2014年11月25日火曜日

大使館からのお知らせ(11月30日に予定されているPTIの政治集会に関する注意喚起)

平成26年11月25日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(11月30日に予定されているPTIの政治集会に関する注意喚起)

1.8月中旬から行われている当地政治団体による反政府抗議活動は、現在でもイスラマバード市内中心部(別添地図ご参照)において継続中ですが、報道等にもありますとおり、11月30日(日)には、パキスタン正義党(PTI)による大規模な政治集会が同地において予定されています。

2.集会予定日の30日及びその前後においては、集会会場となる地域周辺において、集会参加者と治安当局との衝突等不測の事態が発生する可能性も考えられますので、会場及び同周辺地域には、決して近づかないようお願い致します。

3.また、本政治集会に向けて市内の警備体制が強化されており、特に、市内中心部のレッドゾーンへ至る一部の地域では大規模な交通規制が行われる見込みです。(交通規制が行われる具体的な場所については、別添地図ご参照。同地図には、25日現在の交通規制状況につきお知らせしておりますが、今後の状況により変わる可能性があります。)

4.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、これまで発出した累次のお知らせとともに、以下の注意事項も参考に慎重な行動を取っていただくようお願い致します。
(1) 当地の各種報道等により最新の情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2)当日及びその前後には、会場以外でも集会やデモが行われる可能性があることから、これら場所においても、決して近づかない。
(3)市内移動途中等に集会やデモ、暴徒化した集団等を見た場合は、速やかにその場から離れる。
(4)本件政治集会に伴うテロ攻撃の可能性も否定できないことから、攻撃の標的となりやすい場所(集会場所、政府機関、宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも同種の場所を避けるように心掛ける。

○これまで発出した「大使館からのお知らせ」
http://pkembjapan.blogspot.com/
○緊急時の大使館への連絡先:051-907-2500

総領事館からのお知らせ(邦人被害のけん銃強盗事件発生に伴う注意喚起)

平成26年11月25日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
邦人被害のけん銃強盗事件発生に伴う注意喚起
1 11月22日(土)午後6時40分ころ、カラチ市DHAフェーズⅡサンセット・ブルバード沿いの交差点において,自動車に乗車した邦人男性1名がけん銃を突きつけられタブレット端末等を奪われるという強盗事件が発生しました。
2 事件の概要は以下のとおりです。
被害者が,自家用車(セダンタイプ,武装警備員なし,黒色メッシュのシェードあり)に乗り,車内でタブレット端末(ipad mini)を見ながら帰宅中,上記交差点付近で渋滞停車した際,反対車線から徒歩で近づいて来た男1名に運転席側の窓ガラスをけん銃でノックされた。運転手が窓を少しだけ開けたところ,男は運転手にけん銃を突きつけながら,「バラ,モバイル!」(「金持ち,携帯電話をよこせ。」の意)と数回叫び金品を要求した。被害者はタブレット端末とダミーの財布(200ルピー在中),ダミーの携帯電話とを手渡したところ,男は反対車線で待機していた仲間のオートバイの後部座席に乗り,北方面に逃げ去った。
3 本件発生時間帯に周辺はすでに暗くなっており,被害者のモバイル端末の明かりが外から見えたことで犯人から目をつけられ,被害に遭ったものと思われます。車内で携帯電話等を使用する場合,照明が外から見え,強盗犯人等の物色対象になるリスクがあるので注意してください。
4 なお、同種事案では、犯人に抵抗し発砲を受けるという事件も発生しています。不幸にも犯人に足止めされ、金品を要求された場合は、抵抗することなく犯人の要求に従ってください。所持金品に執着すると思わぬ結果をもたらし得ますので、特にご留意願います。
5 参考として、発生現場の地図を添付します。

2014年11月21日金曜日

大使館からのお知らせ(衆議院議員総選挙の実施に伴う在外選挙(投票)のご案内)

在留邦人の皆様へ
平成26年11月21日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(衆議院議員総選挙の実施に伴う在外選挙(投票)のご案内)

