2015年7月24日金曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(豪雨に伴う注意喚起)


2015年7月23日
在カラチ総領事館
在留邦人の皆様へ

総領事館からのお知らせ(豪雨に伴う注意喚起)

 気象庁の発表によりますと、23~27日までの間、活発な季節風の影響により、シンド州の各都市、特に土地の低いカラチ市、タッター、バディン、ウメルコット、タルパルカル、ハイデラバード、サジャーワル等は暴風雨に見舞われ、洪水が発生するおそれがあります。また河川付近においては、氾濫した河川の水が住宅街に流入する可能性もあります。
 
 つきましては、以下の点に充分ご留意の上、豪雨及び洪水による被害の防止に努めてください。
1 食料を備蓄する。
2 応急処置キット、懐中電灯、マッチ、代替動力(発電機等)及び予備燃料、有効な通信手段等を確保する。
3 感電するおそれがあることから、電柱や電線に近寄らない。
4 交通網の混乱が予想されることから、不要の外出を控える。
やむを得ず外出する場合は、以下のような安全運転を心掛ける。
(1) 日中であっても前照灯を点灯する。
(2) 制限速度を遵守する。
(3) 適正な車間距離を保持する。
(4) 浸水した道路の走行を避ける。
5 浸水するおそれのある家屋に居住の場合は、安全な場所への避難を検討する。

以上

2015年7月18日土曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード市内における邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年7月18日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~


イスラマバード市内における邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起

 
1 17日(金)午後5時頃、イスラマバード市F9ジンナーアベニュー道路上において、強盗事件(ガンポイント)が発生いたしました(別添「事件発生現場」参照)。


2 事件の概要として,邦人被害者が,自家用車にて上記道路を東へ進行中,後方から来たワンボックスタイプの黒色車両が被害者車両に並走し,被害者に対して「後輪タイヤがパンクしている」と声を掛け,再三による犯人からの声掛けにより,被害者は,同車両を路肩に停止しました。犯人らも同様に車両を停止させ,同車両から2人の男が降車し,被害者に対して,後輪のタイヤの状況を確認するよう降車を促したところで,男の1人がけん銃様のものを被害者に突きつけ,金品を要求したものです。被害者は,所持していたカバン(財布,パスポート,運転免許書,カード等在中)を差し出したところ,犯人らは,それを奪い自らの車両に乗り逃走したものです。なお,犯人らはいまだ逮捕されておりません。
 

3 今回のような事案では,過去に,犯人に抵抗したために発砲され被弾する事件が発生しております。不幸にも事件に遭遇してしまった場合は,抵抗せず,犯人の指示に従ってください。所持金品に執着を示すことは,思わぬ結果を招くことになりますので,特にご留意願います。
 

4 今般事件が発生した場所は,ジンナーアベニュー道路上の車両の往来も決して少なくない大通りです。「日中であり,車両の往来も多い大通りなので安全である。」という先入観は持たず,平素から緊張感を持った行動をとって頂き,「特に外国人は犯罪に巻き込まれる,または狙われる危険性が高い。」ということを改めて認識の上,引き続き細心の注意を払って行動してください。また,今般の事件は,車両走行中に親切心を装った声掛けによるものですが,基本的には,車両を停止しないで下さい。

 
5 また,現在,当地では,17日から21日までの間,イード休暇にありますので,同期間中は,一般犯罪が増える傾向にあります。これらに配意した行動をとって頂きたいと思います。(当館から7月13日に発出させて頂きました大使館からのお知らせ(イード休暇に関する注意喚起)を参照にして頂きたいと思います。)
 



 


2015年7月13日月曜日

大使館からのお知らせ(イード休暇に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年7月13日
在パキスタン日本国大使館                 

~大使館からのお知らせ~
(イード休暇に関する注意喚起)

 パキスタン政府の発表によれば、イード(Eid-ul-Fitr)に係る休日が、7月17日(金)から21日(火)までの5日間と決定されました(当館も同期間は休館日となります)。
イード休暇の前後には、買い出しや帰省、Uターンのため、マーケット、銀行、空港付近は大変な混雑になることが予想されます。これら多くの人々が集まる場所は、スリやひったくりなどの一般犯罪被害にあうおそれがあるほか、車両の盗難・車上荒らしなど、駐車中の車に対しても十分な注意が必要です。
また、帰省等により留守にする家が多くなるため、この留守宅をターゲットにした「空き巣狙い」が毎年多発しております。
つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意点に十分留意の上、危険回避に努めてください。

