2015年6月25日木曜日

大使館からのお知らせ(イスラム過激派によるラマダンに際した声明の発出に伴う注意喚起)

平成27年6月25日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(イスラム過激派によるラマダンに際した声明の発出に伴う注意喚起)

今般、外務省より、イスラム過激派によるラマダンに際した声明の発出に伴う注意喚起として、以下の「渡航情報(広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

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~渡航情報(広域情報)~

イスラム過激派組織によるラマダンに際した声明の発出に伴う注意喚起


1 23日(現地時間),シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)は,その支持者に対してラマダン月の期間中における攻撃を強化するよう呼びかけるとともに,ヨルダン,サウジアラビア,レバノンの支持者に対して自国の統治者への蜂起を呼びかける声明を発出しました。また、同声明では、コーカサスのイスラム過激派の忠誠を受け入れる旨述べています。

2 イスラム歴では,6月18日(木)前後にラマダン月(イスラム教徒が同月に当たる約1か月の間,日の出から日没まで断食する)が開始されており,ラマダン期間終了後は,イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが予定されています。これまでの傾向及び上記声明を踏まえれば,ラマダンやイードの期間、ISILの活動が見られる地域等において、テロが発生又は増加する可能性があります。

3 ついては,海外に渡航・滞在される方は,以上の状況及び「渡航情報」(http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html)に十分留意の上、いかなる目的であったとしても、退避勧告又は渡航延期勧告が出されている地域には渡航せず、その他の地域に渡航される際には、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

4 テロ対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
: http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

2015年6月23日火曜日

大使館からのお知らせ(「危険情報」の改訂について)

在留邦人の皆様へ
平成27年6月23日
在パキスタン日本国大使館

~ 大使館からのお知らせ ~
(「危険情報」の改訂について)

1.この度、外務省より、6月23日付で当国「危険情報」の改訂が行われましたので、お知らせいたします。今回の改訂でギルギット・バルチスタン地域の一部の危険情報レベルが変更(引き下げ)となりましたが、同地域へ業務等で渡航が必要な場合には、危険地域を通過する陸路移動は控え、航空機による移動をお願いいたします。また、危険情報レベルの変更以外にも、各地で発生した各種事案等の内容についても新たな内容が追加されておりますので、邦人の皆様が当地で安全に滞在するための参考としていただければ幸いです。

○ 「危険情報」掲載ウェブサイト
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=011&infocode=2015T079#ad-image-0

2.今回お知らせした「危険情報」以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#ad-image-0

2015年6月22日月曜日

大使館からのお知らせ(高温気候に伴う熱中症予防等に関する情報提供)

在留邦人の皆様へ
平成27年6月22日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(高温気候に伴う熱中症予防等に関する情報提供)

1.当地では本格的な夏のシーズンとなり、最近では40度を超える高温になる日も増えてきました。また、当国内シンド州や隣国インドでは、熱波に伴い死傷者が発生する事態となっています。
 
2.このように、これからの季節は気温の上昇により、体調を崩す場合があり、熱中症の発症については特に注意する必要があります。

3.つきましては、熱中症に関する予防策等の関連情報をご参考まで以下の通りご案内させていただきますので、ご自身及びご家族の健康管理にご活用いただければ幸いです。

○ 熱中症とは?
熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な症状をおこす病気です。
家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。

○ 熱中症予防のチェックポイント
☆ 部屋の温度をこまめにチェックしましょう!(普段過ごす部屋には温度計を置くことをお奨めします)
☆ 室温が28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう!
☆ のどが渇いたと感じたら必ず水分補給!
☆ のどが渇かなくてもこまめに水分補給!(目安は、発汗量や尿量が減らないことと、尿の色がいつもより濃くならないことです)
☆ 外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策もしっかりおこないましょう!
☆ 無理をせず、適度に休憩を!
☆ 日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを!

○ こんな時はためらわず救急車を呼ぶか至急医療機関を受診しましょう。
☆ 自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合。
☆ 意識がない(おかしい)、全身のけいれんがあるなどの症状を発見した
場合。

○ 熱中症の主な症状
(軽度)
☆ めまい・立ちくらみ・大量の汗
(中度)
☆ 頭痛・吐き気・体がだるい・体に力が入らない・集中力や判断力の低下
(重度)
☆ 意識障害(呼びかけに対し反応がおかしい・会話がおかしいなど)・け
いれん・運動障害(普段通りに歩けないなど)

○ 高齢者の熱中症の特徴
☆ 暑さを感じにくい
☆ 汗をかきにくい
(予防方法)
☆ 室温をこまめにチェックし、エアコンや扇風機等を活用!
☆ のどが渇かなくても水分補給!
☆ 調子が悪いと感じたら、家族や近くの人にそばにいてもらいましょう!

○ 子供の熱中症の特徴
☆ 汗腺などが未熟。
☆ 地面の照り返しにより、高い温度にさらされやすい。
(予防方法)
☆ お子さんの様子を十分に観察 しましょう!
☆ 遊びの最中には、水分補給や 休憩を!
☆ 外出時の服装に注意し、 帽子も忘れずに!
☆ 日頃から栄養バランスのとれた食事や運動、遊びを通して暑さに負けな
い体づくりを実践しましょう!

○ 持病をお持ちの方やお子さんは、かかりつけの医師とあらかじめ相談し、熱中症対策についてアドバイスをもらっておくことをお勧めします!