皆様報道等で既にご承知のことと思いますが、本年12月14日(日)に第47回衆議院議員総選挙が日本国内で実施される予定です。これに伴い在外選挙人証をお持ちの皆様につきましては、海外でも衆議院選出議員選挙の投票を行うことができます。投票方法につきましては、期間、場所等をご考慮頂き、以下3つの投票方法から皆様に都合のよい投票方法をお選び下さい。

○ 在外選挙人証をお持ちの方は、以下の何れかの方法にて在外投票を行うことができます。
○ 今回実施される予定の衆議院議員総選挙では、比例代表選出議員選挙及び小選挙区選出議員選挙の投票を行うことができます。
○ 選挙に関する詳細につきましては、以下のホームページからも確認することができます。
 ・外務省ホームページ・アドレス
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html
 ・総務省ホームページ・アドレス
  http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/senkyo/index.html

1.在外公館投票
◆投票場所:在パキスタン日本国大使館(一般領事受付2階)
      Embassy of Japan
Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad
Tel: 051-907-2500
      Fax: 051-907-2354
◆投票期間:平成26年(2014年)12月3日(水)~6日(土)(予定)
◆投票時間:午前9時30分~午後5時00分
◆必要書類:①在外選挙人証
      ②旅券など本人であることが確認出来る書類
⇒何らかの都合により旅券がお手元にない方は、日本又はパキスタンの公的機関が
発行した顔写真付身分証明書をご持参下さい。
※ 在外公館投票の期間については、選挙公示(12月2日(火))を受けて最終的に確定するため、上記日程については現段階の予定となっております。
◆そ の 他:
※当大使館が所在する地区(Deplomatic Enclave)への入構については、既に入構に関する許可証等をお持ちの方を除き、当地警察当局への事前登録が必要となります。つきましては、在外公館投票にお越しいただく日程が決まった段階で、ご来訪日の前日の午後4時まで(12月3日(水)に来訪を予定されている場合には2日(火)の午後4時まで)に当館へお知らせ願います。

※世界各国・地域に所在します多くの日本国大使館及び総領事館にも投票所が設置される予定となっております。他の大使館等で投票をご希望の場合は、投票場所及び投票期間等の詳細につきまして、実際に投票される大使館等に事前にお問い合わせ下さい。

2.帰国投票
◆選挙実施日の前に、一時帰国される場合や、赴任等を終えて帰国後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届の提出から原則として3ヶ月間)は、以下の方法にて投票を行うことができます。なお、投票所の住所及び具体的な投票方法等の詳細につきましては、投票を行おうとする市区町村の選挙管理委員会にお問い合わせ下さい。
(1)選挙日当日の投票所における投票
   在外選挙人証に登録されている市区町村の選挙管理委員会が指定した投票所において、在外選挙人証を提示して投票することができます。
(2)期日前投票
在外選挙人名簿に登録されている市区町村の選挙管理委員会が指定した期日前投票所において、在外選挙人証を提示して、期日前投票を行うことができます。
(3)不在者投票
   在外選挙人名簿に登録されている市区町村以外の市区町村の選挙管理委員会において、在外選挙人証を提示して不在者投票を行うことができます。なお、この場合、在外選挙人名簿に登録されている市区町村の選挙管理委員会に在外選挙人証を提示して、投票用紙を事前に入手しておく必要があります。

