2011年10月31日月曜日

カラチ総領事館からのお知らせ;政党関係者によるデモ行進に関する注意喚起

1.10月30日(日)午後、市内中心部においてMQMによるデモ行進が予定されています。詳細なルートは判明しておりませんが、ジンナー廟付近からサダル地区MAジンナー通りに位置するチベットセンターに至る間で実施されることから、MAジンナー通り、サダル中心部において相当な混雑が予想されます。



2.また、政治関係事案を発端とするデモ行進であることから、他の政治団体等との衝突も考えられ、市内各地で暴力事案が発生する可能性も否定できません。



3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、上記デモ行進が実施される時間帯及び夜間にかけて、関係場所及びその周辺への外出を避けると共に、最新の情報に留意しつつ引き続き警戒心を保持していただくようお願いいたします。

2011年10月26日水曜日

デモ及び集会に関する注意喚起

1.本日10月26日(水)午後4時頃、イスラマバード市内G-6地区において、労働者団体等による大規模なデモ行進が実施される予定です。

 ・ 集合場所:アッパラマーケット前交差点
・ 目 的 地:世界銀行前
・ 参加規模:約1600名
・ 行進経路:MUNICIPAL ROAD~MASJID ROAD~GARDEN ROAD~BAZAR ROAD
※細部地図参照


2.今次デモは、政府による電話関連事業・国鉄事業の再編、公共サービスの低下、生活必需品の値上げ等に抗議を示すことを目的としており、当地警察によれば、このデモに対して厳重な警戒態勢を敷く予定としています。


3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、同デモ行進が実施される場所及びその周辺には近付かないよう注意するとともに、最新の情報に留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。

2011年10月25日火曜日

カラチ総領事館からのお知らせ:I.I.チュンドリガル道路における抗議デモ実施に関する注意喚起

1 本日10月25日(火)午後2時,I.I.チュンドリガル道路においてパキスタン国鉄労働者による大規模な抗議デモ行進が実施される予定です。



2 今時デモは,パキスタン国鉄の給料不払い等に抗議を示すことを目的としています。なお,デモ行進の実施予定道路はカラチ市の金融中心地であり,治安機関もこれに対して厳重な警戒態勢をとることが予想されます。



3 つきましては,邦人の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、本日午後,同デモ行進が実施される場所及びその周辺への外出を避けると共に、最新の情報に留意しつつ引き続き警戒心を保持していただくようお願いいたします。

2011年10月17日月曜日

カラチ総領事館からのお知らせ:シャラエ・ファイサル通行止めに関する注意喚起

1 2007年10月18日,カラチ市内シャラエ・ファイサル通りにおいて,故ブット女史を狙った自爆テロが発生(同女史は無事であったが,市民約180名が死亡)しましたが,今般,事件から4年目を迎えるに当たり、犠牲者を追悼するイベントが明日17時から同通り(※市内中心部から空港へ向かう主要道路)において実施される予定です。

2 つきましては,シャラエ・ファイサル通りを通勤で使用されている邦人の方は,当該追悼イベント開始前に帰宅する,或いはその他代替ルートを確認しておく等の措置を講じていただくようお願いします。

2011年10月14日金曜日

カラチ総領事からのお知らせ:当地警察によるテロ警戒態勢の強化について

1 当地TV及び新聞報道によると,本日から15日にかけて,モスクやシーア派宗教施設に対するテロの脅威が高まってきているとして,カラチ市内各地において警戒体制が強化されており,シャラエファイサル,MAジンナーロード,I.I.チュンドゥリガル等主要道路において,警察による検問強化が実施されています。これら報道は,情報機関から警察に対し,カラチ市内に爆発物を搭載した車両が入り込み,上記標的を攻撃するとの情報がもたらされたことによるものとされています。

2 つきましては,在留邦人の皆様におかれましては,今後テロ事件等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,累次「大使館,総領事館からのお知らせ」にて注意喚起している諸点に十分注意するとともに,最新の情報にも留意しつつ,慎重な行動を心掛け,安全対策・危機回避に十分注意してください。
 なお,外出する場合においては,以下の場所は極力避けるようご留意願います。
(1)治安関係機関施設,政府関係施設,宗教関連施設,外国公館等
(2)自由市場,バスターミナル,ショッピングセンター,高級ホテル等多数の人が集まる公共施設等
(3)政治集会,宗教関連集会,抗議集会等

2011年10月13日木曜日

タイ:バンコク都他周辺地域における降雨・洪水被害について

1.現在、タイ・バンコク都内においては、河川及び運河の水位が上昇しており、一部冠水被害も発生しています。これを受け、外務省及び在タイ日本国大使館では下記のHPより洪水等に関する情報を提供しています。

◆外務省海外安全ホームページ
www.anzen.mofa.go.jp

◆在タイ日本国大使館ホームページ
www.th.emb-japan.go.jp

2.ついては、出張、旅行及び経由等でタイを訪問される予定の方は、上記HPにて注意喚起している内容を再度確認してください。
また、最新の情報にも留意しつつ慎重な行動を心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分努めてください。

2011年10月7日金曜日

カラチ総領事館からのお知らせ:在カラチ英国総領事館の一時閉館に伴う注意喚起

1 7日,カラチ市クリフトン地区所在の在カラチ英国総領事館が警備上の理由で同日閉館する旨発表しています。同発表では,閉館に至った具体的な理由については言及されていませんが,最近パキスタン国内においてテロや宗派間抗争などの脅威が高まっていることが述べられています。

