へのルートで通行止めとなっていた道路が開通し、イスラマバードから空港へのアクセスについては、通常通り通行できるようになりました。また、ラワルピンディーからイスラマバードへの入域規制についても解除され、通常の状態に戻りつつあります。

2.上記状況から、イスラマバード及びラホールの状況については今後改善の方向に向かうと思われますが、一方で、状況の突然の変化により、デモ等の発生の可能性は否定出来ないことから、邦人の皆様におかれては、累次の「お知らせ」でお伝えしている内容を参考にしつつ、随時最新の情報を確認いただき、不測の事態に巻き込まれることのないよう、十分注意した行動を心掛けるようお願いします。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header
○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500

大使館からのお知らせ(主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起(その3:6月23日午後3時30分現在))

在留邦人の皆様へ
平成26年6月23日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起
(その3:6月23日午後3時30分現在))

1.これまでのお知らせでもお伝えしているとおり、PAT代表のパキスタン到着に伴う状況について、当地警察当局より追加確認した情報を以下の通りお知らせします。
(1)PAT代表が搭乗した航空機はラホールに到着し、同代表はラホール市内に現在滞在しています。同代表のラホール到着に伴い、複数のPAT支持者がラホール空港周辺に集まっていましたが、現在までのところ空港は通常通り運用されています。また、ラホール市内についても、特に大きなデモや集会等は確認されていないとのことです。
(2)イスラマバード空港周辺の状況については、PAT支持者が同空港周辺に引き続き集まっており、現在も空港へアクセスする一部の道路(イスラマバード・エクスプレス・ウェイ(Islamabad Express Way)方面からのアクセス)が閉鎖されております。また、ラワルピンディーからイスラマバードへの入域についても、引き続き制限された状態が継続しています。

2.つきましては、今後の状況によっては、大規模なデモや集会の発生、同デモ等を狙ったテロ攻撃等の可能性も否定出来ないことから、邦人の皆様におかれては、累次の「お知らせ」でお伝えしている内容を参考にしつつ、随時最新の情報を確認いただき、不測の事態に巻き込まれることのないよう、十分注意した行動を心掛けるようお願いします。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header
○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500

大使館からのお知らせ(主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起(その2:6月23日午前9時30分現在))

在留邦人の皆様
平成26年6月23日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起(その2:6月23日午前9時30分現在))

1.6月20日付け「大使館からのお知らせ」で既にお伝えしております、パキスタン・大衆運動(PAT)代表のパキスタン来訪に伴い、現地警察当局より以下の内容を確認しましたので、お知らせいたします。
(1)PAT代表は当初イスラマバード空港に到着の予定であったが、当局からの着陸許可がおりず、ラホール空港へ目的地を変更しました。また、イスラマバード空港が所在するラワルピンディーでは、空港周辺を中心にPAT支持者によるデモ・集会が行われております。また、イスラマバード空港への立ち入り及びラワルピンディーからイスラマバードへの入域については、大幅な立ち入り制限が実施されています。
(2)ラホール空港及び市内の状況については、現状では特に大きな規制等は実施されておらず、デモ・集会の発生も特に確認されておりません。ただし、PAT代表のラホール空港到着に伴い、今後イスラマバード空港と同様にPAT関係者によるデモや集会が発生することが予想され、状況によっては空港施設やラホール市内においても立ち入り制限が行われる可能性があります。

2.つきましては、邦人の皆様におかれては、累次の「お知らせ」にてお伝えしているとおり、不測の事態に巻き込まれることのないよう以下諸点を参考に、十分注意した行動を心掛けるようお願いします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも同種の場所を避けるように心掛ける。
(5)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には速やかにその場から離れる。
(6)空港利用を利用する場合の注意点は次の通りです。
 (ア)空港利用者以外の空港への接近については、必要最小限にする。
 (イ)自宅や会社等から空港へ出発する前に、空港等の最新の状況を確認するように心掛ける。
 (ウ)空港を利用する場合には、日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
 (エ)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから、入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し、不審な状況を察知した場合には、その場から直ちに離れるようにする。

3.地域によりますが、場合によっては携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご留意願います。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header
○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500

2014年6月21日土曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード市郊外で発生した爆発事件に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月21日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(イスラマバード市郊外で発生した爆発事件に関する注意喚起)

