2012年6月30日土曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(渡航情報の発出)


在留邦人の皆様へ
平成24年6月29日
在パキスタン日本国大使館

大使館からのお知らせ

 本日、在カラチ日本国総領事館より、以下のとおり「総領事館からのお知らせ」が発出されましたので、お知らせいたします。
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2012年6月29日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
 今般、外務省より下記の「渡航情報(スポット情報)」が発出されましたのでお知らせします。
                                                                          
2012.06.29
~渡航情報(スポット情報)~
(件名)
パキスタン:バロチスタン州シビ駅における爆弾テロの発生等に伴う注意喚起
(内容)
1 報道によれば、6月27日夜、バロチスタン州シビ郡のシビ駅の売店付近において爆弾が爆発し、少なくとも8人が死亡、30人以上が負傷しました。
2 現時点で犯行主体や事件の背景等は不明ですが、現地警察によれば、シビ駅にラワルピンディー発クエッタ行きの急行列車が到着し、乗客多数がプラットホームの売店で買い物をしていたところ、売店付近に仕掛けられていた爆発物が爆発した模様です。
3 バロチスタン州では、公共交通機関を標的としたテロとして、6月5日、ケチ(Kech郡においてカラチ行きの公共バスの乗客を標的とした銃撃事件(乗客2人死亡)のほか、6月11日には、マストゥング郡においてイランに巡礼に向かうイスラム教シーア派教徒を乗せたバスを標的とした爆弾テロ(乗客3人死亡、30人負傷)、6月28日には、クエッタ郊外においてシーア派教徒を乗せていたバスを標的とした爆弾テロ(乗客10人死亡、30人負傷)等、バロチスタン州における民族間対立やイスラム教の宗派間対立に起因するものと見られる銃撃事件や爆弾テロ事件が発生しています。
4 つきましては、バロチスタン州に渡航・滞在される邦人の皆様は、これまでに発出されている「渡航情報」に十分留意した上で、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の点につき十分な注意を払い、慎重な行動を心掛け、身の回りの安全対策・危機回避に努めてください。また、会社や団体など組織に属する邦人の皆様は、本件につき組織内で情報共有を行ってください。
(1)自身の日々の滞在先、訪問先、緊急連絡先等を所属会社、所属団体、家族等に伝達しておくとともに、万が一の事態に備え、携帯電話等の連絡手段を常時携帯する。
(2)鉄道、バス等の不特定多数の人が利用する公共交通機関の利用はできるだけ避ける。
(3)テロの標的となりやすい場所(政府機関、軍、警察等治安当局施設(車両、検問所等を含む。)、公共交通機関、宗教関連施設、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設)及び外国公館には真に必要な用件がない限り近づかない。
(4)駅、バス停、マーケット等の人が集まる場所での用件は、真に必要なものに限るとともに、短時間で効率的に行なう。また、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。さらに、特に夜間に人が多く集まる場所での用件は決して行わない。
5 万一、緊急事態に遭遇した場合には、以下の点を心掛けてください。
(1) 不審物を発見した場合、「踏まない、触らない、蹴飛ばさない」を遵守し、すぐにその場を離れ、警察等関係機関へ通報する。
(2) 不審物が小さくても決して軽視せず、避難措置を最優先に行う。
(3) 身近で爆発音を聞いたら、姿勢を低くして周囲の状況を確認後、安全な場所へ避難する。第一の爆発をおとりにして、第二の爆発が起こる可能性もあるので、決して爆発現場へは近づかない。
(4) 広場や公園などの見通しのきく場所に避難し、雑踏には逃げ込まない。
 
6 なお、テロ事件に関しては、以下も御参照ください(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.htmlに記載。)。
(1)2012626日付け広域情報「テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策QA
(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:
○在パキスタン日本国大使館
電話: (92-51)907-2500
○在カラチ日本国総領事館
電話: (92-21)3522-0800                            

在カラチ日本国総領事館
**************************************
Consulate-General of JAPAN
6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road,
Karachi, 75530, Pakistan
FAX:(92-21)3522-0820
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2012年6月20日水曜日

大使館からのお知らせ(テロ・誘拐の脅威に関する注意喚起)


 平成24年6月20日
                          在パキスタン日本国大使館


1 パキスタンにおいては、本年に入ってからも各地でテロが多数発生しています。
4月には、ラホールにおいて、多くの人で混雑する駅構内待合室で爆弾テロが発生し、
少なくとも2人が死亡、58人が負傷しました。5月には、ウサマ・ビン・ラーディン
死亡から1年となる2日に、シンド州の8都市16箇所において、同時多発的に爆弾テロ
が発生し、少なくとも6人が負傷しました。6月には、パキスタン北西部のペシャワル
チャルサダ間の道路で政府職員等を乗せたバスが爆弾攻撃を受け少なくとも19人が
死亡、また、南西部のクエッタではテロ情報を受けて線路の警備に当たっていた
警察官が銃撃され4人が死亡するなど、政府職員、警察官等を狙ったと見られるテロ・
襲撃も相次いでいます。

2 さらに、報道によれば、本年に入ってから、カラチ、クエッタ、ラホール等で
少なくとも4件の外国人誘拐が発生しています。そのうち、1月にクエッタにおいて、
赤十字国際委員会(ICRCの英国人職員が車両で移動中に武装集団に誘拐された事件
では、4月に、被害者が遺体で発見されました。

