2010年5月26日水曜日

在外選挙人名簿登録申請及び投票方法について

本年夏、参議院議員通常選挙が実施される予定です。

本日は在外選挙人名簿登録申請及び投票方法についてご案内します。

1.在外選挙制度の下で投票するためには、あらかじめ「在外選挙人名簿登録申 請」を行い、在外選挙人証を取得する必要があります。在外選挙人名簿の被登録資格は次のとおりです。
(1)年齢満20歳以上
(2)日本国籍を有する方
(3)引き続き3ヵ月以上、当館管轄区域内に住所を有する方(3ヵ月に満たな

い方でも登録申請することは可能ですが、その場合、3ヵ月の在留期間が経

過するまで申請書を大使館で保管させていただきます。)
(4)本邦に住民登録のない方(本邦において転出届を行っている方)
(5)公民権を停止されていない方

2.在外選挙人名簿登録申請をご希望の方は、原則当館へお越しいただく必要がありますが、その際は、旅券乃至は我が国または当国政府や地方公共団体が交付した顔写真付きの身分証明書をご持参ください。なお、当館にお越しになれない方はご相談ください。

3.本年は参議院議員通常選挙が実施される予定であり、在外選挙人名簿登録申請をご希望の方(在外選挙制度の下での投票を希望する方)は、在外選挙人証の受領までに日数がかかることもあり(申請から受領まで通常2~3ヵ月)、早めに当館領事警備班までご連絡ください。
 また、近いうちにご帰国予定の方についても、在外選挙人証を所持していれば、本邦で住民登録(転入届)後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(3ヵ月間)は、在外選挙制度の下で国政選挙に参加できるというメリットがあります。

4.なお、当地の現下の治安状況から、当館においては在外公館投票記載場所(投票所)を開設しないこととなる見通しです。その場合、在外選挙人証を取得した後は、①投票記載場所を開設する在外公館における投票、②郵便等投票、及び③日本国内における投票のいずれかの方法で投票いただくようお願いします(それぞれの投票方法については、別添の資料をご参照ください)。

5.在外選挙制度の詳細については、別添の資料をご覧ください。また、在外選挙制度についてご不明の点等があれば、当館領事警備班までご照会ください(このメールを受け取られた方の中に、既に在外選挙人証をお持ちの方がいらっしゃれば、以下のような投票方法となります)。

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在外選挙人証をお持ちの皆様へ

1.在外選挙人証をお持ちの方は、別添の「在外選挙の投票方法」に記載のある3つの方法(①在外公館投票、②郵便等投票、③日本国内における投票)のいずれかにより投票することができます。
 他方、上記のとおり、当地の現下の治安状況から、当館においては在外公館投票記載場所(投票所)を開設しないこととなる見通しです。

つきましては、皆様におかれましては、①投票記載場所を開設する在外公館における投票、②郵便等投票、③日本国内における投票、のいずれかの方法で投票いただくようご案内します(それぞれの投票方法については、別添の「在外選挙の投票方法」をご覧ください)。

2.②郵便等投票を行う際には、あらかじめ登録先の選挙管理委員会にお手持ちの「在外選挙人証」と「投票用紙等請求書」(別添)を送付し、投票用紙等の請求を行う必要があります。投票用紙等の請求はいつでも行うことができ、投票用紙等の交付は参議院議員の任期満了日の60日前から開始されます。

3.また、②郵便等投票は、投票用紙等の交付を受けた後、選挙の公示又は告示の日の翌日以降に同投票用紙等に記入の上、日本国内の投票日の午後8時までに投票所に到達するよう登録先の選挙管理委員会宛に直接送付する必要がありますが、投票用紙等の選挙管理委員会宛の送付は、当地から直接郵送等により行うほか、帰国する方に依頼して本邦において投函することでも可能です。

4.更に、②郵便等投票のための投票用紙等の交付を受けた後に、投票方法を①在外公館投票、乃至③日本国内における投票に変更したい場合は、あらかじめ選挙管理委員会から受領している投票用紙等(「投票用紙」「内封筒」及び「外封筒」)を投票記載場所(投票所)に返還することによって可能になります(ただし、上記のうち一つでも欠いている場合は投票方法の変更はできません)。

5.在外選挙人証を取得後、その「住所」等が変更になっている方で②郵便等投票を行うご予定の方は、記載事項の変更が必要になりますので、お早めに当館領事警備班までご相談ください(①在外公館投票及び③日本国内における投票の場合は、記載事項の変更(住所変更等)を行っていなくても投票は可能です)。

 在外選挙についてご不明の点等があれば、当館領事警備班までご照会ください。
                                 以上

2010年5月20日木曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(民族間、政党間抗争による治安悪化に関する注意喚起)

本日、在カラチ日本国総領事館から以下のとおり「総領事館からのお知らせ」が発出されましたので、お知らせいたします。

なお、過去の「大使館からのお知らせ」については、当館ホームページhttp://www.pk.emb-japan.go.jp./indexjp.htm の「在外邦人の方へのお知らせ(治安情報等)」若しくは http://pkembjapan.blogspot.com/にてご参照いただけます。」にてご参照いただけます。