1.6月20日深夜、イスラマバード郊外(市内より東に約2km)、シャーザッドタウン(Shahzad Town)近くのピンドリアン(Pindorian)地区にある聖者廟(Banga Sarkar shrine)において、爆発事件が発生しました。 当地警察からの情報によりますと、今回の爆発による被害につきましては、死亡者1名、負傷者46名とのことですが、外国人の被害につきましては特に確認されておりません。

2.これまで(21日午前11時現在)のところ、今回の爆発事件に関する犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局は、現在も爆発事件の捜査を行っております。

3.最近の各主要都市を含むパキスタン全土における不安定な治安情勢下、邦人の皆様におかれましては、今回の事件が発生したイスラマバードだけではなく他の地域においても、更なる爆発事件の発生の可能性も排除できないことから、以下の注意事項を参考にしていただくとともに、ご自身及びご家族の安全に関しまして、引き続き十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)不特定多数の人が集まるようなマーケット、レストランでの用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。特に、現地一般人が多く出入りする市場(サンデーマーケットを含む)には極力近づかないようにする。

(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。

(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011
○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500

2014年6月20日金曜日

大使館からのお知らせ(主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起)

在留邦人の皆様へ

平成26年6月20日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
主要都市における集会又は抗議デモ発生の可能性についての注意喚起

1.パキスタン国内における現下の不安定な治安情勢下、18日(水)発生したラホールでの警察とパキスタン・大衆運動(PAT)支持者間との衝突に対する抗議活動が、今後各主要都市で行われる可能性があります。また、今週末頃には同PAT指導者がパキスタンに帰国するとの報道等から、今週末にかけて(状況によっては週明けにずれ込む可能性があります)、支持者による集会やデモの可能性も予想されます。現在(20日午後4時現在)までのところ、同集会やデモに関する具体的な情報はありませんが、状況によっては突発的に大規模集会又はデモに発展したり、それら集会又はデモを狙ったテロ攻撃等不測の事態が発生する可能性も排除できません。

2.つきましては、邦人の皆様におかれては、累次の「お知らせ」にてお伝えしているとおり、不測の事態に巻き込まれることのないよう以下諸点を参考に、十分注意した行動を心掛けるようお願いします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも同種の場所を避けるように心掛ける。
(5)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には速やかにその場から離れる。

3.地域によりますが、場合によっては携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご留意願います。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011
○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500        

2014年6月16日月曜日

大使館からのお知らせ(パキスタン軍による北ワジリスタン地域への攻撃開始に伴う今後の治安情勢に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月16日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(パキスタン軍による北ワジリスタン地域への攻撃開始に伴う今後の治安情勢に関する注意喚起)

1.6月15日、パキスタン軍は北ワジリスタン地域に所在すると思われるテロ組織に対し攻撃を開始しました。今回の攻撃開始により、今後パキスタン国内の各地においてテロ組織による報復攻撃の可能性も考えられます。

2.また、今回の攻撃開始及び6月8日深夜に発生したカラチ空港における襲撃・爆破事件等の影響から、パキスタン国内の空港等の主要施設においては、警戒警備が既に最高レベルになっており、関連施設周辺では厳重な警備措置がとられています。

3.つきましては、最近の「大使館からのお知らせ」にて累次にわたり注意喚起を発出しておりますが、邦人の皆様におかれましては、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分な注意を払い、以下の注意事項を参考にして、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。

(1) 当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)空港利用を利用する場合の注意点。
 (ア)空港利用者以外の空港への接近については、必要最小限にする。
 (イ)空港を利用する場合には、日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
 (ウ)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから、入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し、不審な状況を察知した場合には、その場から直ちに離れるようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、宗教関連施設、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(5)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(6)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2014年6月13日金曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード等におけるテロ脅威情報に対する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月13日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(イスラマバード等におけるテロ脅威情報に対する注意喚起)

1.当館では、今週末にかけてイスラマバード及ラホールにおける、空港、宗教施設並びにホテル・商業施設等の大勢の人が集まる場所に対し、テロ攻撃の可能性があるとの情報に接しました。

2.また、6月8日深夜に発生したカラチ空港における襲撃・爆破事件等の影響から、パキスタン国内の主要空港等の警戒警備が最高レベルになっており、関連施設周辺では厳重な警備措置がとられています。

