2016年1月28日木曜日

大使館からのお知らせ(教育施設及び商業施設等に対する脅威情報に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成28年1月28日
在パキスタン日本国大使館


~大使館からのお知らせ~
(教育施設及び商業施設等に対する脅威情報に関する注意喚起)

1 当館は、パキスタン国内に所在する教育施設及び大型商業施設(ショッピングモールやマーケット)等に対し、テロ活動の脅威があるとの情報に接しました。

2 先般、KP州で発生した大学に対する襲撃テロ事件を受け、国内に所在している教育施設の警備体制の強化が図られており、同襲撃テロを実行した武装勢力が、今後も同様のテロを行うことを仄めかす内容のメッセージを発出しております。

3 以上を踏まえ、在留邦人の皆様におかれましては、これまでテロ事件に関する類似の注意喚起でもお知らせしておりますが、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。特に、不特定多数が集まる場所は、事件に巻き込まれるリスクが高まることから、当面の間は、そのような場所への立入りについては出来るだけ避けるよう心掛けていただき、やむを得ず立ち入る必要がある場合には、滞在時間を極力最小限とし、不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。

4 なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):

2016年1月26日火曜日

大使館からのお知らせ(感染症広域情報:海外における麻しん(はしか)の発症に備えた注意)

平成28年1月26日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(感染症広域情報:海外における麻しん(はしか)の発症に備えた注意)

 今般、外務省より、以下の「海外安全情報(感染症広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

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感染症広域情報

件名:海外における麻しん(はしか)の発症に備えた注意
1.背景
(1)我が国は、2015年度までに麻しんの排除を達成し、世界保健機関による麻しんの排除の認定を受け、かつ、その後も麻しん排除の状態を維持することを目標に「麻しんに関する特定感染症予防指針」を策定し、国全体での対策を推進してきました。その結果、2015年3月には世界保健機関西太平洋事務局により日本が麻しん排除状態にあることが認定されました。国内の麻しん感染者の報告数は2008年に11,012人でしたが、2015年には35人まで減少しています(2016年1月5日時点)
(2)海外では、世界保健機構(WHO)等による麻しんの撲滅に向けた予防接種活動等の加速により、全世界での麻しんによる死亡者数は2000年の546,800人から76%減少し、2014年には、114,900人となっています。一方で、多くの発展途上国、特にアフリカやアジアの一部で麻しんの感染が頻繁にみられていますので、これらの地域へ渡航・滞在される方は、以下2.を参考に、厚生労働省のホームページ等から最新情報を入手し、感染予防に努めてください。

2.麻しんについて
(1)感染源
 麻しんは伝染性の強い急性発疹性のウイルス感染症で、感染者の気道分泌物(鼻、咽頭、口腔からの飛沫、飛沫核)による空気感染、飛沫感染などにより感染します。
(2)症状
潜伏期間は10~12日で、主な症状は38℃前後の発熱、咳、鼻汁、結膜充血、目脂、発疹などです。また、合併症として肺炎、脳炎などを来すこともあります。特別な治療法はなく対症療法が中心となります。一度、典型的な麻しんを発症した人は、通常、終生免疫が獲得されます。
(3)予防方法
麻しんは感染力が非常に強いため、最も有効な対策は、事前の予防になります。国内の排除状態を維持するためにも、定期の予防接種により対象者の95%以上が2回の接種を完了することが重要となります。また、麻しんの流行している地域に渡航する際にも、流行のみられる海外から麻しんを持ち込まないために、事前の予防対策が重要となります。このため、これまで予防接種を受けていない方や、1回しか接種を受けていない方には、麻しん風しん混合ワクチンの接種が勧められます。
なお、定期の予防接種は、生後12月から生後24月に至るまでの間にある小児(1期接種)及び小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある5歳以上7歳未満の小児(2期接種)に対して実施しています。

 厚生労働省作成の「麻しん(はしか)に関するQ&A」及び国立感染症研究所ホームページ(特に最新の感染者数)もご参照ください。

○参考情報:
 国立感染症研究所
 厚生労働省「麻しん(はしか)に関するQ&A」

(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:

大使館からのお知らせ(感染症広域情報:狂犬病~もし咬まれたら,すぐに医療機関へ)

平成28年1月26日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(感染症広域情報:狂犬病~もし咬まれたら,すぐに医療機関へ)

