2009年11月24日火曜日

お知らせ(当館領事窓口の一時閉鎖について)

パキスタン政府は、イード(Eid-ul-Azha)に係る休日を、11月27日(金)、同28日(土)、同29日(日)及び30日(月)の4日間とする旨発表しました。

これに伴い、当館も本来開館日と定めていた11月27日(金)及び11月30日(月)には領事窓口を一時閉鎖させて頂きます。緊急の場合を除き、査証・旅券・証明等の申請受付及び交付は致しかねますので、ご留意願います。

なお、今後の2009年当館休館(予定)日は以下の通りですので、改めてお知らせします。

12月25日(金)  Quaid-e-Azam Day/Christmas

12月28日(月)   Ashura*    

12月29日(火)   Ashura*、年末休暇   

12月30日(水)   年末休暇     

12月31日(木)   年末休暇 

*:月の見え方により、ずれる可能性あり。

                              以 上 

2009年11月23日月曜日

お知らせ(イード休暇に伴う注意喚起)

1.11月20日、パキスタン政府は、イード(Eid-ul-Azha)に係る休日を、11月27日(金)から同30日(月)の4日間とする旨発表しました。

2.イード休暇の前後には、買い出しや帰省、Uターンのため、マーケット、銀行、バスターミナル付近は大変な混雑となることが予想されます。

これら多くの人々が集まる場所はテロや武装勢力による攻撃の対象となる可能性があるため、十分な注意が必要です。

3.最近では、ペシャワル周辺をはじめ、多くの一般市民が利用する商店街に被害が及ぶ爆弾テロ事件が発生しており、多くの犠牲者が出ています。

 最近の傾向から、犯行組織の標的が攻撃しやすいソフトターゲットへ拡大しているとの見方もありますので、外出する際は細心の注意を払うようご留意ください。

4.つきましては、在留邦人の皆様におかれては、「お知らせ」等にて累次お伝えしている以下の諸点に今一度十分な注意を払い、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情勢の入手に努めてください。

(1)爆弾テロ事件の発生状況、発生の可能性の有無等、爆弾テロ事件に巻き込まれるおそれがないかについて、あらかじめできるだけ具体的に承知しておく。標的となりやすい場所(軍、警察、検問所、国連関係機関、政府機関、欧米関連施設、宗教関連施設)や集会、お祭り、夜間のマーケット等人が多く集まる場所にはできるだけ近づかない。

(2)特に、現金の引き出し等が集中しがちな月初め、月央、月末や連休の直前直後は、銀行に多数の人が並び、ラワルピンディの事件のように実際にそれが標的とされた例もあるので注意する。

(3)空港を利用する場合、しばしばテロリストの襲撃の標的となることを念頭に置き、不必要に人の多く集まる場所に近寄らない。その他、ホテルのフロント等不特定多数の人の立ち入りが容易なところでの滞在時間は最小限とするよう心掛ける。

(4)最近の傾向として、警察当局がセキュリティーの強化を実施しているため、

渋滞が多くなっている。極力渋滞の多い検問所付近の通行は避ける。

(5)パキスタンの各地において誘拐事件が発生している。誘拐予防のためには、自らの身は自らが守る心構えを持ち、誘拐の危険度に応じた対策(通勤時の安全対策、住居の警備強化、日常行動上の注意等の総合的な対策)をとることが重要。特に海外で安全に暮らすためには、①目立たない、②用心を怠らない、③行動を予知されない、という3原則を守る。日頃から行動パターン(通勤時間、使用する道や施設)を常に変え、狙われにくくすることが大切。

(6)テロリストは身近なところに潜んでいる。目立つ行動や騒がしい行為は極力控える。

                                     以上

2009年11月20日金曜日

お知らせ(パキスタン治安情勢等に係る懇談会のご案内)

最近のパキスタン国内の治安情勢に係る懇談会を、下記の要領にて開催したいと存じます。

つきましては、参加を希望される方は、11月25日(水)までに、(1)出席者氏名、(2)自家用車での来場を希望される場合には、①車両番号、②運転手氏名、③同ID番号、を当館領事警備班にメール(ryoji@nayatel.pk)にて登録していただきますようお願いいたします。なお、誠に恐縮ですが、公邸付近の駐車スペースが限られているため、可能な限り来訪時の車両は一旦帰し、終了時間(18時目処)に迎えに来る等の調整をお願いいたします。



1.開催日時 : 平成21年12月1日(火) 17:00~18:00

2.開催場所 : 大使公邸

3.説明者  : 渥美千尋大使他

以上

2009年11月13日金曜日

お知らせ(11.12)

~大使館からのお知らせ~



平成21年11月12日

在パキスタン日本国大使館



(件名)

インフルエンザに関する注意喚起



(内容)

1.寒期入りに伴う気温低下に際し、当地でも新型インフルエンザの他、季節性インフルエンザが蔓延する可能性があります。報道によれば、11月7日(土)、ペシャワル市内の病院で、新型インフルエンザ感染していたアフガニスタン人女性が前日に出産した後、死亡したことが確認されました。