3.つきましては、邦人の皆様におかれては、今回の脅威情報及びこれまでの爆発事件等を踏まえ、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分な注意を払い、以下の注意事項を参考にして、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、イスラマバード及びラホール以外の地域についても、最近の治安情勢を考慮し、同様の行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。

(1) 当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)空港利用を利用する場合の注意点。
 (ア)空港利用者以外の空港への接近については、必要最小限にする。
 (イ)空港を利用する場合には、日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
 (ウ)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから、入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し、不審な状況を察知した場合には、その場から直ちに離れるようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(5)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(6)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2014年6月11日水曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ市等におけるテロの脅威に関する注意喚起)

2014年6月11日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆さまへ

総領事館からのお知らせ(カラチ市等におけるテロの脅威に関する注意喚起)

1 6月8日(日)深夜から9日(月)にかけ,TTP(パキスタン・タリバン運動)がカラチ国際空港を襲撃し,空港警備隊員や空港職員などに多数の死傷者が出ました。襲撃したテロリストは治安部隊に鎮圧されましたが,一部報道では,テロリストは航空機のハイジャック,あるいは人質立てこもりを企てていたとも報じられています。

2 さらにTTPは翌10日(火)昼にも空港直近の空港警備隊の施設を襲撃し治安部隊と銃撃戦を引き起こしました。

3 これらTTPによる襲撃事件のため,空港が封鎖されてフライトが延期になるなどし,旅行者などの空港利用者に大きな悪影響を及ぼしました。また,事件を受けて現在空港施設は警備体制を強化しています。

4 TTPは,パキスタン政府が行ってきた和平交渉を『戦争のための時間かせぎ』と批判し,軍に殺害された仲間の報復として今後もテロ攻撃を継続する旨の犯行声明を出しており,カラチ市等において,さらなるテロ攻撃の可能性が非常に高まっています。

5 つきましては,テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう,以下の点に留意して十分な警備対策をしていただきますようお願いします。
(1)常に報道等により治安情勢を冷静に見極め,慎重な行動に努める。
(2)空港利用時は,最新の安全情報を入手して安全な行動を心掛ける。
(3)攻撃の標的となりやすいと言われている以下の場所等には極力近づかない。
・軍関係施設・警察等治安当局施設(含む車両,検問所等)
・政府関係施設,国連関係機関
・宗教関連施設
・欧米系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設
・欧米系の外国人が多数の出入りする店舗
また,車両等で移動する際にも,同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)多数の人が集まる商業施設,マーケット,レストランでの用事は,混雑している時間を避け,短時間で効率的に行なうとともに,常に周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した場合には,速やかにその場から離れる。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合,又は不審な状況を察知した場合には,速やかにその場から離れる。
 なお,空港等において不測の事態に遭遇した場合は,すみやかに当館に電話(代表番号:021-3522-0800)等でご連絡いただきますようお願いいたします。
以 上

2014年6月10日火曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ国際空港の再開について(10日午後2時30分現在))

2014年6月10日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆さまへ
総領事館からのお知らせ(カラチ国際空港の再開について(10日午後2時30分現在))

1 カラチ国際空港付で発生した銃撃戦につき,治安機関が武装勢力を撃退したことから,空港の出入り制限が解除されました(午後1時50分)。当館から空港に確認したところ,フライトもやがて再開されるとのことです。

2 一方で,現在も治安部隊が空港付近の捜索を継続している状況ですので,空港を利用する方は引き続き,十分注意をしていただきますようお願いいたします。

(参考)フライト等に関するカラチ国際空港の問合わせ先
Karachi International Airport Inquiry
TEL:114 または021-9924-2100

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ国際空港付近で発生中の銃撃戦に伴う注意喚起(10日午後1時30分現在))

2014年6月10日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆さまへ

総領事館からのお知らせ
(カラチ国際空港付近で発生中の銃撃戦に伴う注意喚起(10日午後1時30分現在))

1 10日午後0時30分ころ,カラチ国際空港西方において,武装集団が空港警備隊に発砲し銃撃戦となりました。現在(当地時刻同日午後1時40分現在)も銃撃戦は続いており,空港警備隊のほか,警察やレンジャー部隊も出動して応戦しています。

2 この影響で本日のフライトはすべてキャンセルとなり,現時,カラチ国際空港の出入りが制限されています。

3 つきましては,空港利用に当たり最新の情報を入手していただき,不要の接近は避けるようにして安全確保に努めていただきますようお願いします。また,今後の当館からの情報にも留意願います。