3 78日、東京で「アフガニスタンに関する東京会合」が開催される予定です。
アフガニスタンでは、同国支援を巡る国際社会の動きに反発する勢力等により、
外国関連施設を対象とするテロ・誘拐等の脅威が高まる可能性があります(614
付けスポット情報「アフガニスタン:7月8日の東京会合に向けたアフガニスタン
におけるテロ・誘拐等の脅威に関する注意喚起」参照)。パキスタンにおいては、
これに関連した具体的な脅威は現時点では確認されていませんが、今後上記勢力と
連動する形で、隣国であるパキスタンにおいてもテロ・誘拐等の脅威が高まる可能性
は否定できません。

4 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、テロ事件等不測の事態に巻き
込まれることのないよう、これまでに発出されているパキスタン各地域及び周辺国に
関する危険情報、スポット情報等をよく確認した上で、以下の点につき十分な注意を
払い、慎重な行動を心掛け、身の回りの安全対策・危機回避に留意してください。
また、会社や団体など組織に属する邦人の皆様は、本件につき組織内で情報共有を
行ってください。

(1) テロの標的となりやすい場所(政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車両、
検問所等)、米国関連施設、米国系有名ホテルやファスト・フード店を含む欧米関連
施設、宗教関連施設)にはできる限り近付かないでください。
  外国人の多く集まる場所や外国人が多く利用する商業施設等の利用は短時間とし、
長時間の滞在は極力控えてください。
(2) デモや集会を見かけたら絶対に近付かず、その場から速やかに退避してください。
(3)マーケット、駅、バス停等の人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なう
とともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場
から離れてください。また、特に人が多く集まる夜間の時間帯は極力避けるよう心掛け
てください。
(4)パキスタンで各種事業を行う場合には、安全面の情報収集・分析を常に怠らない
ことはもちろんのこと、その事業実施の必要性とリスクを比較の上、実施することに
なった場合には、事務所及び活動現場の警備を強化する等十分な安全対策を講じてく
さい。
(5) 車両等にて長距離を移動される場合、幹線道路であってもできるだけ明るい
時間帯を選び、日没後の移動は極力避けることをお勧めします。その際も、トラック・
デポ(多数のトラックが駐車・待機している区画)付近への立ち寄りは避けてください。
また、郊外に赴く場合には、その地域の情報に十分注意を払い、必要な場合には、
十分な警備体制をとってください。
(6)テロリストは身近なところに潜んでいることを念頭に、目立つ行動や騒がしい
行為は極力控えてください。

5 なお、テロ事件に関しては以下も御参照ください(パンフレットは、
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に記載。)。
(1)201169日付け広域情報「テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策QA

(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:
○在パキスタン日本国大使館
電話: (92-51)907-2500
○在カラチ日本国総領事館
電話: (92-21)3522-0800                            
                                    以上

2012年6月14日木曜日

大使館からのお知らせ(大使館プールの一時閉鎖について)


在留邦人の皆様へ
平成24年6月12日
在パキスタン日本国大使館


大使館プールの利用につきましては、4月18日付「大使館からのお知らせ」にてご案内を致しましたが、今般、同プール設備の故障のため、利用が困難な状況となりました。現在、再開に向けて鋭意作業中ですが、現在までのところ、早期の再開は困難な見通しです。

つきましては、上記「大使館からのお知らせ」でご案内致しました大使館プールは、一時閉鎖とさせて頂きます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。なお、再開が可能となり次第、改めて利用についてご案内申し上げます。

                            以上

カラチ総領事館からのお知らせ(ストライキに伴う注意喚起)


2012年6月13日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
(件名)ストライキに伴う注意喚起

1 本6月13日,カラチ市内において商業組合がストライキを実施しており,MQMが同ストライキの支援を表明しています。12日,市内シェールシャー市場において商店主(MQMの元シンド州議会議員の兄)が何者かに銃撃を受け死亡した事件が発生したこと受け,商業組合は,政府に対し72時間の期限を設け,商人の安全を確保するための適切な措置がとられなければストライキを継続するとしています。
2 近年カラチ市内において大規模なストライキが実施されると,市内各地でストライキに応じない商店や学校やバスなど公共交通機関に対する銃撃や放火事案が発生して多数の死傷者が出る例が後を絶たないことから,大規模なストライキ実施日には地元住人も外出を控える傾向にあります。
   
3 つきましては,邦人の皆様におかれましては,不測の事態に巻き込まれることのないよう,大規模なストライキの呼びかけられている日には不要不急の外出を避けると共に,最新の情報に留意しつつ引き続き警戒心を保持していただくようお願いいたします。
以上
在カラチ日本国総領事館

2012年6月3日日曜日

当館の警備強化に伴う来館時の留意事項について

最近、当館に対する不審電話が相次いだため、イスラマバード警察に通報するとともに、同警察及び大使館警備員等による警備強化を行っております。    このため当面の間、警備上の観点から、当館への入構を制限する場合がありますので、できる限り不急の用による来館はお控えいただきますとともに、来館の必要がある場合には、事前に当館の担当館員にご相談いただきますようお願い申し上げます。   ご不便をお掛けいたしますが、上記事情をご理解頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。