2016年10月28日金曜日

~大使館からのお知らせ~ (PTI等における大規模抗議集会に関する注意喚起その2)

平成28年10月28日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(PTI等における大規模抗議集会に関する注意喚起その2)

. 既にお知らせしております当地政治団体(PTI等)による大規模抗議集会に関し,現地警察当局より以下の内容を確認致しましたので,お知らせ致します。
(1)  10月28日現在,PTI等の支持者らは,本日金曜礼拝が終わった後,ラーワルピンディの集会場所(別添地図参照)からイスラマバードに向けて行進を行う見通しです。
(2)  同支持者らは,イムラン・カーンPTI党首の到着を待って同集会場所からエクスプレスハイウェイを通り,イスラマバードとラーワルピンディの境界に位置するファイザバードを経てイスラマバード 
   市内に入り,ゼロポイントにおいてステージを設営し演説を行う見通しです。
(3)  現在のところ,同党首の自宅(イスラマバード郊外)には多数の治安要員が配置され,同党首の移動を制止しているとのことです。同党首の動静が今後の抗議行進及び集会の実施に大きな影響を与える  
   ものと見られます。
(4)  治安当局は,集会場所周辺に多数の治安要員を配置し,周辺の道路を封鎖しています。
   また,これら活動が行われた場合に備え,イスラマバード市内に入る各道路及び官庁街エリア(レッドゾーン)への主要道路(別添地図参照)の封鎖を行う予定としております。さらに,治安当局は,同   
   支持者らが暴動に発展する可能性及び,これら活動の機会を捉えたテロ攻撃の対象となる可能性があるとして,イスラマバード及びラワルピンディーにおける警備を強化しています。

. つきましては,在留邦人の皆様におかれましては,本件行進及び集会の今後の動向や国内各地で発生しているテロ事案の状況にも注意を図り,以下の注意事項を参考に,ご自身及びご家族の安全に十分配  
  慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。
(1) 当地の各種報道等により最新の情報を入手し安全な行動を心掛ける。
(2) 情勢は,流動的であり上記1.の情勢も変わりうるところ,集会や抗議活動が行われている,又は行われることが予想される場所には決して近づかない。
(3)  移動途中等に集会や抗議活動を確認した場合は,速やかにその場から離れる。
(4)  本件抗議集会等を狙ったテロ攻撃の可能性も否定できないことから,攻撃の標的となりやすい場所(集会場所,政府機関,宗教関連施設,軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)には出来るだ
    け近づかないようにし,その他の場所(国連関係機関,米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設,レストランやマーケット等)での用事についても,短時間で効率的に行なうように心 
    掛け,常に周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した場合には,速やかにその場から離れるようにする。

3.今後の集会の動向や地域にもよりますが,携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので,他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご確認願います。

4.なお,上記注意点以外にも,当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので,そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
○緊急時の連絡先:
平日の日中    :051-907―2500

平日の夜間及び休日:021-3520-2899


2016年10月27日木曜日

PTI等における大規模抗議集会に関する注意喚起

平成28年10月27日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(PTI等における大規模抗議集会に関する注意喚起)

. 11月2日(水)、パキスタン正義党(PTI)はイスラマバードにおいて、現政権の汚職疑惑に関する大規模抗議集会を実施し、イスラマバードを封鎖する旨発表しています(別添「PTI側が予定して
  いるとされる抗議集会場所」ご参照)。また、10月28日(金)より、本集会の実施に先立ち、PTI党首やその他の団体による集会等がイスラマバード及びその周辺主要都市で開催されるとの情報もあ
  ります

2. 現地治安当局は、これら集会の実施を現段階で承認していませんが、本集会が、テロ攻撃の対象となる可能性があるとして、イスラマバード及びラワルピンディーにおける警備を強化しています。

3. 各種報道によりますと、11月2日の集会には他の政治団体等も加わる見込みであり、実際に集会が実施された場合には、数万人あるいはそれ以上の規模の参加者が予想され、交通が大混乱するものと見
  られています。また、主催者側は、今回の集会を平和的に行うとしていますが、2014年に同団体等がイスラマバードで行った抗議活動は、数か月間に及び実施され、この間、一部の参加者が暴徒化した 
  こともありますので、今回の集会においても2日以降も継続して実施される可能性を含め、十分に注意する必要があります。

. つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、本件集会の今後の動向や国内各地で発生しているテロ事案の状況にも注意を図り、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行
  動を心掛けていただけますようお願いいたします。
(1)  当地の各種報道等により最新の情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2)集会や抗議活動が行われている、又は行われることが予想される場所には決して近づかない。
(3)移動途中等に集会や抗議活動を確認した場合は、速やかにその場から離れる。
(4)本件抗議集会等を狙ったテロ攻撃の可能性も否定できないことから、攻撃の標的となりやすい場所(集会場所、政府機関、宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)には出来るだけ
  近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛
  け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

5. 今後の集会の動向や地域にもよりますが、携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご確認願います。

6. なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
○緊急時の連絡先:
平日の日中    :051-907―2500
平日の夜間及び休日:021-3520-2899




2016年10月7日金曜日

大使館からのお知らせ(ラホールにおける大気汚染に係る健康安全講話のご案内)

在留邦人の皆様へ
平成28年10月7日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
ラホールにおける大気汚染に係る健康安全講話のご案内

 この度当館では当地における邦人の皆様の日常の健康管理の一助として、兵庫医科大学公衆衛生学講座主任教授を講師としてお招きし、大気汚染に係る健康安全講話を下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。


1.開催日時:平成28年(2016年)11月6日(日)14時30分~

2.開催場所
会場:アバリホテル ラホール(Indus Hall, Avari Lahore
住所:87, The mall, Lahore, Pakistan

3.講師:島 正之(兵庫医科大学公衆衛生学講座 主任教授)

4.講話テーマ
PM2.5をはじめとする大気汚染の健康影響とその対策
 ・現在の大気汚染の特徴
 ・微小粒子状物質(PM2.5)の健康影響(海外及び日本における知見)
 ・PM2.5に係る環境基準
 ・アジアにおける大気汚染の現状と対策

5.その他
(1)誠に恐縮でありますが、会場準備等の都合上、本件講話へご出席される方の氏名を、平成28年10月28日(月)までに大使館領事警備班までお知らせ願います。
  ○ 連絡・照会先:領事警備班
電 話:051-9072500(内線228)
    FAX:051-9072354
    Eメール:ryoji@ib.mofa.go.jp
(2)当日のご来場の際は、必ず身分証明書をご持参ください。
(3)講話については、日本語で行います。
(4)在留邦人の皆様はご家族を含めて講話へご参加頂けますが、講話の内容及び他参加者への配慮として、未成年者の参加(同伴)についてはご遠慮願います。

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大使館からのお知らせ(イスラマバードにおける大気汚染に係る健康安全講話のご案内)

在留邦人の皆様へ
平成28年10月7日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
イスラマバードにおける大気汚染に係る健康安全講話のご案内

 この度当館では当地における邦人の皆様の日常の健康管理の一助として、兵庫医科大学公衆衛生学講座主任教授を講師としてお招きし、大気汚染に係る健康安全講話を下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。


1.開催日時:平成28年(2016年)11月4日(金)16時~

2.開催場所
在パキスタン日本国大使館 講堂

3.講師
島 正之(兵庫医科大学公衆衛生学講座 主任教授)

4.講話テーマ
PM2.5をはじめとする大気汚染の健康影響とその対策
 ・現在の大気汚染の特徴
 ・微小粒子状物質(PM2.5)の健康影響(海外及び日本における知見)
 ・PM2.5に係る環境基準
 ・アジアにおける大気汚染の現状と対策

5.その他
(1)誠に恐縮でありますが、会場準備等の都合上、本件講話へご出席の連絡は平成28年10月28日(月)までに大使館領事警備班までお知らせ願います。
(2)ご出席される方につきましては、外交団地区への入構登録のため、①氏名、②パスポート番号、③運転手氏名、④運転手のID番号、⑤車両番号、を併せお知らせください。
  ○ 連絡・照会先:領事警備班
電 話:051-9072500(内線228)
    FAX:051-9072354
    Eメール:ryoji@ib.mofa.go.jp
(3)当日のご来場の際は、必ず身分証明書をご持参ください。
(4)講話については、日本語で行います。
(5)在留邦人の皆様はご家族を含めて講話へご参加頂けますが、講話の内容及び他参加者への配慮として、未成年者の参加(同伴)についてはご遠慮願います。