(参考)空港関係問い合わせ先
Karachi International Airport Inquir  TEL:114 または021-9924-2100
以 上

2014年6月9日月曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ国際空港再開に関するお知らせ(9日午後2時現在))

平成26年6月9日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ(カラチ国際空港再開に関するお知らせ(9日午後2時現在))

1 9日午後2時,カラチ国際空港の出入り規制が解除されました。これに伴い,同空港航空管制局(CAA)は,「空港の安全が確保できたので,本日午後4時めどに航空機の離発着を再開する。」と発表しました。
2 現在,カラチ発着便のフライト時刻が大幅に変更になっていますので,航空機を利用される方にあっては,事前に各航空会社にフライト時刻の確認を行った上で旅行していただくことをお勧めします。
3 また今後,カラチ国際空港やパキスタン国内各空港の警戒警備体制が強化される見込みであり,空港への入場が日頃よりも時間を要することが考えられ,また,今後の状況によっては車両の入場制限等の措置がとられる可能性もありますので,空港を利用される場合には,以下の注意点を参考にしていただき,引き続き慎重な行動を心掛け下さい。
(1)空港利用者以外の空港への接近については,必要最小限にする。
(2)空港を利用する場合には,日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
(3)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから,入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し,不審な状況を察知した場合にはその場から直ちに離れるようにする。
(4)空港利用の場合には,職場や自宅を出発前に空港の警備状況や航空機の運行状況等の最新情報の入手に努める。
以 上

大使館からのお知らせ(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その3)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月9日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その3)

1.当地から国外への出国時のポリオワクチン接種証明の確認等の措置につきまして、6月4日に行われた、当地政府からの当地外交団代表への説明(当地外交団への連絡係となっている公館のみへの説明であり、日本大使館は参加できませんでした)の要点を出席公館関係者より報告をうけました。同報告及びこれまで当館が当地保健当局より確認した内容を以下の通りお知らせいたします。

(予防接種に伴う確認事項)
・外交団に関しても4週間以上当地に滞在している場合は、出国時ポリオワクチン接種記録の確認が行われる。一方、滞在期間4週間以内の短期渡航者については、接種証明は不要。
・ワクチンの接種記録は、接種後1年間有効である。
・外国人に関しては、国外で経口ポリオワクチン(OPV)もしくは不活化ポリオワクチン(IPV)の接種を行い、WHO様式のワクチン接種記録に記載してあれば、証明書として問題ない。
・ワクチン接種記録の確認は、パキスタンの国際空港、国際港など、全ての出国経路で実施される。

(パキスタン国内での予防接種)
・イスラマバードでは、Pakistan Institute of Medical Science(PIMS)もしくはFederal Government Services Hospital(POLYCLINIC HOSPITAL)でワクチン接種が可能であり、外交団に関しても、どちらかの医療機関でワクチン接種を受ける必要がある。
・パキスタン国内でのワクチン接種に関しては、接種記録を当地保健当局様式でのワクチン接種記録に記載してある必要がある。
・ワクチン接種は、出国の4週間前までに済ませる必要がある。

2.上記当地政府からの説明内容を考慮すると、在留邦人の皆様におかれましても、外交団と同様の措置がとられると考えられます。つきましては、急な用件等を含めた当地からの国外出国に備え1年に1度、当地医療機関もしくは一時帰国等の国外出国の際に日本国内等でポリオワクチンの接種をして頂き、接種証明書を常に保管しておいて頂く様、お勧めいたします。

3.以下の公立医療機関においては、経口ポリオワクチン(OPV)の接種と当地保健当局より送付があったポリオワクチン予防接種証明用紙を使用した、接種証明の発行が開始されております。在留邦人の皆様につきましても、パスポートを持参して受診する事で、無料でワクチン接種が受けられるとのことです。

(イスラマバード)
Pakistan Institute of Medical Science(PIMS):051-9260500
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-14:00
金曜日:8:00-12:00
Federal Government Services Hospital(POLYCLINIC HOSPITAL):051-9214965
月曜日~木曜日、土曜日:8:30-13:00
金曜日:8:30-12:00