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2010年5月20日

在カラチ日本国総領事館

在留邦人の皆様へ


総領事館からのお知らせ

(民族間,政党間抗争による治安悪化に関する注意喚起)

1 昨日(19日)午後から本日未明にかけて,市内各所において,民族間,政党関抗争による暴力事案が発生し,報道によればこれまでに20人以上が殺害されております。

2 カラチ市においては,民族間,政党間抗争は度々発生しており,昨年4月には3日間で約50人,昨年6月には約30人,今年2月にも1週間で約30人が殺害されております。このように,一度事案が発生すると数日間は治安か急激に悪化する傾向があります。

  また,市民生活にも多大な影響を及ぼし,各種学校の閉校,公共交通機関の運行停止,店舗の閉店(一部地域)などの措置が取られることとなります。

3 邦人が直接の標的になることは考えられませんが,巻き添えに遭うことは十分考えられます。特に夕方から夜間にかけましては,事案が拡大する傾向があります。つきましては,邦人の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、極力外出を控えると共に、最新の情報に留意しつつ引き続き警戒心を保持していただくようお願いいたします。
                                 以上 

イスラマバード等における抗議デモの実施及びテロ警戒情報等

1.本日午後0時から午後3時までの間、ブルーエリア東端に所在するGEOテレビ事務所前からアッパラ・マーケットにかけて、最大2,000名規模のムハンマド風刺画に対する抗議デモが行われる予定となっています。デモのルートについては確定していませんが、同地域周辺では交通規制が行われる可能性もあり、渋滞等混乱が生じる恐れもあります。また、この機会を捉え、テロ事件が発生する可能性も排除できません。なお、右デモはカラチ・ラホール等各主要都市においても実施されるとの情報にも接しています。

2.また、報道によれば、武装テロリストがイスラマバード市内及びパンジャブ州内(特にラホール市内)の重要政治施設を標的としたテロ事件の実行を計画しているとの情報もあります。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の情報に留意しつつ、集会やデモが行われている場所、また、テロの標的となりやすい政府関連施設、警察施設、欧州関連施設及び宗教関連施設等には決して近づかないように十分注意して下さい。

以 上

2010年5月17日月曜日

タイ:バンコク都他周辺地域における渡航情報について

1.現在、タイ・バンコク都及びその周辺地域他において非常事態宣言が発令される等、緊迫した情勢が続いています。これを受け、外務省及び在タイ日本国大使館では下記のHPより最新の渡航情報を提供しております。

外務省海外安全ホームページ

www.anzen.mofa.go.jp

在タイ日本国大使館ホームページ

www.th.emb-japan.go.jp

2.ついては、出張、旅行及び経由地等でタイを訪問される予定の方は、不測の事態に巻き込まれることのないよう、上記HPにて注意喚起している内容を再度確認してください。また、最新の情報にも留意しつつ慎重な行動を心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分努めてください。
                                   以上

2010年5月13日木曜日

ギルギット・バルチスタン地域(旧北方地域)における地滑り及び洪水被害に関する注意喚起

1.ギルギット・バルチスタン地域(旧北方地域)を流れるフンザ川が地滑りでせき止められたため、ゴジャール地方(上部フンザ地域)のアッタバード周辺では、長さ約15キロ、深さ約60メートルの「湖」の様な状況となっています。

報道によれば、その「湖」が近日中に決壊する可能性があり、地域住民数千人が家を失う恐れがある旨警告しています。

これに伴い、パキスタンと中国を結ぶカラコラム・ハイウェイはすでに一部閉鎖しており(部分的に渡し船等で対処している模様)、観光地であるグルミットにも影響が及ぶことが懸念されています。

同フンザ地区にあるアイエーナバードとシシカト両村は洪水に襲われ、住民約1,700人が自宅から避難することを余儀なくされました。

2.ついては、グルミットを含むゴジャール地方への渡航は可能な限り差し控えるとともに、同方面への渡航を予定されている方は、最新の情報を入手した上で、危険が伴うようであれば、日程の変更、又は延期等の措置を取り、事故や災害に巻き込まれないよう十分注意してください。
                                  以上

2010年5月7日金曜日

在外選挙人証の登録について

 今夏、第22回参議院議員通常選挙が行われます。 在外選挙(在外公館投票、郵便投票、日本国内での投票)に投票するためには、「在外選挙人証」を入手する必要があります。申請方法については、旅券及び居住を証明できる書類を当館までお持ちいただき、申請書類にご記入頂く必要があります。なお、在外選挙人証は申請してから交付までに約2~3ヶ月程度を要しますので、お早めに手続きされることをお勧めします。 詳細は、外務省HP〈http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html〉をご覧下さい。 その他、不明な点がありましたら、当館領事警備班までお問い合わせ下さい。 (了)