3.郵便投票
◆郵便投票の手順:
(1)投票用紙の請求
郵便投票を行う方は在外選挙人証と投票用紙等請求書を、国際郵便等で登録地の選挙管理委員会宛に直ちに直接郵送して下さい。返信用封筒は不要です。
   ⇒大使館には郵便投票のための投票用紙を請求することは出来ません。
⇒投票用紙等請求書は、在外選挙人証の交付の際に添付された「在外投票の手引き」にある様式見本をコピーしてご使用いただけます。また、適当な用紙に以下の必要事項を記載して請求することも出来ます。
○請求する選挙の種類(例:衆議院議員選挙区選出議員選挙、衆議院比例代表選出議員選挙)
○請求年月日
○氏名
○署名(在外選挙人名簿登録申請書に記載の署名)
○在外選挙人証の交付番号
○在選選挙人証に記載の市区町村選挙管理委員長(例:東京都千代田区選挙管理委員長 殿)
   ⇒署名は必ず本人が行い、在外選挙人名簿登録申請書に記入した署名と同様の署名をお書き下
さい。
(2)投票用紙の受領
投票用紙、投票用封筒(内封筒、外封筒、送付用封筒)が、在外選挙人証とともに、登録地の選挙管理委員会より選挙人に直接郵送されてきます。
(3)投票用紙の記入と送付
  ①公示日の翌日以降、投票用紙に名簿届出候補者又は政党の名称を記入し、内封筒に入れます。
  ②外封筒に必要事項を記入し、内封筒を入れます。
    ⇒署名は必ず本人が行い、在外選挙人名簿登録申請書に記入した署名と同様の署名をお書き
下さい。
  ③送付用封筒に外封筒を入れ、登録地の選挙管理委員会に直接郵送して下さい。
    ⇒投票用紙は、日本国内投票日の午後8時(日本時間)迄に、登録地の選挙管理委員会に届かなければ無効となりますのでご注意下さい。

◆郵便投票から在外公館投票への変更:
郵便投票のための投票用紙の交付を受けた後でも、在外公館投票の実施期間中であれば、受領済の投票用紙、投票用封筒といった全ての書類を投票を行う在外公館に返却していただければ、同在外公館で直接投票を行うことが出来ます。

あなたの大切な一票です。忘れずに投票を!

(平成26年11月21日)

2014年11月18日火曜日

大使館からのお知らせ(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その6)

在留邦人の皆様へ
平成26年11月18日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その6

1.11月14日付で、ポリオウィルスの国際的感染拡大に関する追加勧告がWHOより発表されました(パキスタンに関連する勧告の主なポイントは以下の通りです)。

○現状を依然「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と認め、(5月に発出された)一時的勧告をさらに3ヶ月間延長する。
○パキスタンについて以下を追加的に助言する。
・パキスタンは、適切なポリオワクチン接種証明書(接種後1年間有効なもの)を所有しない居住者の海外渡航を出国地点において制限すべきである。この勧告は、空路・海路・陸路等を問わず、すべての出国地点から海外に渡航する者に適用される。
・パキスタンは、緊急な渡航に関してこれまでに出された勧告(適切なポリオワクチン接種を受けておらず、緊急に国外に渡航する必要のある者は、少なくとも出国時までにワクチン接種を受け、適切な接種証明書の発行を受けること)が引き続き有効であることに留意すべきである。

2.これまでは、ワクチン接種記録の確認が必ず行われているという状況ではありませんでしたが、今後は、今回のWHO勧告を受け、出国時にワクチン接種記録の確認が厳格に実施される可能性が考えられます。そのため、在留邦人の皆様におかれましては、急な用件等を含めた当地からの出国に備え、1年に1度、当地医療機関もしくは一時帰国等の出国された際に、日本国内等でポリオワクチンの接種をして頂き、接種証明書を必ず保管しておいて頂く様、お勧めいたします。

3.また、これまでポリオ関連情報として当館からお知らせした内容とほぼ相違ありませんが、在留邦人の皆様におかれましては、出国時のトラブルを避けるために、下記の点につき今一度ご確認をお願いします。

(予防接種に伴う確認事項)
・外国人を含むパキスタンからの出国者に対し、ポリオワクチンの接種記録確認が行われる。
・ワクチン接種記録は、接種後1年間有効である。
・ワクチン接種は、出国の4週間前までに済ませる必要がある。
・4週間未満の短期滞在者については、接種記録確認の対象外である。
・外国人に関しては、国外で経口ポリオワクチン(OPV)もしくは不活化ポリオワクチン(IPV)の接種を行い、WHO様式のワクチン接種記録に記載してあれば、証明書として問題ない。