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大使館からのお知らせ(「領事出張サービス」の開催について)

◎ 「領事出張サービス」開催のお知らせ

 在パキスタン日本大使館では、2016年11月にラホール市において「領事出張サービス」を実施いたします。在留邦人の皆様のご来場をお待ちしております。

【パンジャブ州ラホール市】
日時:11月6日(日) 午前9時00分 ~ 12時00分
場所:アバリホテル ラホール インダスホール(Indus Hall, Avari Lahore
所在地:87, The Mall, Lahore, Pakistan
当日の連絡先:0307-555-9779(11月6日のみ)

注:上記の日程は、諸般の事情により変更される場合がありますので、あらかじめご了承願います。

☆ 「領事出張サービス」でのサービス内容について
 当大使館では、在留邦人の皆様への領事サービス向上の一環として、「領事出張サービス」を実施いたします。具体的には、通常は大使館事務所の窓口でしか手続きのできない「日本国旅券の申請・受領」、「各種証明書の申請・受領」、「在外選挙人名簿登録申請」等の各種領事サービスについて、大使館職員が現地へ出張して申請受付や発行を行います。また、「領事出張サービス」の開催日は日曜日となっていますので、平日仕事を休まずに旅券の申請や在外選挙人登録申請等を済ませることができます。

《ご利用上のご注意》
会場使用の関係から、開催時間の延長はできませんので、ご来場の際には時間に余裕をもってお越しください。

☆ お申し込み方法
○ 日本国旅券の申請
今回の領事出張サービスにおいて、日本国旅券の申請をご希望される方は、事前に「一般旅券発給申請書」用紙をお取り寄せ頂くか,ウェブサイトからダウンロード(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html)して下さい。申請用紙を入手した後、開催日の1週間前までに大使館に到着するように以下の必要書類を郵送して下さい。新しい旅券は、開催日当日に交付します。なお、旅券の交付時には必ずご本人(乳幼児を含む)にお越しいただく必要がありますので、ご注意下さい。

1.郵送申請に関する注意点
(1)郵送による旅券申請では、関係書類が大使館に届いた段階で、仮に申請をお受けした状態となりますが、正式な申請の受理は「領事出張サービス」で実際に新旅券の交付を受ける日となります。
(2)交付希望日(「領事出張サービス」開催日)までに、現在お持ちの旅券の有効期限が切れてしまう、又は前回申請時と本籍が異なる場合には、戸籍謄本(又は抄本)の提出が必要となりますのでご注意下さい。
(3)郵送申請の場合、同意書の交付希望日等に所要事項をご記入の上、事前にご提出していただく必要があります。同意書はその他の関係書類と共にご郵送願います。
(4)同意書にご記入いただく交付希望日は、「領事出張サービス」開催日をご記入下さい。
(5)交付希望日に旅券の受取が出来なかった場合、正式な旅券申請の受理がされなかったことになりますので、仮に受理した旅券申請は自動的に取り下げとなり、改めて申請を行っていただく必要があります。
2.事前に郵送する書類
(1)一般旅券発給申請書  1
(2)写真(縦45mm×横35mm   1枚
(3)現在の日本国旅券のコピー(顔写真と個人情報が記載されている貢)1
(4)有効なパキスタンビザ又はパキスタンオリジンカードのコピー  1
(5)戸籍謄本又は抄本(発行後6ヶ月以内のもの)  1
※ 本籍地等の必要事項を記載した在留届を当館へ提出されている方は、戸籍謄本(又は抄本)の提出を免除することができます。ただし、「現在お持ちの旅券が失効している方」、「はじめて旅券を申請される方(新生児など)」、「婚姻等により本籍や氏名を変更している方」、「前回の旅券申請時と本籍地の記載が変更となっている方」は、在留届が提出されていても、必ず戸籍謄本(又は抄本)を日本からお取り寄せのうえご提出下さい。
(6)二重国籍や国際結婚等の理由により、旅券上に外国名の併記を希望される方は、別途、裏面の「旅券面の氏名表記」の記載が必要になりますので、ご注意下さい。
(7)同意書
3.当日ご持参頂くもの
(1)現在の日本国旅券の原本
(2)手数料   
10年有効の旅券                        13,330ルピー
5年有効の旅券(12歳以上)     9,170ルピー
5年有効の旅券(12歳未満)     5,000ルピー
※ 手数料は、旅券の交付時に現金で釣り銭の出ないようにお支払い願います。クレジットカード、デビットカード、パーソナルチェックでのお支払いはお受できませんので、ご注意下さい。