(ラホール)
Services Hospital:042-99203406
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-12:00
金曜日:8:00-11:00
MEO Hospital:042-99211106
月曜日~土曜日:9:00-11:00
Jinnah Hospital:042-99231400
月曜日~木曜日、土曜日:9:00-13:00
金曜日:9:00-12:00
General Hospital:042-99264092
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-14:00
金曜日:8:00-12:00

大使館からのお知らせ(イスラマバード空港及びラホール空港の警戒警備体制の強化)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月9日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(イスラマバード空港及びラホール空港の警戒警備体制の強化)
(9日午前11時30分現在)

1.皆様既にご承知の通り、昨日(8日)深夜、カラチ国際空港にて、爆発・銃撃事件が発生し、本日(9日)朝かけてパキスタン治安当局による掃討作戦が実施されました。今回のカラチ空港での事件を受け、イスラマバード空港及びラホール空港の警戒警備体制については、最高レベル(レッドアラート)に引き上げられております。

2.イスラマバード空港の警戒警備状況については、当館館員を9日午前に空港に派遣し状況確認を行いましたところ、警備強化は実施されているものの、現段階では空港への入場等において特別混雑した状況ではありませんでした。また、ラホール空港においてもイスラマバード空港と同様の措置が執られているとのことです。

3.両空港の航空機発着状況については、一部の国内線(カラチ発着便等)に運休が発生しているものの、国際線を含めた多くの航空便については、9日朝の現時点では通常運行されています。

○イスラマバード空港発着案内
http://www.islamabadairport.com.pk/searchhome.asp
○ラホール空港発着案内
http://www.lahoreairport.com.pk/SearchHome.asp

4.両空港の警戒警備体制の強化により、空港への入場が日頃よりも時間を要することが考えられ、また、今後の状況によっては車両の入場制限等の措置がとられる可能性もありますので、両空港を利用される場合には、以下の注意点を参考にしていただき、慎重な行動を心掛け下さい。

(1)空港利用者以外の空港への接近については、必要最小限にする。
(2)空港を利用する場合には、日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
(3)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから、入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し、不審な状況を察知した場合にはその場から直ちに離れるようにする。
(4)空港利用の場合には、職場や自宅を出発前に空港の警備状況や航空機の運行状況等の最新情報の入手に努める。

5.なお、上記注意点以外にも、当地での安全情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○当館ウェブサイト(大使館からのお知らせ):
http://pkembjapan.blogspot.com/
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ国際空港ハッジ・ターミナル襲撃事件に関する注意喚起:続報(9日午前9時30分現在))

平成26年6月9日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ

総領事館からのお知らせ
(カラチ国際空港ハッジ・ターミナル襲撃事件に関する注意喚起:続報(9日午前9時30分現在))

1 8日夜,カラチ国際空港ハッジターミナル付近で発生した武装勢力による襲撃事件は,治安部隊の掃討作戦により終結したかに見えたところ,本日(9日)午前8時30分ころ,捜索活動中の治安部隊と武装勢力の残党が再び銃撃戦となり死傷者が出ました。さらに同日午前9時30分ころ,武装勢力の構成員が自爆テロを敢行し,情勢が悪化しております。

2 このような状況ですので,在留邦人の皆様にあっては,情勢が安定するまでの間,空港に近づかないようにしていただきますようお願いいたします。

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ国際空港ハッジ・ターミナルにおける爆弾テロに伴う注意喚起)

平成26年6月9日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
(カラチ国際空港ハッジ・ターミナルにおける爆弾テロに伴う注意喚起)

1 8日午後11時30分ころ,カラチ国際空港ハッジターミナル付近(別添地図参照)において大きな爆発が起こり,その後,武装集団と空港警備隊が銃撃戦となりました。双方に死傷者が出る中,武装集団の数名が空港敷地内に侵入したとの情報もあり,現在,治安部隊が空港施設や滑走路を掃討中です。

2 空港滑走路付近で火災が発生するなどしているため,カラチ空港施設は現在封鎖されており人車の入出ができない状況ですが,報道によれば,軍統合広報局(ISPR)が空港内の旅行者の安全を確保していると報じてます。

3 在留邦人の皆様にあっては,以下の点に留意いただきますようお願いします。
(1)決して空港に近づかない。
(2)空港が閉鎖されている状況であり,カラチ国際空港を使用する予定がある人は最新情報の入手に努める。(現在,カラチ空港発着便は全てキャンセルとなっています。)
(3)当館からの情報にも留意していただき,安全確保に努めてください。