 今般、外務省より、以下の「海外安全情報(感染症広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

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感染症広域情報

件名:狂犬病~もし咬まれたら,すぐに医療機関へ

1.狂犬病の発生状況
(1)狂犬病は日本,英国,オーストラリア, ニュージーランドなどの一部の国を除いて全世界に分布しており,ほとんどの国で感染する可能性があります。
(2)毎年,数万人が狂犬病により死亡しており、そのほとんどがアジアとアフリカで発生していますが、北米、欧州の一部地域でも感染のおそれがあります。また、狂犬病が疑われる動物に咬まれた人の40%は15歳未満の子どもです。
(3)世界各国における狂犬病の発生状況としては、狂犬病による死亡例が最も多いのはインドで約20,000人(2008年)であり、また、パキスタンでは2,490人(2006年)、中国では2,466人(2008年)の感染死亡例が発生しています。また、2013年には台湾において、野生のイタチアナグマの狂犬病の感染が確認されています。
 その他、狂犬病の発生状況については、厚生労働省のホームページもご参照ください。
 (4) 日本では狂犬病が撲滅されているため、その危険性を忘れがちですが、2006年11月に、フィリピンで犬に咬まれた日本人が帰国後に発症、死亡する事例が2例報告されました。世界各国では現在も感染者が存在する病気なので、海外に渡航、滞在される方は以下の点にご留意ください。

2.狂犬病について
(1)感染源
通常、人は、感染した動物に咬まれたり、引っ掻かれたりすることで感染します。イヌは、狂犬病の主たる宿主であり、媒介動物です。 イヌは、アジアとアフリカでは人の狂犬病の主な死亡原因となっています。
 一方で、アメリカ大陸では、コウモリがほとんどの狂犬病死亡の感染源です。 また、コウモリの狂犬病は、最近、オーストラリア、西ヨーロッパでも公衆衛生上の脅威となっています。非常に稀ですが、キツネ、アライグマ、スカンク、ジャッカル、マングースや他の野生の肉食動物種から人に狂犬病が感染し、死に至ることがあります。
 感染伝播は、感染性物質(通常は唾液)が人の粘膜や新鮮な傷に直接接触することで起こることもあります。 稀に、狂犬病はウイルスを含むエアゾールの吸入や、感染した臓器の移植を通しても感染します。狂犬病に感染している動物の生肉または他の組織の摂取は、人への感染源にはなりません。
(2)症状
狂犬病の潜伏期間は、一般的には1か月から3か月ですが、1週間未満から1年以上と幅があります。狂犬病の初発症状には、発熱、頻繁な創傷部位の痛み、説明のつかない異常なヒリヒリやチクチクする痛み、灼熱感(錯感覚)があります。ウイルスが中枢神経系に広がるにつれ、脳と脊髄に、進行性で致命的な炎症を起こします。
 この疾患には2つの病型があります。狂躁型の狂犬病では、活動性の亢進、易興奮性、恐水症状、また時に恐風症状が、現れます。数日後には、心肺停止によって死亡します。
 麻痺型の狂犬病は、人の狂犬病全体の約30%を占めます。狂躁型ほどの激烈さはなく、通常、長い経過をたどります。筋肉は、咬傷または擦過傷部位から、徐々に麻痺を生じます。昏睡が徐々に進行し、最後には死に至ります。麻痺型の狂犬病は、しばしば誤診され、疾患の過少報告につながっています。
(3)予防方法
(ア)動物にむやみに手を出さない。
   日本人は犬や猫を見ると無防備に手を出したり、撫でたり、手から直接餌を与えたりしますが、むやみに犬や猫、その他の動物に手を出さないようにしてください。他人のペットであっても要注意です。
(イ)具合の悪そうな動物には近づかない。
   狂犬病の犬は、多量のよだれを垂らし、物に咬みつく、無意味にうろうろするなど独特の行動をします。
(ウ)予防接種(暴露前接種)
   狂犬病ワクチンは国内の医療機関で接種することが可能ですが、現在、狂犬病ワクチンの在庫が減少している状況に鑑み、狂犬病の流行地域からの帰国者で犬等に咬まれた方、狂犬病の流行地域への渡航予定者で犬等に接触する可能性が高い方に優先的に接種されています。渡航、滞在先で動物を対象に活動する場合や付近に医療機関がない地域に滞在する場合には、最寄りの検疫所にご相談ください。
   狂犬病ワクチンを接種する場合は、初回接種後、30日目、6~12か月後の計3回接種します。
(4)万一動物等に咬まれた場合の対策
 狂犬病は一旦発症すれば効果的な治療法はなく、ほぼ100%の方が亡くなります。
狂犬病にかかっているおそれのある動物に咬まれてしまった場合、直ちに十分に石けんを使って水洗いをします(傷口を口で吸い出したりしない)。その後、すぐに医療機関で傷口を治療し、ワクチン接種をします。発病前であれば、ワクチンの接種は効果があると考えられていますので、必ず接種してください(破傷風トキソイドを未接種の方は狂犬病ワクチンの接種とともに、破傷風トキソイドの接種も必ず受けてください)。事前に狂犬病の予防接種を受けている場合でも、狂犬病にかかっているおそれのある動物に咬まれた場合は治療を目的としたワクチン追加接種が必要となりますので、必ず医療機関で受診してください。
 また、現地医療機関での受診の有無にかかわらず、帰国時に検疫所(健康相談室)にご相談ください。 