2015年6月18日木曜日

大使館からのお知らせ(ラマダン期間中の大使館領事窓口業務について)

在留邦人の皆様へ
平成27年6月18日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(ラマダン期間中の大使館領事窓口業務について)

当国は,6月19日(金)から約1か月間(終了日未確定)ラマダン(断食月)となり、当国政府機関の勤務時間及び当地慣習を考慮して,ラマダン期間中の当大使館領事窓口の受付時間についても以下の通り変更いたしますので,お知らせいたします。

ラマダン期間中の当館領事窓口の受付時間
午前: 9:00~11:00
午後:13:30~14:30


大使館からのお知らせ(ラマダン期間中の注意事項等について)

在留邦人の皆様へ
平成27年6月18日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(ラマダン期間中の注意事項等について)

 当国は、6月19日(金)よりラマダン(断食月)となりますので、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意点に十分留意の上、危険回避に努めて頂きますようお願いいたします。

1.運転の際の注意
 ラマダン期間中、イスラム教徒は一部の人々(妊婦、疾病者、子供等)を除いて、日の出から日没までの間、一切の飲食を絶ちます。ラマダン期間中の夕方頃はイフタール(日没後にとる食事)のため、家路を急ぐあまり車のスピードの出し過ぎ、注意力の散漫等が相まって、交通事故が多発する傾向にあります。更に、交通事故が発生した場合、双方の運転手はもとより、野次馬までもが異常な興奮状態に陥り、過去には集団で暴行を加えて死傷事件に発展したケースもありました。
ついては、自動車を運転する際は、車間距離を十分にとり、細心の注意を払い運転することはもちろん、他車の動きにも気を配ることが大切です。また、運転手を雇用している方は、運転手の精神状態、仕草、様子をよく観察し、興奮している場合には諫める必要があります。

2.一般犯罪に対する注意
 ラマダン期間中は、一般犯罪が増加する傾向にあります。車両盗難、車上荒らし、押込強盗、路上強盗、窃盗等一般犯罪の増加が予測されることから、普段よりも防犯対策に意識を向け、一般犯罪被害に遭わないようご注意ください。
マーケットなどに車両を駐車する場合は、窓を閉めた上、必ず施錠するよう注意してください。運転手を雇用している方は、運転手に車両を監視するよう指導することをお勧めします。近年、市内においても、車両盗難や車上荒らしが発生していますので、車両を離れる際は貴重品を車内に置かず、施錠を徹底するよう心掛けてください。
また、旅行等で長期不在となる場合、現金や貴重品の管理には十分に注意し、玄関、窓ガラス、各部屋の施錠を確実に行うよう留意してください。使用人を雇用している方は、いかなる理由があっても、第三者を勝手に住居内に立ち入らせないよう指導することをお勧めします。

3.当地での滞在中のその他注意事項
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)空港を利用する場合の注意点は以下の通り。
 (ア)空港利用者以外の空港への接近については、必要最小限にする。
 (イ)空港を利用する場合には、日頃より時間に余裕を持った行動を心掛ける。
 (ウ)空港入場の際には車両渋滞等の混雑が予想されることから、入場待ち等の際には周囲の状況を警戒し、不審な状況を察知した場合には、その場から直ちに離れるようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、宗教関連施設、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(5)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(6)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2015年6月15日月曜日

大使館からのお知らせ(マルガラ丘陵における外国人に対する窃盗事件の発生に関する注意喚起)

平成27年6月13日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(マルガラ丘陵における外国人に対する窃盗事件の発生に関する注意喚起)

1.6月13日(土)午前、イスラマバード市内のマルガラ丘陵において、同丘陵を登山中の外国人(中国人)を狙った窃盗事件が発生しました。

2.当地警察当局に確認した事件の概要につきましては、被害にあった外国人がマルガラ丘陵を1人で登山中(トレイル3)、通話で使用していた携帯電話を何者かに奪い取られました。携帯電話を奪った者はその後逃走し、被害に遭った外国人も特に相手に抵抗しなかったことから、暴行等の危害を加えられることなく、その後、同被害者は無事警察関係者に身柄を保護されました。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に慎重な行動を取っていただくようお願いいたします。
(1)登山等を行う場合には、早朝、薄暮時及び夜間の行動は絶対に避ける。
(2)登山等を行う場合には、単独行動は避け、なるべく4~5名以上のグループで行動する。
(3)貴重品や多額の金銭を携行しない。カメラ等、高価なものは外部から見えないようにする。
(4)家族や知人に行き先や帰宅予定時刻等を予め伝えておく。
(5)登山やハイキングの際は、利用者が多い時間帯及びルートを利用する。
(6)万一、窃盗や強盗に遭遇したときは、身の安全を優先し、決して抵抗しない。
(7)登山途中、警察・軍などによる捜索に遭遇した場合、テロリスト・強盗等が付近に潜伏している可能性が高いため、直ちにその場を離れる。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2015年6月4日木曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ市内における服喪による企業活動休止に伴う注意喚起)

2015年6月3日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

カラチ市内における服喪による企業活動休止に伴う注意喚起

1 3日、統一民族運動(MQM)の党員が、カラチ市内の警察署に留置中に死亡しました。検視の結果、頭部に鈍器で殴られた痕が認められることから、警察署内で拷問があった可能性もあります。
2 これを受け、MQMのフセイン党首は、ウェブサイト上で服喪を宣言し、3日と4日、カラチ市内のすべての企業に活動を停止、商店には営業を休止するよう呼びかけています。期間中はMQMが報道機関において抗議声明を発表し、治安が悪化するおそれがあります。
3 つきましては、邦人の皆様におかれましては、今次の脅威情報をふまえ、暴動等不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分な注意を払い、以下の点を参考にし、御自身及び御家族の安全に配慮した行動を心掛けていただきますようお願いいたします。
(1) 当地の各種報道等により、最新の安全情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2) 不要の外出を控える。
(3) 集会やデモが行われている場所、又は行われるおそれのある場所に近づかない。
(4) 移動中に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合は、速やかにその場から離れる。