(パキスタン国内での予防接種)
・イスラマバードでは、Pakistan Institute of Medical Science(PIMS)もしくはFederal Government Services Hospitalでワクチン接種が可能である。
・パキスタン国内でのワクチン接種に関しては、接種記録を当地保健当局様式でのワクチン接種記録に記載してある必要がある。
・空港での緊急出国者に対する経口ポリオワクチン(OPV)接種は行われておらず、必ず事前にワクチン接種を行う必要がある。

4.以下の公立医療機関においては、経口ポリオワクチン(OPV)の接種と当地保健当局より送付があったポリオワクチン予防接種証明用紙を使用した、接種証明の発行が行われております。在留邦人の皆様につきましても、パスポートを持参して受診する事で、無料でワクチン接種が受けられます。

(イスラマバード)
Pakistan Institute of Medical Science(PIMS):051-9260500
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-14:00
金曜日:8:00-12:00
Federal Government Services Hospital:051-9214965
月曜日~木曜日、土曜日:8:30-13:00
金曜日:8:30-12:00
(ラホール)
Services Hospital:042-99203406
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-12:00
金曜日:8:00-11:00
MEO Hospital:042-99211106
月曜日~土曜日:9:00-11:00
Jinnah Hospital:042-99231400
月曜日~木曜日、土曜日:9:00-13:00
金曜日:9:00-12:00
General Hospital:042-99264092
月曜日~木曜日、土曜日:8:00-14:00
金曜日:8:00-12:00

2014年11月17日月曜日

大使館からのお知らせ(領事サービス向上・改善のためのアンケートの実施について)

在留邦人の皆様へ
平成26年11月17日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(領事サービス向上・改善のためのアンケートの実施について)

 在パキスタン日本国大使館では、在留邦人の皆様から、当館の領事サービスに対するご意見、ご要望等をお伺いし、領事サービスの改善・向上に取り組んで参りたいと考えております。
 つきましては、お忙しい中恐縮ですが、11月17日(月)~月30日(日)までの期間、下記当館HP上に本件アンケート調査を掲載しておりますので、同HP上の「領事サービス向上・改善のためのアンケートはこちら」をクリックして頂き、アンケートにご協力の程お願いいたします。
 なお、当館領事窓口においてもアンケート用紙をお配りしておりますので、当館にご来訪頂いた際に、窓口でアンケートにお答え頂くことも可能です。(HP上でアンケートにお答え頂いた方は、窓口でのご回答は必要ありません)。

当館HP:http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

2014年11月3日月曜日

大使館からのお知らせ(ラホール市郊外ワガー国境で発生した自爆テロ事件に関する注意喚起)

平成26年11月2日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ


大使館からのお知らせ
ラホール市郊外ワガー国境で発生した自爆テロ事件に関する注意喚起

1.11月2日午後6時30分頃、ラホール市郊外のワガー国境駐車場において爆発事件が発生しました。現地警察より確認した情報によりますと、これまでのところ(2日午後10時30分時点)、この爆発による外国人被害はないとのことですが、パキスタンレンジャー隊員、警察官及び一般人等を含めた55名が死亡、100名以上が負傷する被害が発生しています。本事件は、同国境で毎日行われている国旗降下式終了後に発生した事件となっており、同行事を観覧した訪問者が帰宅するため駐車場に戻っていたところで爆発がおきたことから、多くの死傷者が発生する事態となりました。

2.今回の事件については、当地の複数のテロ組織より犯行声明が出されており、現地警察当局からの確認情報によると、今回の事件は自爆テロによる犯行として、現在捜査が行われているとのことです。

3.つきましては、今後ラホール市内及びその周辺地域において、今回と同様の爆発事件が発生する可能性も排除できないことから、邦人の皆様におかれましては、不特定多数が参集する場所への接近については極力避けるよう心掛けて下さい。また、現在ムハッラム月でもあり、11月3日及び4日にかけてはシーア派宗教行事であるアシュラを迎えることから、今後も今回と同様又は他のテロ事件等が発生する可能性も考えられますので、ラホール以外の地域についても、以下の内容を参考にしていただき、慎重な行動を心掛けていただけますよう併せてお願いいたします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。

(3)不特定多数の人が集まる場所への接近は避ける。特に、レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header