○参考情報:
 厚生労働省検疫所(FORTH)「感染症についての情報 狂犬病」
 国立感染症研究所感染症情報センター:狂犬病

(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(医療情報)
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/

           (携帯版)http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

2016年1月21日木曜日

大使館からのお知らせ(パキスタン北西部チャルサダにおける大学襲撃テロ事件の発生に伴う注意喚起)

平成28年1月21日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(パキスタン北西部チャルサダにおける大学襲撃テロ事件の発生に伴う注意喚起)

 1月20日にKP州チャルサダで発生した大学襲撃テロ事件に関し、今般、外務省より、以下の「海外安全情報(スポット情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

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2016.1.21
~海外安全情報(スポット情報)の発出~

(件名) 
パキスタン:北西部チャルサダにおける大学襲撃テロ事件の発生に伴う注意喚起

(内容)
1 1月20日午前(現地時間),パキスタン北西部ハイバル・パフトゥンハー(KP)州チャルサダ(首都イスラマバードから北西約170キロ)に所在するバチャ・カーン大学に武装集団が侵入し,同大学の学生や教員を襲撃したところ,少なくとも20人以上が死亡,30人以上が負傷した模様です。同事件については,イスラム過激派組織「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」の一派が犯行声明を発出しました。

2 KP州では,2014年12月に,州都ペシャワル市中心部にある陸軍パブリック・スクールに対する襲撃事件が発生し,生徒等少なくとも141人が死亡,120人以上が負傷する事件が発生しました。また,同事件以外にも,同州では,2015年12月にマルダンで政府機関に対する自爆テロが発生し,少なくとも23人が死亡,75人が負傷したほか,本年1月には,ペシャワル市郊外の検問所で自爆テロが発生し,少なくとも11人が死亡,21人が負傷しています。これらの事件について犯行声明を発出したTTPは,パキスタン国内で活動を継続しており,今後も同国内で同様のテロ事件が発生する可能性は否定できないことから,引き続き警戒が必要です。

3 KP州の大部分には,危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」が発出されていますので,同地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,KP州以外にも,パキスタンの一部地域には,危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」ないし「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されていますので,これらの地域への渡航も,どのような目的であれ止めてください。

4 パキスタン国内の上記以外の地域に渡航・滞在を予定されている方及び滞在中の方は,上記情勢に留意の上,不要不急の渡航は止め,渡航・滞在する場合は,テロ・襲撃等不測の事態に巻き込まれることのないよう,以下の海外安全情報等をよく確認した上で,テロの標的となりやすい政府機関,軍・警察等治安当局及びその関連施設,報道機関,欧米関連施設,宗教関連施設,大型商業施設,駅,マーケット等にはできる限り近づかない等,自らの安全確保と危険回避に努めてください。

パキスタン「海外安全情報」:

5 また,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策QA
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に記載。)

○外務省領事サービスセンター
   住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
            http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版

(現地公館連絡先)
○在パキスタン日本国大使館
住所:Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad, Pakistan
電話:051-907-2500
国外からは(国番号92) 51-907-2500
FAX051-907-2352
国外からは(国番号9251-907-2352
ホームページ(日本語版):http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○在カラチ日本国総領事館
 住所:6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road, Karachi, 75530, Pakistan
 電話:021-3522-0800
   国外からは(国番号9221-3522-0800
 FAX021-3522-0820
   国外からは(国番号9221-3522-0820

 ホームページ(日本語版):http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/index.html

2016年1月14日木曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成28年1月14日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ
(イスラマバード市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

1 1月13日午後6時20分頃、イスラマバード市内に所在する地元TV局(ARY News)に対し、爆発物による小規模な爆発事件が発生しました(別添「地図」参照)。当地関係当局に確認した情報によりますと、TV局職員1名が負傷する被害が確認されています。

2 本事件については、バイクに乗った2人組の男による犯行とのことであり、現時点において、犯行現場から逃走した犯人の逮捕には至っておらず、現在治安当局により事件捜査が進められています。