 なお現在,在留邦人の安否確認を行っています。空港で待機しているお知り合いの方がいれば,当館まで連絡いただいますよう併せてお願いいたします。

2014年6月8日日曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その4)

平成26年6月7日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ

総領事館からのお知らせ
(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その4)

1 本日(6/7)朝,アルタフ・フセインMQM党首が,保釈(release on bail)されたことにより,カラチ市内を始めシンド州各都市で行われていたMQM支持者等による座り込み抗議が終了しました。

2 現在のところ,カラチ市内では,治安に影響を及ぼすような大きな事案は発生していません。また,英総領事館前の道路は,コンテナは撤去されていませんが,通行はできるようになっております。

3 イギリスでは,現在も同党首が逮捕されたマネーロンダリング事件の捜査が行われていますので,今後,起訴などにより同党首の保釈が取り消される可能性も否定できません。その場合は再びカラチ市内での治安悪化が予想されますので,邦人の皆様にあっては引き続き,本件に関する最新の情報を入手のうえ,安全に行動していただきますようお願いします。当館からも随時情報発信いたします。


2014年6月5日木曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その3)

平成26年6月5日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その3)

1 昨夜(6/4),アルタフ・フセインMQM党首が,イギリスのMQMロンドン支部に電話連絡を取り,支持者に対して平和理に行動するよう指示しました。これにより,本日(6/5)午前0時過ぎ,MQMのカラチ調整委員会が「MQMの座り込み抗議は,カラチやシンド州各都市にて継続するが,商業関係者に対しては業務を開始するように要請する。」と発表しました。

2 その結果,本日朝から,カラチ市内のガソリンスタンド等の商店やバスやタクシーなどの公共交通機関は平常どおり営業している模様です。ただし,ドー・タルワール(ツーソードのある交差点)から英総領事館前の道路は,引き続き,閉鎖されており通行できなくなっていますのでご注意ください。

3 現在も,ジンナー廟周辺を中心にMQM支持者等による座り込み抗議が続いている状況ですので,邦人の皆様にあっては引き続き,最新の情報を入手のうえ,安全に行動していただきますようお願いします。
以上

2014年6月3日火曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その2)

平成26年6月3日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その2)

1 本日(3日)午後3時30分現在,アルタフ・フセインMQM党首の逮捕につき,同党ロンドン支部は「本人はロンドンの自宅にいる。」と発表しております。他方,イギリス警察は同人の逮捕を発表しており,情報は輻輳しております。

2 ニュース報道後,カラチ市内各所で威嚇銃撃,車両放火などが多発しており,クリフトン地区ボートベイスン周辺やサダル地区タリクロード周辺でも発砲事案が発生しています。また,ガソリンスタンドや他の商店,市場なども閉店して逮捕に対する抗議を行うなどしており,さらに抗議行動を予想した企業が早めに終業したため,市内主要道路で渋滞が発生するなど,市内はやや混乱した状態になっている模様です。

3 また,一部報道によれば,カラチ市所在の英国総領事館が一時閉鎖され,館員はすでに国外に退避しているとのことであり,また,警察は同総領事館の前での大規模な抗議行動に備え,コンテナで道路封鎖を行ったとのことです。

4 本日以降,英国総領事館の周辺をはじめ,カラチ市各所で大規模な抗議行動が行われることが予想されます。過去には同党の抗議行動が過激化しカラチ市内の治安が一気に悪化するなどしていますので,邦人の皆さまにあっては,不要不急の外出を控えていただくとともに,当地メディアやインターネットにより最新情報の入手に努めて安全に対処していただきますようお願い申し上げます。
特にデモなどの現場は群衆心理が働き,外国人ということだけで不測の事態に巻き込まれることもあり得ますので,通勤や移動中にデモや抗議現場等に遭遇した場合は,すみやかに離脱するようにしてください.