○ 各種証明書の申請
 また、上記方法により、申請に必要な情報を入手後、開催日の3日前までに大使館に到着するように必要書類を郵送、FAX又はE-mailして下さい。証明書は、原則として開催日当日に交付します。ただし、証明の内容や種類によっては、当日は申請の受付のみとさせて頂く場合、又は、証明書の交付が間に合わない場合がありますので、ご了承下さい(その場合は、後日証明書が出来上がり次第郵送させて頂きます。)
1.事前に郵送頂く書類・・・電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。
2.当日ご持参頂くもの・・・電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。
3.手数料
在留証明              1,000ルピー
 身分上の証明(婚姻、出生、離婚等) 1,000ルピー
 署名証明              1,420ルピー
※ 上記以外の証明書につきましては、事前に電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。
※ 手数料は、証明書の交付時に現金で釣り銭の出ないようにお支払い願います。クレジットカード、デビットカード、パーソナルチェックでのお支払いは受け付けできませんので、ご注意下さい。

○ 戸籍関係の届出
 出生届、婚姻届など戸籍に関する届出を受け付けます。届出に必要な書類等については、あらかじめ在パキスタン日本国大使館領事警備班へ電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。折り返し、届出用紙と必要書類等の案内を郵送させて頂きます。また、当日は出生や婚姻の届出以外にも、離婚や認知、国籍の選択などの各種届出手続きについてのご相談も受け付けます。

○ 在外選挙人名簿登録申請
 海外にお住まいの有権者の方々が一票を投じるためには、事前に在外選挙人登録申請を行い、「在外選挙人証」を入手する必要があります。「在外選挙人証」の受け取りには約2ヶ月程度かかりますので、皆様お誘い合わせのうえ、この機会に是非在外選挙人登録をお済ませ下さい。
1.登録の要件
(1)満18歳以上で日本国籍を保有している方。
(2)日本の最終住所地の市区町村役場に転出届を提出されている方(日本に住民票が残っている方は登録できません)
(3)当大使館管轄地域(シンド州、バロチスタン州以外の地域)に居住されている方。
2.当日必要な書類
(1)日本国旅券
(2)現在お住まいのご住所を確認できるもの。
(例:有効なパキスタン国運転免許証、公共料金の領収証、自宅の賃貸契約書等で居住期間と住所が確認できるもの。ただし、大使館への在留届を3ヶ月以上前に提出済みの方は省略できます。)
3.その他
 在外選挙人登録の際には、「本籍(番地まで)」、「日本の最終住所地」、「日本を出国した日」、「上記1.(3)の当大使館管轄内に住所を定めた日」を記載する必要がありますので、事前にご確認のうえお越し下さい。

○ お問い合わせ先
在パキスタン日本国大使館領事警備班
Embassy of Japan
Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabd 44000 (P.O.Box 1119 Islamabad)
TEL: 051-907-2500
FAX: 051-907-2354


2016年10月5日水曜日

大使館からのお知らせ(在カラチ総領事館からの注意喚起(宗教行事))

在留邦人の皆様へ
平成28年10月4日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~

 在カラチ日本国総領事館より,以下のとおり「総領事館からのお知らせ」が発出されましたので,お知らせ致します。


在カラチ総領事館からの注意喚起(宗教行事)

パキスタンでは、10月3日(月)よりイスラム暦1月になりました。宗教行事が行われる11日(火)および12日(水)には、テロが発生する危険性が特に高まりますので、十分注意してください。

シンド州およびバロチスタン州にお住まいの皆様へ
在カラチ総領事館

 パキスタンでは、10月3日(月)よりイスラム暦1月(ムハッラム月)となりました。これにより、11日(火)および12日(水)(ムハッラム月9日および10日)には、イスラム教シーア派行事「アシュラ」(Ashura)が行われる予定ですので、邦人の皆様におかれましては、以下の情報を踏まえ、慎重な行動をお願い致します。

