2015年12月28日月曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(年越し時の祝砲に関する注意喚起)

2015年12月28日
在カラチ日本国総領事館

在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
(年越し時の祝砲に関する注意喚起)

1 これから新年を迎えますが,例年どおり,年越し時に多数の祝砲が放たれることが予想されます。カラチ市内では毎年,同祝砲の流れ弾により,多数の死傷者が出ております。

2 また,大晦日から新年にかけ,海岸付近での祝砲を禁止するため,警察が同付近において,交通規制や取り締まりを行う予定であり,大渋滞が予想されます。

3 つきましは,同祝砲による被害を避けるため,また不測の事態に巻き込まれないようにするため,31日深夜から1月1日未明にかけては,外出を避け,自宅のカーテン等を閉めて,窓から離れた場所で過ごしていただきますようお願いします。


以上

大使館からのお知らせ(ポリオの発生状況)

平成27年12月28日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(ポリオの発生状況)


 今般、外務省より、以下の「感染症関連情報(広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

感染症関連情報(広域情報)

件名:ポリオの発生状況

1.ポリオウイルスの流行
(1)現在、アフガニスタン及びパキスタンの2か国でポリオの流行が継続しています。また、2015年には、ウクライナ、マダガスカル、ラオス、ナイジェリア及びギニアの5か国でワクチン由来ポリオウイルスによる急性弛緩性麻痺症例が発生しました。世界保健機関(WHO)は、2014年5月5日、ポリオの発生状況が「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC:Public Health Emergency of International Concern)」に該当すると発表し、2015年11月10日に開催された、国際保健規則(IHR)緊急委員会第7回会合において、同委員会は、現在のポリオの国際的感染拡大が引き続きPHEICに該当するとの見解を示しています。
(2)WHOは、リスク評価に基づき、ポリオウイルスの流行国を3つのカテゴリーに分類しています。これによれば、「現在も野生型ポリオウイルスもしくはワクチン由来ウイルスを感染輸出している国」は、パキスタン(野生型ポリオウイルスの最後の感染輸出日は2015年8月27日)とアフガニスタン(野生型ポリオウイルスの最後の感染輸出日は2015年6月6日)です。また、「野生型ポリオウイルスまたはワクチン由来ポリオウイルスの発生があるが現在は感染輸出のない国」として、ナイジェリア、ウクライナ、ギニア、マダガスカル及びラオスが、「もはや野生型ポリオウイルスもしくはワクチン由来ポリオウイルスの感染のない、しかし国際的な感染拡大を受けやすく、ワクチン由来ポリオウイルスの出現と伝播が起こりやすい国」として、ソマリア、エチオピア、シリア、イラク、イスラエル、赤道ギニア、カメルーン及び南スーダンが対象になっています。
(3)上記カテゴリーには含まれておりませんが、WHOは、12月21日付け報告において、ミャンマーのラカイン州で、2015年4月及び10月にワクチン由来ポリオウイルス感染者2人が確認されたことを発表しています。
(4)ついては、これらの地域への長期渡航を予定している方及び現地に長期滞在している方は、以下を参考に、ポリオワクチンの接種を検討してださい。
(参考)
厚生労働省ホームページ:ポリオ(急性灰白髄炎)
厚生労働省検疫所FORTHホームページ:海外渡航のためのワクチン
(5)パキスタン政府は、WHOの勧告を踏まえ、同国に4週間以上の長期滞在する外国人を含めた全ての人にポリオワクチン接種を義務化し、WHOが推奨する国際予防接種証明書の交付を行っています。同国に4週間以上滞在している方または滞在予定の方は、パキスタン出入国の4週間前までにポリオ生ワクチン(OPV)または不活性ワクチン(IPV)の接種を受けるよう注意してください。
(6)アフガニスタン政府は、WHOの勧告の下、「アフガニスタンに入国するポリオ非撲滅国からの外国人に対しては、アフガニスタン国外にある同国大使館若しくは総領事館において査証取得前にポリオワクチン接種証明書の提示を求め、また、ポリオ撲滅国からの外国人に対しては、査証取得前にポリオワクチン接種証明書の提示を求めていないものの、ワクチン未接種者に対してはアフガニスタン出国にあたりアフガニスタン国内の医療機関でポリオワクチン接種を受けなければならない」としています。ポリオワクチンの接種を受けずにアフガニスタンに渡航した場合、出国制限を受ける恐れがあります。

