2013年11月24日日曜日

総領事館からのお知らせ(邦人被害の車両損壊事件発生に伴う注意喚起)

2013年11月22日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

(件名) 邦人被害の車両損壊事件発生に伴う注意喚起
(内容)                                                      
1 本日(22日)午前6時45分ころ,カラチ市DHAフェーズ7EXTにある交差点(Khayaban-e-Shahbaz RoadとKhayaban-e-Ittehad RoadがY字に交わる交差点)において,走行中の邦人車両が暴漢に材木で叩かれ損壊するという事件が発生しました。その概要は以下のとおりです。
(1)被害者は,自家用車(セダン車,被害者のほか運転手,ガードマン1名乗車)で上記交差点を徐行していたところ,その場所に立っていたパキスタン人男性(年齢不詳,中肉中背,白色民族衣装着用)から材木(長さ2メートル位,当地で足場を組むのに使用するような丸太)で車両を叩かれた。このため,フロントガラスが割られ,左サイドミラー,等が破壊された。
(2)被害車両は,少し離れたところで一旦停車し,運転手とガードマンが降車して犯人の様子を確認したが,他の通行車両を同様に襲っていたため,Uターンして同人を取り押さえようとした。(邦人による指示は無し。)
(3)車両で犯人に近づきながら,ガードマンが車内から1発威嚇射撃をしたが,相手がひるまず車両を叩いて来て後部ガラスが割るなどしたため,そのまま男の側方を通過して現場を離れた。
(4)邦人や運転手,ガードマンの身体や所持品に被害は無かった。
2 犯人の行動は理解不能であり,薬物依存者等による通り魔的犯行とも判断されるところではありますが,邦人の皆様におかれましては,運転手やガードマンに対して独自の判断をして雇い主を危険な目に遭わせないよう教育しておくなど日頃からの安全管理を再確認してください。

2013年11月21日木曜日

大使館からのお知らせ(大規模抗議デモに伴う注意喚起)


大規模抗議デモに伴う注意喚起

1.現在、パキスタン防衛評議会(DPC)が、15日(金)発生したラワルピンディでの宗派間衝突に対する抗議として全国にデモを呼びかけているとの情報があり、22日(金)午後、各地でデモ行進が行われる可能性があります。これまでのところ、同デモの規模及び具体的な時期並びに経路については不明ですが、状況によっては宗派間衝突を伴うデモの暴徒化、又はデモを狙ったテロ攻撃等不測の事態が発生する可能性も排除できません。

2.報道によると、本日(21日(木))未明、KP州ハングー(Hangu)においてマドラッサを狙った米国の無人機攻撃があったことから、同攻撃に対する抗議も併せて上記1.のデモが行われる可能性も否定できません。

3.このような状況を受け、デモの対象となることが考えられる当地政府機関、各国外交団施設が所在する地域については、大規模交通規制等が行われる可能性があります。

4.地域によりますが、場合によっては携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご留意願います。

5.つきましては、邦人の皆様におかれては、不要・不急の外出は控えていただき、やむを得ず外出する必要がある場合は、累次の「お知らせ」にてお伝えしているとおり、不測の事態に巻き込まれることのないよう以下諸点を参考に、十分注意した行動を心掛けるようお願いします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも同種の場所を避けるように心掛ける。
(5)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には速やかにその場から離れる。

○ムハッラム月及び宗教行事に関する注意喚起
http://pkembjapan.blogspot.com/2013/11/blog-post_5.html
○米国の無人機攻撃機によるTTP代表殺害に伴う注意喚起
http://pkembjapan.blogspot.com/2013_11_01_archive.html
○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header
○ 緊急連絡先:(+92-0)51-9072500                                          
(以上)

2013年11月13日水曜日

大使館からのお知らせ(シーア派宗教施設等へのテロ脅威に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成25年11月13日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
シーア派宗教施設等へのテロ脅威に関する注意喚起

1 パキスタンでは、11月6日よりムハッラム月に入りました。過去には、特にムハッラム月の最初の10日間(今回は15日(金)まで)、シーア派宗教施設等(特にモスク)を狙ったテロが発生しており、今年もすでに、カラチ市内のシーア派宗教施設付近において爆弾テロ事件が発生(11日(月))しているとともに、報道によれば、イスラマバード(I-10/2)においてもシーア派に対する攻撃を計画していたとされるテロリスト関係者2名が逮捕され、同時に大量の爆発物が押収される事件(11日(月))が発生したと報じられております。また14日(木)から15日(金)にかけて、パキスタン国内各地でイスラム教シーア派による大規模な宗教行事(アシュラ)が行われる予定であり、この機会を捉え、テロ事件が発生する可能性も否定できません。