1 ムハッラム月の期間中(10月3日~31日または11月1日(終了日は10月31日の月の見え方により決定されます))には、パキスタン各地でシーア派イスラム教徒による大規模な行進が行われますが、過去には、それら行進を標的としたテロ事件が発生しています。近年の事例では、平成27年(2015年)にシンド州ジャコババードで行われた行進において、行進中のシーア派イスラム教徒22人が死亡する自爆テロ事件が発生しました。

2 特に、10月11日(火)から12日(水)にかけては、パキスタン各地でシーア派の宗教行事である「アシュラ」に関連する大小様々な行進が行われる予定であり、治安当局による警戒警備も強化されます。上記1の自爆テロ事件はアシュラの際に発生している他、宗派間衝突が発生する可能性もあります。

3 カラチ市内におけるアシュラの行進ルートは以下のとおりです。また、アシュラの前日である10日(月)にもアシュラと同じルートで大規模な行進が予定されています。
 当日は終日、警察が行進ルート周辺の側道を含む道路を封鎖し、関係者以外を立入り禁止とするため、開催場所周辺やカラチ市内中心部では、10日(月)から12日(水)にかけ、大規模な渋滞や混雑が予想されます。
行進ルート(別添図参照)
 ニシュタル公園→ジンナー廟→MAジンナー通り→イラニアン・フセイニアン・イマムバルガー

4 つきましては、邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身およびご家族の安全に十分配慮した行動を心がけていただきますようお願い致します。特に「アシュラ」の期間中は、モスク等の宗教施設および宗教行事が開催されている場所には極力近づかないよう注意してください。
(1)当地の各種報道等により最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心がける。
(2)行進や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に行進等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関にはできるだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、外国資本等のホテルやファーストフード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行うよう心がけ、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

5 地域にもよりますが、携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段の確保に努めていただきますようよろしくお願いします。

6 なお、上記注意点以外にも、パキスタンで安全に滞在するために参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されていますので、そちらも併せてご確認ください。また、緊急時の当館の連絡先についても、併せてご確認願います。

○ 当館ウェブサイト
○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン)
○ 連絡先
在カラチ総領事館 電話(92-21)3522-0800



在カラチ日本国総領事館
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Consulate-General of JAPAN
6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road,
Karachi, 75530, Pakistan
FAX:(92-21)3522-0820
E-mail:japan.consulate.karachi@kr.mofa.go.jp

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2016年10月3日月曜日

~大使館からのお知らせ~ (ムハッラム月及び宗教行事(アシュラ)に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成28年10月3日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(ムハッラム月及び宗教行事(アシュラ)に関する注意喚起)

当地では、10月3日()よりムハッラム月(イスラム歴1月)となりました。これにより、10月11日()及び12日()(ムハッラム月9日及び10日)には、イスラム教シーア派の宗教行事である「アシュラ」(Ashura)が行われる予定ですので、邦人の皆様におかれましては、以下情報を踏まえ、慎重な行動をお願いいたします。

1.ムハッラム月の期間中(10月3日~131日又は11月1日(終了日は131日の月の見え方により決定されます。))には、パキスタン国内各地でシーア派のイスラム教徒による大規模な行進が行われますが、過去には、それら行進の際に宗派間対立が発生し、暴動に発展する事件が起きています。近年の事例では、平成25年(2013年)にラワルピンディー市内で行われた行進において、シーア派の行進グループが反シーア派グループと衝突し、周辺の店舗に火が付けられるなど両派グループが暴徒化、10名が死亡し、多くの負傷者が出る事態に発展したため、事態鎮圧のため軍が派遣され、市内に外出禁止令が布かれました。

2.特に、10月11日()から12日()にかけては、パキスタン国内各地でシーア派の宗教行事である「アシュラ」に関連する大小様々な行進が行われる予定であり、治安当局による警戒警備も強化されます。この期間には、上記2.で紹介した事態が過去に発生したのはこの期間であり、宗派間衝突だけではなく、テロ事件が発生する可能性も否定できません。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。特に「アシュラ」の期間中は、モスク等の宗教施設及び宗教行事が開催されている場所には極力近づかないよう注意してください。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)行進や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に行進等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、外国資本等のホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

4.地域にもよりますが、携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についても確認願います。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。また、緊急時の当館連絡先についても、併せてご確認願います。

○ 当館ウェブサイト:
○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
○ 緊急時の連絡先
平日の日中:051-9072500

平日の夜間、休日:021-3520-2899