2.ポリオについて
(1)感染源
ポリオ(急性灰白髄炎)はポリオウイルスが人の口の中に入り、腸の中で増えることで感染し、増えたポリオウイルスが再び便の中に排泄されて、この便を介してさらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児が係りやすい病気です。
(2)症状
潜伏期間は3~21日(通常は7~21日)、感染しても90%~95%は無症状です。4~8%は軽症であり、風邪のような症状や胃腸症状(咽頭痛、咳、発汗、下痢、便秘、悪心など)が見られます。感染者の1~2%に髄膜炎症状が見られます。感染者の0.1~2%が麻痺型ポリオとなり、1~2日の風邪のような症状の後、解熱に前後して急性の筋肉、特に下肢の麻痺が起きることが多いです。発症から12か月過ぎても麻痺又は筋力低下が残る症例では、永続的に後遺症が残る可能性があります。感染者からの排泄物が食べ物や水を介して、あるいは咳やくしゃみによる飛沫を介して感染するとされています。
(3)治療
麻痺の進行を止めるための治療や、麻痺を回復させるための治療が試みられてきましたが、現在、残念ながら特効薬などの確実な治療法はありません。麻痺に対しては、残された機能を最大限に活用するためのリハビリテーションが行われます。
(4)予防
ア 予防接種
日本の定期の予防接種では、平成24年8月までは経口生ワクチンが使用されていましたが、平成24年9月以降は注射の不活化ポリオワクチンが使用されています。ポリオが発生している国に渡航する人は、追加の予防接種を検討してください。
なお、生ポリオワクチンを接種した場合、ワクチンウイルスが体外に排泄されるため、極めてまれではありますが、接種後便中に排泄されるワクチンウイルスから免疫のない子供や大人に感染し、麻痺をおこすこともありますので、接種後の衛生管理にも注意してください。ただし、日本国内で主に用いられている不活化ポリオワクチン接種(注射によるもの)では、基本的にこのようなことが起こることはないとされています。
イ 感染予防
ポリオの流行地では以下のような感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。
●こまめに石けんと水で手洗いし、特に飲食の前、トイレの後は念入りに手洗いを励行する。
●野菜や果物は安全な水で洗い、食物は、十分加熱してから食べる。
●乳製品は殺菌処理されたもののみ飲食する。
●飲料水や調理用の水はミネラルウォーターを使用する。水道水を利用する場合は、一度十分に沸騰させた後使用する。安全な水から作ったと確認できる氷以外は使用しない。
(5)予防接種証明書
ア 国内での予防接種証明書
国内での予防接種証明書の取得につきましては、予防接種を実施した医療機関にご相談ください。
 (参考)
 厚生労働省ホームページ:パキスタン渡航者へのポリオワクチン接種について(医療機関向け)
イ 海外での予防接種証明書
海外での同証明書の取得につきましては、渡航先の国の在日大使館まで、おたずねください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)29022903
(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
〇外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp 
          (携帯版)  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