3 先月には、ラホール市内においても同様の事件が発生しております。つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。また、イスラマバード市並びにラホール市以外の地域にお住まいの在留邦人の皆様におかれましても、充分注意した行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1) 当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2) テロの標的となりやすい場所(報道機関、宗教関連施設及び行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局関連施設(車両、検問所等含む)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(外国資本の有名ホテルやファースト・フード店を含んだ海外関連施設、レストランやマーケット等)での用件についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。
(3) 宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(4) 移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

4 なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):





2016年1月4日月曜日

大使館からのお知らせ(イスラム教シーア派聖職者の死刑執行に対する抗議デモに関する注意喚起)

平成28年1月4日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(イスラム教シーア派聖職者の死刑執行に対する抗議デモに関する注意喚起)

 今般,外務省より,イスラム教シーア派聖職者の死刑執行に対する抗議デモに関する注意喚起として,以下の「海外安全情報(広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

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2016.1.4
~海外安全情報(広域情報)~
(イスラム教シーア派聖職者の死刑執行に対する抗議デモに関する注意喚起)

1 1月2日,サウジアラビア政府がイスラム教シーア派聖職者二ムル・アル・二ムル師が処刑されたことを発表したことを受け,同日,在イラン・サウジアラビア大使館前において右死刑執行に対する抗議デモが行われ,一部のデモ参加者が同大使館に侵入する事案が発生しました。また,サウジアラビア東部など,シーア派住民が多数居住する地域において同様の抗議デモが発生しています。

2 イランやサウジアラビア国内のみならず,他の中東・欧米等をはじめ,イスラム教シーア派住民が多く居住する国・地域においては同様の抗議デモ・暴力事案等が今後も引き続き,発生する可能性が排除できません。また,これらに対抗して,スンニ派住民によるシーア派に対する暴力事案等の発生の可能性も排除されません。つきましては,これらの国・地域に渡航・滞在される方及び既に滞在中の方は,最新の関連情報を入手するよう努めるとともに,モスク等の宗教施設や政府関連の建物などには不用意に近づかないなど自らの安全確保に努めてください。特に抗議行動やデモ等に遭遇したり,不審な状況を察知した場合は決して近づいたりせず,速やかにその場を離れるようにしてください。
                                     
3 海外への短期の旅行や出張などには「たびレジ」の登録をお勧めします。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ 参照)また,渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3ヶ月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届の提出をお願いいたします。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html


(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)29022903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
                          http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)


大使館からのお知らせ(新年祝賀会について:確認)

在留邦人の皆様へ
平成28年1月4日
在パキスタン日本国大使館

お知らせ(新年祝賀会について:確認)

 12月中旬に在留邦人の皆様に案内状を郵送させていただきました「平成28年新年祝賀会」につきましては、予定どおり1月9日(土)正午から大使公邸にて開催いたしますので、念のための確認としてご連絡させていただきます。
 なお、当地郵便事情から一部在留邦人の皆様に未だ案内状がお手元に届いていない可能性も考えられますことから、同案内を本件お知らせにて以下に再掲載させていただきます。
つきましては、今回の新年祝賀会への出席を予定されている在留邦人の皆様で、まだ当館にご出席の連絡をいただいていない方におかれましては、1月6日(水)迄に当館領事警備班へご出席の連絡をいただけますよう、宜しくお願いいたします。

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ご 案 内

在留邦人の皆様


 年の瀬を迎えて何かと気忙しくお過ごしのことと拝察いたします。

 さて、平成28年新年祝賀会を下記のとおり開催いたしたく、万障お繰り合わせの上、ご出席いただけますよう、ご案内申し上げます。


1.日 時:平成28年1月9日(土) 正午から午後2時まで
      (開場:正午、式次第開始:12時30分)

2.場 所:大使公邸

3.服 装:ラウンジ・スーツ 又は スマート・カジュアル

                          平成27年12月●●日 
                          在パキスタン日本国大使館


1.誠に恐縮でありますが、準備の都合上、ご出席の連絡を平成28年1月6日(水)までに大使館領事警備班までお知らせ願います。ご出席の方につきましては、外交団地区の入構登録のため、①氏名、②パスポート番号、③運転手氏名、④運転手のID番号、⑤車両番号、を併せお知らせください。
   連絡・照会先:領事警備班 電 話:051-9072500(内線228)
                FAX:051-9072354
                Eメール:ryoji@ib.mofa.go.jp
2.当日のご来場の際は、必ず本案内状及び身分証明書をご持参ください。本案内状は会場内受付にて回収させていただきます。

3.20歳未満の未成年者、ご夫妻以外のご同伴者のご来場につきましては、申し訳ありませんがご遠慮願います。また、公邸付近の駐車スペースが限られているため、可能な限り来訪時の車両は一旦帰し、終了時間に迎えに来る等のご調整をお願いいたします。