カラチ総領事館からのお知らせ(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その1)

平成26年6月3日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ

総領事館からのお知らせ(MQM党首の逮捕に伴う治安悪化に関する注意喚起:その1)

1 先ほど(3日午後1時40分ころ)当地報道は,「アルタフ・フセインMQM党首がロンドンにおいて,マネーロンダリングの罪で逮捕された。」旨報じました。

2 MQM本部から本件に関する発表はなされていないものの,現在カラチ市の一部の地域で商店や会社が閉業を始める,プレスクラブの前でタイヤを燃やして抗議を行うなどしており,今後,MQMによる抗議行動などが行われる可能性が高まっております。過去には大規模な抗議行動が暴徒化するなどしており,カラチ市内の治安が急激に悪化するおそれがあります。

3 よって,みなさまにあっては,当地メディア,インターネットニュースなどから最新情報の入手に努めていただき,安全な行動に努めていただきますようお願いします。また,新たな情報が入り次第,当館から情報提供いたします。

カラチ総領事館からのお知らせ(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その2)

平成26年6月2日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ

~総領事館からのお知らせ~(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その2)

1.出国時のポリオワクチン接種証明の確認等の措置については、パキスタン政府による具体的内容の発表は未だなされていない状況ですが、これまでの報道では6月1日(日)から本件措置が開始されると報じられていることもあり、当館よりカラチ空港の状況について確認しましたところ、本件措置の実施状況は以下のとおりです。
(カラチ空港)
出国の際、航空会社のチェックインカウンターにて政府指定様式のワクチン接種証明書の提示が求められています。また、ワクチン未接種及び接種証明書不所持の渡航者に対しては、空港においてワクチンの接種及び証明書の発行が実施されています。
※上記措置の開始に伴い、空港内での出国手続きに相当の混雑・混乱が生ずる可能性がありますので、当地出国の際には通常よりも時間に余裕をもった行動をお勧めします。
2.在パキスタン日本国大使館によると、パキスタン政府は、今後、渡航者へのポリオワクチン接種証明の確認等の対応について説明会を実施する予定とのことです。同説明会で発表される具体的対応内容等については、後日改めてお知らせいたします。
3.カラチの政府系各医療機関においては、政府指定様式のポリオワクチン(OPV)接種証明書が発行されています。
但し、カラチ市内の政府系医療施設(病院等)は、他の受診患者による混雑等の問題が予想されるため、以下の保健医療部局での接種もご検討ください。なお、保健医療部局で接種をする際には、事前に受付時間とワクチン(OPV)の在庫を確認されることをお勧めします。
(カラチ市内中心部 Pakistan Secretariat)
Central Health Establishment 電話 99209928
(注)午後から周辺地域が混雑することがあり、午前中に行かれることをお勧めします。
(カラチ空港付近、TCS の赤いタワー横) 
Airport Health Department 電話 34580696
4.当館としては引き続き関連情報の入手に努め、随時在留邦人の皆様へ関連情報を迅速にお伝えしていく所存ではありますが、在留邦人の皆様におかれましても、パキスタン政府の発表や各種報道等により最新情報を入手するよう心がけてください。

2014年6月1日日曜日

大使館からのお知らせ(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その2)

在留邦人の皆様へ
平成26年6月1日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その2)

1.当地から国外への出国時のポリオワクチン接種証明の確認等の措置につきましては、当地政府による具体的内容の発表は未だなされていない状況ですが、これまでの当地報道で6月1日(日)からの本件措置が開始されるとの内容が報じられていることもあり、当館によりイスラマバード及びラホール空港の状況につきまして確認を行いましたところ、両空港の本件措置の実施状況は以下の通りです。

(イスラマバード空港及びラホール空港)
 出国の際、航空会社のチェックイン時、及び出国審査時に保健当局様式のワクチン接種証明書の提示が求められております。また、ワクチン未接種及び接種証明不所持の渡航者に対しては、空港においてワクチン接種及び証明書の発行が実施されております。

※上記措置の開始に伴い、両空港ともに出国手続きに相当の混雑・混乱が生じておりますので、当地出国の際には通常よりも時間に余裕をもった行動をお勧めします。

2.当地政府からの情報によりますと、今後国外に出国する渡航者へのポリオワクチン接種証明の確認等の対応内容についての説明会を、近日中に実施するとのことです。同説明会で発表される具体的対応内容等、今後当地政府が発表する具体的措置につきましては、後日改めてお知らせさせていただきます。

3.以下の公立医療機関においては、当地保健当局より送付があったポリオワクチン予防接種証明用紙を使用した、ポリオワクチン(OPV)接種証明の発行が開始されております。

(イスラマバード)
Pakistan Institute of Medical Science(PIMS)

(ラホール)
Services Hospital
MEO Hospital
Jinnah Hospital
General Hospital