2.ついては、在留邦人の皆様におかれては、感染防止などに十分留意していただき、万が一、発熱などの病状があり、インフルエンザが疑われるような場合には、かかりつけの医師、信頼のおける医療機関、もしくは当大使館医務官等に速やかにご相談いただくようお願いいたします。

(参考)

推奨医療機関

SHIFA国際病院 電話:051-460-3666 FAX:051-486-3182

Dr. Mahmud Javid

Infectious disease (感染症科)

受付 内線 3433、3040



Islamabad Diagnostic Center 電話:051-226-3737

Dr. Rizwan Uppal
Consultant Medical Specialist & Pulmonologist(呼吸器内科)

13-A. Kohistan Road, F-8 Markaz(Ali Medical Centerの北隣り)



なお、新型インフルエンザの病状、留意点は以下の通りです。

 

新型インフルエンザ予防のための注意事項

新型インフルエンザ対策は、通常のインフルエンザ対策の延長上にあり、通常のインフルエンザの対応から取組を始めることが重要です。通常のインフルエンザの主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」です。

 新型インフルエンザの予防には、通常のインフルエンザに対する下記のような取組を習慣づけておくことが重要であり、一人一人がいわゆる「咳エチケット」を心がけることが求められます。

 咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い、他の人から顔をそらすこと

 使ったティッシュは、直ちにゴミ箱に捨てること。

 咳やくしゃみ等の病状のある人には必ずマスク(不織布製マスク)を着けてもらうこと。

 咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うこと。

また、「咳エチケット」以外にも、次の点について心がけることが求められます。

 帰宅後や、ドアノブなど不特定多数の者が触るようなものに触れた後の手洗い・うがいを日常的におこなうこと。

 手洗いは石鹸を用いて、最低15秒以上行うことが望ましく、洗った後は、清潔な布やペーパータオル等で水を十分に拭き取ること。

 感染者の2メートル以内に近づかないようにすること。

 流行地への渡航、人混みや繁華街への不要不急な外出を控えること。

 十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランス良く栄養をとり、規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つこと。

なお、感染予防対策用品として、次のものはパキスタンの薬局で入手可能です。状況によっては品薄になることも予想されますので、早めに備蓄されることをお勧め致します。

・マスク(Surgical Mask)

・消毒液(Disinfectant)

・手指消毒液(Hand Disinfectant)

・うがい薬(Gargle)

2009年11月6日金曜日

お知らせ(11・6)

在留邦人の皆様へ

                          平成21年11月6日

                        在パキスタン日本国大使館



~大使館からのお知らせ~

(件名)

イスラマバード市内I(アイ)8地区における軍関係者に対する銃撃事件の発生等について



(内容)

1. 11月6日午前9時半頃、イスラマバード市内I(アイ)8/4地区において、軍関係者を狙った銃撃事件が発生し、車両に乗っていた関係者2名が負傷しました。事件の背景等詳細は不明ですが、報道によれば2名のテロリストが事件に関与しており、襲撃後その場から逃走しています。



2. 最近、イスラマバード市内においては、既に4件の銃撃事件が発生しており、主に出勤途中と思われる時間帯及び市の南西部にて事件が発生している傾向にあります。



3. また、ラホール市ライウィンドにおいて、昨5日から4日間及び11月12日から数日間に亘り、イスラム教の大規模な宗教集会が行われており、国内各地から宗教関係者等およそ数十万人が参加している模様です。なお、開催にあたり、警察当局は警察官約600人を動員し警備にあたる旨報道されています。



4. つきましては、累次お知らせ等にてお伝えしておりますが、在留邦人の皆様におかれましては、テロ事件、銃撃事件及び誘拐事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、高い危機意識を持って、以下の諸点につき今一度ご熟読いただき、日頃から細心の注意を払い行動されるよう、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。



(1)爆弾テロ事件の発生状況、発生の可能性の有無等、爆弾テロ事件に巻き込まれるおそれがないかについて、あらかじめできるだけ具体的に承知しておく。標的となりやすい場所(軍、警察、検問所、国連関係機関、政府機関、欧米関連施設、宗教関連施設)や集会、お祭り、夜間のマーケット等人が多く集まる場所にはできるだけ近づかない。

(2)特に、現金の引き出し等が集中しがちな月初め、月央、月末や連休の直前直後は、銀行に多数の人が並び、ラワルピンディの事件のように実際にそれが標的とされた例もあるので注意する。

(3)空港を利用する場合、しばしばテロリストの襲撃の標的となることを念頭に置き、不必要に人の多く集まる場所に近寄らない。その他、ホテルのフロント等不特定多数の人の立ち入りが容易なところでの滞在時間は最小限とするよう心掛ける。

