2015年5月30日土曜日

大使館からのお知らせ(ラホール市内で発生した爆発に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年5月29日
在パキスタン日本国大使館
~大使館からのお知らせ~
(ラホール市内で発生した爆発に関する注意喚起)

1.29日21時頃、ラホール市内のガダフィー・スタジアム(Gaddafi Stadium)付近において爆発が発生しました。現地警察より確認した情報によりますと、現時点(29日23時00分)において本件による外国人被害は確認されていないとのことですが、3名が負傷する被害が発生しています。

2.現在までのところ、本件に関する犯行声明は出されておらず、一部の報道ではガスシリンダー爆発の可能性もある旨も報じられておりますが、現地警察当局は事件性の有無も含めて現在捜査を行っております。

3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考にしていただき、ご自身の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、ラホール市以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(大規模スポーツ施設、宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(車両、検問所等を含む)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)レストラン、マーケット及びバス停など、多く人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2015年5月29日金曜日

カラチ総領事館からのお知らせ邦人被害の窃盗(車上荒らし)事件発生に伴う注意喚起

2015年5月28日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

邦人被害の窃盗(車上荒らし)事件発生に伴う注意喚起


1 5月26日(火)午後3時ころから午後3時15分ころまでの間、カラチ市サダル地区内のサダルマーケット付近路傍に駐車中の当地日系企業名義の 車両内から、オーディオ/ビデオシステム一式(時価175,000ルピー相当)被害の窃盗事件が発生しました。

2 事件の概要は以下のとおりです。
パキスタン人運転手(同企業勤務)が、同社社用車(SUV、シェードなし、同乗者なし)を上記路傍に駐車し、社用にてマーケットに赴き、約   15分後に戻ったところ、同車サイドバックドアの小窓が損壊しており、ダッシュボードのオーディオ/ビデオデッキが無くなっていました。

3 本件発生時間帯は周囲が明るく、人通りも多かったものの、車両は路傍に停められ、被害時車内は無人でした。
つきましては、車両にて用務を行う際は、下記の点に留意いただくようお願いします。
・ 邦人が車両にて外出する場合は、運転手以外に警備員を同乗させる。
・ パキスタン人スタッフのみの場合には、複数にて赴かせ、用務の間は、最低1名が車両の傍らで車両を監視する。
・ 警報器等の防犯装置を取り付ける。
・ 窓にはシェードを施す。
・ 警備員付き駐車場を利用する。
・ 金目の物を車内に放置しない。
高価な機器は布等で覆い隠す。

4 参考として、発生現場周辺の地図を添付します。

2015年5月28日木曜日

大使館からのお知らせ(パキスタンにおける外国人誘拐の現状及び注意喚起)

平成27年5月28日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(パキスタンにおける外国人誘拐の現状及び注意喚起)

 今般、外務省より、パキスタンにおける外国人誘拐の現状及び注意喚起として、以下の「渡航情報(スポット情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。
 なお、これまでのところ、当地において日本人が誘拐、テロ等の対象となる具体的脅威情報は特に確認されておりませんが、邦人の皆様におかれては、当館で作成している「安全の手引き」等の情報も参考にしていただき、慎重な行動を心掛けいただけますようお願いいたします。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○安全の手引き:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/VisitingJapan/counselar/v-pdf.pdf
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#ad-image-0

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2015.05.28
~渡航情報(スポット情報)~

(件名)
パキスタン:外国人誘拐の現状及び注意喚起

(内容)
1 5月24日(現地時間),昨年誘拐された中国人男性を写し,中国政府に対し,身代金の要求に応じるよう求める動画が,犯人側から報道機関に送付されました。同男性については,2014年5月19日,パキスタン北西部ハイバル・パフトゥンハー(KP)州デラ・イスマイル・カーン郡ダラバン(Daraban)において,自転車旅行中に誘拐され,「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」の分派組織が犯行声明を発出していました。

2 パキスタンでは,主に富裕層のパキスタン人を標的とする誘拐事件が発生しているのに加え,これまで外国人が標的となる事例も発生していることから,注意が必要です。過去に発生した外国人誘拐の事例としては,2011年8月にパンジャブ州ラホールで米国人男性(未解決),2012年1月にバロチスタン州で英国人男性(死亡),2013年3月に同州でチェコ人女性2人(解放)が誘拐されています。また,主にKP州やバロチスタン州,連邦直轄部族地域(FATA)では,パキスタン軍の対テロ掃討作戦によって拠点を追われた武装勢力が資金を調達するため,または,政府当局に拘束されている仲間の釈放を求めるため,誘拐を行っているケースが多く,シンド州カラチでは,ギャングやマフィアと呼ばれる犯罪者集団が身代金目的の誘拐を行っています。

3 つきましては,KP州を含むパキスタンの一部には,危険情報「退避を勧告します。渡航は延期してください」乃至「渡航の延期をお勧めします」が発出されていますので,これらの地域への渡航は,目的のいかんを問わず控えてください。また,同国のそれ以外の地域に渡航・滞在を予定されている方及び滞在中の方は,上記情勢に留意の上,テロ・誘拐等不測の事態に巻き込まれることのないよう,以下の渡航情報等をよく確認し,最新の治安情報の入手に努めるとともに,慎重な行動をとるなど,自らの安全確保に努めてください。

パキスタン「渡航情報」:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#ad-image-0

4 また,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に記載。)

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地在外公館館連絡先)
○在パキスタン日本国大使館
住所:Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad, Pakistan
電話:051-907-2500
国外からは(国番号92) 51-907-2500
ファックス:051-907-2352
国外からは(国番号92)51-907-2352
ホームページ(日本語版):http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○在カラチ日本国総領事館
住所:6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road,Karachi,75530, Pakistan
電話:021-3522-0800
国外からは(国番号92)21-3522-0800
FAXファックス:021-3522-0820
国外からは(国番号92)21-3522-0820
ホームページ(日本語版):http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/index.html

2015年5月15日金曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ等における追悼集会開催に伴う注意喚起)

2015年5月13日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

カラチ等における追悼集会開催に伴う注意喚起

1 午前9時45分頃、カラチ市ソファラ・チョウランギ地区において、オートバイに乗り武装した男たちが、60人以上を乗せたバスを停車させ、女性や子供を含めた44人を殺害しました。犯人たちはバスに乗り込んだ後、銃を乱射し逃走しています。報道によると、テロ集団ジュンダラ(TTPの分派)が犯行を認めています。
2 統一民族運動(MQM)、アワーミー国民党(ANP)、シンド州政府、複数の市民団体、シーア派の団体が、明日14日、本事件の犠牲者を偲び、追悼集会を催すと発表しました。MQMは、企業関係者や運送業者に対し、喪に服すため明日の活動を休止するよう促しました。追悼集会はカラチ市内のほか、ハイデラバード、ミルプルカス、サッカル、ラルカナ等、シンド州の都市部で行われると見られています。追悼集会の時間帯は、治安状況が悪化するおそれがあります。
3 つきましては、邦人の皆様におかれましては、今次の脅威情報をふまえ、暴動等不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分な注意を払い、以下の注意事項を参考にして、御自身及び御家族の安全に充分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いいたします。
(1)当地の各種報道等により最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)不要の外出を控える。
(3)集会やデモが行われている場所、又は行われるおそれのある場所には、決して近づかない。
(4)移動途中に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。