2 カラチ市内で発生したテロ攻撃に関与したと見られる国内過激派集団TTP(パキスタン・タリバーン運動)は,過去,「北大西洋条約機構(NATO)の全加盟国の外交官が標的である」旨の犯行声明を出していることもあり,NATO加盟国の外交団を標的としたテロ攻撃の敢行が懸念されています。

3 邦人の皆様におかれましては,テロなど不測の事態に巻き込まれることのないよう,クリフトン地区に集中する英国総領事館を始めとした各国総領事館に極力近付かないようお願いいたします。また,引き続き最新の情報に留意しつつ慎重な行動を心掛け,個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。会社や団体など組織に属する邦人の皆様は、本件につき組織内で情報共有を行ってください。

カラチ総領事館からのお知らせ:ミルザ前上席大臣自宅付近に関する注意喚起

1 5日,カラチ市クリフトン地区(DHAフェーズ5)所在のミルザ前上席大臣自宅に対する警備が強化され,自宅前の道路が交通規制により片側交互通行になっている旨が報じられています。(自宅の場所については別添地図参照)

2 ミルザ前上席大臣は,8月28日の辞任発表会見で,マリク連邦内務大臣及びMQMへの痛烈な批判を行った人物であり,敵対勢力による攻撃の対象となっています。

3 今回の同人自宅における警備強化は,特定の日時場所を示すような攻撃予告を受けて行われたものではないとの情報を得ていますが,現在外国に滞在しているミルザ前上席大臣が8日(土)にカラチに帰国する旨報じられており,今後同人に対する何らかの事件が発生する可能性は何ら否定できません。

4 邦人の皆様におかれましては,不測の事態に巻き込まれることのないよう,同人自宅周辺への移動を避けるようお願いいたします。また,最新の情報に留意しつつ慎重な行動を心掛け,個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。また、会社や団体など組織に属する邦人の皆様は、本件につき組織内で情報共有を行ってください。

2011年10月4日火曜日

イスラム教徒のサウジアラビア・メッカへの巡礼(ハッジ)用臨時航空便増便に伴う空港の混雑回避について

1.9月30日より、パキスタン全土の空港においてイスラム教徒のサウジアラビア・メッカへの巡礼(ハッジ)用臨時航空便の増便が始まりました。この増便はサウジアラビア・メッカへ向かう巡礼者のための増便として毎年実施されているものであり、パキスタン航空の増便は、9月30日から10月31日、及び11月11日から12月10日まで予定されています。
 本件増便発着が予定されているパキスタン国内の空港は以下のとおりです。

 ●サウジアラビア発着臨時便(パキスタン航空国際便)が就航される国際空港
  イスラマバード、ペシャワル、ラホール、カラチ、クエッタ、シアルコート、ムルタン

2.本件増便が予定されている期間中は、上記空港までの道路の渋滞及び空港施設内が大変混雑することが予想され、事故等が発生する可能性もあります。また、空港等の交通機関・施設は、しばしばテロリストの襲撃の標的となることがあり、空港付近で渋滞に巻き込まれない、空港前ロビー等の人の多く集まる場所に必要以上の長い時間滞在しない等の注意が必要です。

 つきましては、同期間中に、送迎を含め空港の利用を予定されている方は、渋滞及び混雑が予想される時間を極力避け、移動時間に必要以上の長い時間をかけない、時間に余裕を持って出発する等配慮されることをお勧めします。

3.パキスタン航空のハッジ用臨時航空便スケジュール(Special Hajj Flights Schedule)は、パキスタン航空HP(www.piac.com.pk)より入手可能ですので、ご参照ください。

2011年10月3日月曜日

デモ及び集会に関する注意喚起

1.現在、パキスタン国内の主要都市(特にパンジャブ州ファイサラバード、グジュランワラ、グジュラート等)において、パキスタン政府の長期計画停電に対する抗議集会が行われています。また、最近では、反米、反政府、反テロ、賃上交渉、CNGスタンド閉鎖等様々なデモや集会が各地で行われていますが、デモの形態によっては、参加者が暴徒化するおそれがあります。また、デモに限らず、人の多く集まる場所では常にテロの危険性が排除出来ないことから、
上記地域はもとより、GTロードなど幹線道路沿いの主要都市においても、人の多く集まる場所には絶対に近づかないよう注意してください。
 なお、最近のテロの傾向としては、警察署、検問所及びパトカーなどの治安関係施設や車両が標的とされるテロ攻撃が多発しており、その手法も自爆型、銃撃、IED(即席爆発装置)による設置型等様々です。また、当該施設の近くや施設付近に駐車してある車両に爆発物を仕掛けるケースも多数発生していますので、こうした施設には絶対に近づかないでください。

2.つきましては、在留邦人の皆様におかれては、累次お知らせにてお伝えしておりますが、騒乱やテロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき今一度十分な注意を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。

(1)テロの標的や騒乱行為のきっかけとなりやすい場所(軍・警察・裁判所等法執行機関及び治安施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動る際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。買い物等、外出時の行動は極力短時間とする等、十分な安全対策を講ずる。
(4)検問所付近に待機車両が渋滞となるケースが散見されるが、極力渋滞の多い検問所付近の通行は避ける。
(5)日頃から、自宅、勤務先等の近辺に、テロ事件等の標的となり得る可能性の高い場所乃至は施設があるか、詳細を承知しておくことも重要。