1.一般犯罪対策
(1)夜間や早朝の外出は極力避ける。外出する場合は近い距離であっても車を利用し、短時間で効率的に、用事をすませることに心掛ける。
(2)人の多く集まる場所では、貴重品はバックや上着、ズボンのポケットなど、盗まれやすいところには保管しないよう心掛けるとともに、携行品はいつも手から離さず、やむを得ず手を離しても体に密着するように置く。
(3)車を駐車する場合は、警備員のいる駐車場を極力利用するとともに、車の乗降時は周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場から離れる。車に乗り込んでいる間は必ずドアロックをして、すべての窓を閉める。

2.空き巣対策
  (1)留守時はもちろんのこと、在宅時であっても必ず施錠する。
  (2)来訪者がきた場合、門・ドアを開ける前に必ず相手の人定事項を確認  する。警備員がいる場合には、独自の判断で門扉を開けないよう指導する。
  (3)使用人を雇用している場合、いかなる理由があっても第三者を勝手に住居内に立ち入らせないよう指導する。
  (4)不幸にして強盗に遭った場合には、被害を大きくしないためにも決して抵抗しない。                  

3.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011
○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500
(緊急の連絡は音声ガイダンスに従って操作すれば転送されます)

大使館からのお知らせ(イード休日に伴う当大使館の休館日について)

在留邦人の皆様へ
平成27年7月13日
在パキスタン日本国大使館                 

~大使館からのお知らせ~
(イード休日に伴う当大使館の休館日について)

 パキスタン政府はイード(Eid-ul-Fitr)に係る休日を、7月17日(金)から21日(火)までの5日間とする旨発表しました。
 これに伴い、当大使館も、7月17日(金)から21日(火)を休館日といたしますので,お知らせいたします。
 また、2015年末までの当館休館日(予定)は以下の通りですので、改めてお知らせいたします。今回のイード休日発表に伴い,これまで休館日に指定していた10月12日(月)(体育の日)及び11月3日(火)(文化の日)を開館日に変更いたしました。


7月17日(金)  Eid-ul-Fitr
[ 7月18日(土)  Eid-ul-Fitr ]
[ 7月19日(日)  Eid-ul-Fitr ]
7月20日(月)  Eid-ul-Fitr 
7月21日(火)  Eid-ul-Fitr
8月14日(金)  Independence Day
9月25日(金) Eid-ul-Azha *
9月26日(土) Eid-ul-Azha * ]
10月23日(金) Ashura *
[ 10月24日(土) Ashura * ]
11月 9日(月) Iqbal Day
11月23日(月) 勤労感謝の日   
12月23日(水) 天皇誕生日
12月24日(木) Eid Milad-un-Nabi *
12月25日(金) Quaid-e-Azam Day/Christmas
12月29日(火) 年末休暇 
12月30日(水) 年末休暇 
12月31日(木) 年末休暇  

* 月の見え方により,日程が前後する可能性あり。



なお、7月22日(水)からの当館領事窓口の受付時間は,通常通りの以下の時間帯に戻しますので、併せてお知らせいたします。

午前: 9:00~12:30
午後:13:30~16:30

2015年7月8日水曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ市内におけるシーア派宗教行事開催に伴う注意喚起)

2015年7月7日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

カラチ市内におけるシーア派宗教行事開催に伴う注意喚起

1 7月9日(木)午後0時頃から午後8時頃までの間、MAジンナー通りにおいて(一部サダル地域内の道路を含む)イスラム教シーア派の宗教行事(Youm-e-Ali:イマーム・アリの日)の行進が行われます。
行進コースは例年どおり、
ニシュタル公園(ジンナー廟西側付近)集合→MAジンナー通り→サダル地区エンプレスマーケット前→MAジンナー通り→フセイニアン・イラン・モスク
であり、毎年多くのシーア派教徒が集まります。
それに伴い、8日午後11時頃から行事終了までの間、上記コースの交通が規制されます。