2 ついては、このようなシーア派宗教施設、宗教行事が開催されている場所には絶対に近づかないよう注意してください。イスラマバード、ラワルピンディー及びラホールでは、本件宗教行事に伴う行進が添付資料に記載した地域で予定されており、道路閉鎖も予想されますので、少なくともこれらの行進は避けて下さい。これに限らず、国内各地の主要な道路、シーア派モスク等でも同様の行進が行われる予定ですので、外出の際は気をつけて下さい。

以 上

2013年11月12日火曜日

大使館からのお知らせ(アシュラに伴う当大使館の休館日の変更について)

在留邦人の皆様へ
平成25年11月12日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
アシュラに伴う当大使館の休館日の変更について

 皆様既にご承知の通り、11月14日(木)及び15日(金)の2日間は当地の宗教行事であるアシュラとなります。
 これに伴い、当大使館も、11月14日(木)及び15日(金)の両日が休館日となり、週休日の16日(土)及び17日(日)とあわせ4連休となりますので、お知らせいたします(当初予定されていた11月13日(水)は通常の開館日となり、開館日となっていた15日(金)が休館日となります)。
 また、2013年末までの当館休館日は以下の通りとなりますので、改めてお知らせいたします。

11月14日(木) Ashura
11月15日(金) Ashura
12月25日(水) Quaid-e-Azam Day/Christmas
12月30日(月) 年末休暇 
12月31日(火) 年末休暇

 なお、アシュラ期間を含めたムハッラム月に関する注意喚起や各種安全情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○ムハッラム月及び宗教行事に関する注意喚起
http://pkembjapan.blogspot.com/2013/11/blog-post_5.html
○米国の無人機攻撃機によるTTP代表殺害に伴う注意喚起
http://pkembjapan.blogspot.com/2013/11/blog-post.html
○不特定多数が集まる娯楽施設等への立ち入りについての注意喚起
http://pkembjapan.blogspot.com/2013/10/blog-post_24.html
○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2013年11月5日火曜日

大使館からのお知らせ(ムハッラム月及び宗教行事に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成25年11月5日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
ムハッラム月及び宗教行事に関する注意喚起


1.11月6日(水)よりムハッラム月(イスラム歴1月)となり、11月14日(木)及び15日(金)(ムハッラム月9日及び10日)には、イスラム教シーア派の宗教行事(アシュラ)が行われることとなります。

2.この宗教行事に際して、パキスタン国内各地でシーア派のイスラム教徒による大規模な行進も行われ、過去には、行進の列を狙ったテロ、ムハッラム月の期間に行われる宗教行事を巡った宗派間衝突が度々発生しており、多数の死傷者が出ています。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。特にアシュラの期間中は、モスク等の宗教施設及び宗教行事が開催されている場所には近寄らないよう注意するとともに、興味本位で見物することはお控えください。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(5)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

4.また、上記注意点以外にも、最近当館より発出した「米国の無人機攻撃機によるTTP代表殺害に伴う注意喚起」(11月3日)及び「不特定多数が集まる娯楽施設等への立ち入りについての注意喚起」(10月24日)等の当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○米国の無人機攻撃機によるTTP代表殺害に伴う注意喚起
http://pkembjapan.blogspot.com/2013_11_01_archive.html
○不特定多数が集まる娯楽施設等への立ち入りについての注意喚起
http://pkembjapan.blogspot.com/2013/10/blog-post_24.html
○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2013年11月4日月曜日

大使館からのお知らせ(米国の無人攻撃機によるTTP代表殺害に伴う注意喚起)

在留邦人の皆様へ
2013年11月3日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
米国の無人攻撃機によるTTP代表殺害に伴う注意喚起

1.1日、武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)のハキムッラー・マスードTTP代表が、北ワジリスタン管区ミランシャーの郊外で米国の無人機の攻撃を受け、死亡したと報道されました。また、パキスタン全国各地でイスラム教スンニ派宗教団体等が無人機による攻撃を非難する抗議デモ・集会等を行っているとの報道もなされています。

2.この事件を受け,イスラマバード、ラホール及びペシャワル等の主要都市では警備体制が引き上げられ、通常以上の警備措置が実施されています。

3.本年5月29日には、ワリ・ウル・ラヘマンTTP幹部が米国の無人攻撃機による攻撃で殺害され、その後、6月23日にギルギット・バルティスタン地域のナンガ・パルバット山麓において、TTP関係組織による外国人を標的とする報復テロが発生しました。このことから、今後、TTPによる報復攻撃等が発生する可能性が考えられます。

4.つきましては、邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。