(4)最近の傾向として、警察当局がセキュリティーの強化を実施しているため、

渋滞が多くなっている。極力渋滞の多い検問所付近の通行は避ける。

(5)パキスタンの各地において誘拐事件が発生している。誘拐予防のためには、自らの身は自らが守る心構えを持ち、誘拐の危険度に応じた対策(通勤時の安全対策、住居の警備強化、日常行動上の注意等の総合的な対策)をとることが重要。特に海外で安全に暮らすためには、①目立たない、②用心を怠らない、③行動を予知されない、という3原則を守る。日頃から行動パターン(通勤時間、使用する道や施設)を常に変え、狙われにくくすることが大切。

(6)テロリストは身近なところに潜んでいる。目立つ行動や騒がしい行為は極力控える。

                                  以上

2009年11月2日月曜日

お知らせ(11月2日)

平成21年11月2日
在パキスタン日本国大使館

在留邦人の皆様へ
~大使館からのお知らせ~

(件名)
ラワルピンディ市内の高級ホテル付近における爆弾テロ事件の発生

(内容)
1.11月2日(火)10時40分頃、ラワルピンディ市内中心地マールロード(パールコンチネンタルホテル近郊)で爆弾テロ事件が発生しました。事件発生の背景等詳細は不明ですが、少なくとも30名以上が死亡、45名以上が負傷した模様です。

2.一部報道によれば、本件爆弾テロ事件はラワルピンディ市内中心地にある銀行の駐車場(周囲には主要ホテルの他、主要政府機関や軍関係施設が所在している)で発生し、多くの一般市民が巻き込まれたとのことです。
また、10月28日にも北西辺境州ペシャワル市内ペピル・マンディ地区のミーナ・バザールにおいて、車両爆弾を用いた爆弾テロ事件が発生し、118名が死亡、200名以上が負傷したほか、爆発によって多数の店舗が崩壊し、火災が発生しました。
上記事件に見られる通り、最近発生している爆弾テロ事件は、大都市の商店が多数所在する市内中心地やバザール(市場)等、不特定多数の一般市民が多く集まる場所で多く発生しており、結果的に被害が無差別化する傾向が見られます。

3.ついては、在留邦人の皆様におかれては、無差別化している爆弾テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき今一度十分な注意を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。詳細な注意事項については、10月16日付「大使館からのお知らせ(テロや誘拐に巻き込まれないための基本的な心構え)」を始め、当館より随時注意喚起のため発出している「大使館からのお知らせ」(バックナンバーは当館HP(www.pk.emb-japan.go.jp)より参照可能)や外務省HP「海外安全ホームページ」(www.anzen.mofa.go.jp)を今一度、再読願います。

(1)テロの標的となりやすい場所(国連関係機関、政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所、政府関係者の宿舎等)、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、宗教関連施設)にはできる限り近づかない。また、一部報道によれば、スクールバス等を含む教育関連施設、マスメディア関連施設もテロの標的となる可能性がある旨指摘されているので、十分な注意を要する。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)不要不急の外出は極力控える。マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。

①イスラム教徒のサウジアラビア・メッカへの巡礼(ハッジ)用臨時航空便増便に伴う空港の混雑回避について②夏時間終了のお知らせ

①1.10月21日より、パキスタン全土の空港において、イスラム教徒のサウジアラビア・メッカへの巡礼(ハッジ)用臨時航空便の増便が始まりました。この増便はサウジアラビア・メッカへ向かう巡礼者のための増便として毎年実施されているものであり、パキスタン航空の増便は、10月21日から11月21日、及び12月2日から来年1月1日まで予定されています。本件増便発着が予定されているパキスタン国内の空港は以下の通りです。

○サウジアラビア発着臨時便(パキスタン航空国際便)が就航される国際空港

イスラマバード、ペシャワル、ラホール、カラチ、クエッタ、シアルコート

○上記国際便に乗り継ぐための国内線臨時便が就航される空港

ファイサラバード、ラヒミヤルカーン、サッカル

2.本件増便が予定されている期間中は、上記空港までの道路の渋滞、及び空港施設内が大変混雑することが予想され、事故等が発生する可能性もあります。また、空港等の交通機関・施設は、しばしばテロリストの襲撃の標的となることがあり、空港付近で渋滞に巻き込まれない、空港前ロビー等の人の多く集まる場所に必要以上の長い時間滞在しない等の注意が必要です。つきましては、同期間中に、送迎を含め空港の利用を予定されている方は、渋滞及び混雑が予想される時間を極力避け、移動時間に必要以上の長い時間をかけない、時間に余裕を持って出発する等配慮されるよう、お勧めします。

3.パキスタン航空のハッジ用臨時航空便スケジュール(Special Hajj Flights Schedule)は、下記パキスタン航空HPより入手可能ですので、ご参照下さい。

www.piac.com.pk

②1.パキスタン連邦政府は、当国全土において実施されていた夏時間を11月1日午前0時を以て終了し、標準時刻を1時間遅らせる旨通達を発出しましたので、お知らせ致します。

2.当該措置により、当地と本邦との時差は4時間となります。