2 警察は、警備に万全を期すとしていますが、2011年のシーア派行事では、行事帰りのシーア派教徒のバスが爆弾テロに遭い、本年5月には、グルシャネ・イクバル地区でシーア派のバスを狙ったテロ事件が発生しています。

3 つきましては、テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の情報に留意し、当該行事開催場所はもちろん、集会・デモ等人が多く集まる場所には近づかない等、慎重な行動を心掛けてください。
なお、行事当日、携帯電話の利用が制限されるおそれがありますので、代替通信手段の確保をお願いします。

4 参考として行進コースの順路図を添付します。

2015年7月7日火曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(日系企業所有車両に対する窃盗(車上荒らし)事件発生に伴う注意喚起)

2015年7月6日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

1 日系企業所有車両に対する窃盗(車上荒らし)事件発生に伴う注意喚起

(1) 7月2日(木)午後1時頃から午後3時頃までの間、カラチ市クリフトン地区内のウスマン・ガーニ・モスク付近路上に駐車中の当地日系企業名義の車両内から、オーディオデッキ一式(時価25万ルピー相当)被害の窃盗事件が発生しました。

(2) 事件の概要は以下のとおりです。                       
パキスタン人運転手が、同警備員(いずれも同社雇用)とともに同社社用車(白色SUV)を上記路上に駐車し、両名ともにモスク内に礼拝に赴き、約2時間後に戻ったところ、同車助手席側後部座席の小窓が損壊しており、ダッシュボードのオーディオデッキが無くなっていました。
なお、本件発生時間帯は周囲が明るく、人通りも多かったものの、車両を監視する者はいませんでした。

(3) つきましては、下記の点にご留意いただきますようお願いします。
・  警報器等の防犯装置を取り付ける。
・  窓にシェードを施す。
・  可能であれば警備員付き駐車場を利用する。
・  高価な機器は布等で覆い隠す。
・  金目の物を車内に放置しない。
・  パキスタン人職員のみの用務の場合は複数を赴かせ、用務の間は、最低1名に車両の傍らで車両を監視させる。

2 在留邦人のパキスタン人配偶者に対する強盗事件発生に伴う注意喚起

(1) 7月5日(日)午後6時30分頃、カラチ市DHAフェーズⅣ5thコマーシャル・ストリート上において、在留邦人を配偶者に持つパキスタン人女性が、パキスタン人男性1名に「金製品をよこせ。ガタガタ言うと撃つぞ」と脅され、金製腕輪等を奪われるという強盗事件が発生しました。

(2) 事件の概要は以下の通りです。
子息が運転する自家用車(銀色セダンタイプ、武装警備員なし、後部座席両側に黒色メッシュのシェードあり)の助手席に乗った被害者が外出先から帰宅し、自宅前で降車しようと助手席扉を開けたところ、後方(北西方)から徒歩で近づいてきた男1名に「金製品をよこせ。ガタガタ言うと向こうの男が撃つぞ」と後方のオートバイ乗車の男1名を指さしてウルドゥー語で脅され、金製腕輪2個他1点(時価合計30万ルピー相当)を奪われました。同男は後方から走行してきた男1名乗車の上記オートバイの後部座席に跨り南東方に逃走しました。けん銃は確認されていません。
本件発生現場周辺は元来人通りが多いものの、被害時は断食明けの食事の準備で人通りがなかったことから、犯人に待ち伏せされ、被害にあったものと思われます。

(3) つきましては、下記の点にご留意いただきますようお願いします。
・  窓にシェードを施す。
・  パキスタン人運転手を雇用し、自ら運転しない。
・  パキスタン人警備員を雇用し、助手席に搭乗させる。
・  高価な装飾品を身に着けない。
・  3,000ルピーほど在中のダミーの財布と携帯電話を用意する。
・  乗降時及び走行中は周囲の安全を確認する。
・  貴重品は外部から見えないようにし、スマートフォンやタブレット端末等を使用しない。
・  出発後は速やかに施錠し、窓は開けない。

(4)なお、同種事案では、犯人に抵抗し負傷する事件も発生しています。不幸にも犯人に足止めされ、金品を要求された場合は、抵抗することなく犯人の要求に従ってください。所持金に固執すると、思わぬ結果がもたらされえますので、特にご留意願います。

3 参考として発生現場周辺の地図を添付します。