(現地在外公館連絡先)
○在パキスタン日本国大使館
 住所:Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad, Pakistan
 電話:(市外局番051907-2500
    国外からは(国番号92) 51-907-2500
 FAX:(市外局番051907-2352
    国外からは(国番号9251-907-2352
 ホームページ(日本語版):http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○在カラチ日本国総領事館
 住所:6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road, Karachi, 75530, Pakistan
 電話:(市外局番0213522-0800
   国外からは(国番号9221-3522-0800
 FAX:(市外局番0213522-0820
   国外からは(国番号9221-3522-0820
 ホームページ(日本語版):http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/index.html
○在アフガニスタン日本国大使館
 住所:Street 15, Wazir Akbar Khan, Kabul, Afghanistan
 電話:(870772-254-504(870)772-250-388(衛生電話)
    (93)799-689-861(93)793-915-658(早朝、夜間、週休日(金・土曜日)等で緊急を要する場合)
 FAX(870)-782-255-504(衛生電話回線)
 ホームページ:http://www.afg.emb-japan.go.jp
○在ナイジェリア日本国大使館
住所:No.9, Bobo Street (off Gana Street), Maitama, Abuja, Nigeria (P.M.B. 5070 WUSE)
電話:(市外局番09) 461-2713271432893290
国外からは(国番号2349-461-2713271432893290
FAX:(市外局番09461-3288
国外からは(国番号2349-461-3288
衛星電話FAX:(衛星電話コード870600-315-545
ホームページ:http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/
○在ギニア日本国大使館
 住所:Ambassade du Japon en GuineeLandreah PortCorniche NordCommune de DixinnConakryRepublique de Guinee.
     郵便物宛先:B.P.895ConakryRepublique de Guinee.
 電話:628-6838-3841
   国外からは(国番号224628-6838-3841
 FAX:(衛星電話コード870782-500-815(インマルサット)
 ホームページ:http://www.gn.emb-japan.go.jp/j/
○在マダガスカル日本国大使館
 住所:Villa Chrysantheme III Ambohijatovo Analamahitsy AntananarivoBP.3863
 電話:(市外局番02022-493-57
   国外からは(国番号26120-22-493-57
 FAX:(市外局番02022-494-94
   国外からは(国番号26120-22-494-94
 ホームページ:http://www.mg.emb-japan.go.jp/j/
○在ウクライナ日本国大使館
 住所:4, Muzeiny Lane, Kyiv, 01901, Ukraine
 電話:(市外局番044490-5500
   国外からは(国番号380)44-490-5500
FAX:(市外局番044490-5502
   国外からは(国番号38044-490-5502
○在ラオス日本国大使館
 住所:Sisangvone Road, Vientiane, Lao People's Democratic Republic
 電話:(市外局番021414400414403
   国外からは(国番号856-21-414400414403
 FAX:(市外局番021414406
   国外からは(国番号856-21-414406
○在ケニア日本国大使館((ソマリアを兼轄)
 住所:Mara Road,Upper Hill,Nairobi, Kenya(P.O.Box60202,Nairobi)
 電話:(市外局番0202898000
   国外からは(国番号25420-2898000
 FAX:(市外局番0202898220
   国外からは(国番号25420-2898220
○在エチオピア日本国大使館
電話:(市外局番011551-1088
   国外からは(国番号25111-551-10-88
 FAX:(市外局番011551-1350
   国外からは(国番号25111-551-1350
○在ヨルダン日本国大使館内在シリア大使館臨時事務所
 住所:Between 5th and 6th Circles, Faeq Halazon St., Basin No.21, North Abdun P.O.Box 2835 Amman 11181 Jordan
 電話: (市外局番06) 593-2005
   国外からは(国番号9626-593-2005
 FAX(市外局番06) 593-1006
   国外からは(国番号9626-593-1006
○在イラク日本国大使館
 住所:International ZoneBaghdad Iraq
 電話:(870-722543-197(衛星電話)
    077-0494-2018(夜間等緊急を要する場合)
    国外からは(国番号96477-0494-2018(夜間等緊急を要する場合)
 FAX:(870-782-174-466(衛星電話)  
 メールアドレス:embjp.ryoji.iraq@bd.mofa.go.jp
○在イスラエル日本国大使館
 住所:Museum Tower 19th & 20th Floor, 4, Berkowits St, Tel-Aviv 6423806, ISRAEL
 電話:(市外局番03695-7292
   国外からは(国番号9723-695-7292
 FAX:(市外局番03691-0516
   国外からは(国番号9723-691-0516
 ホームページ:http://www.israel.emb-japan.go.jp/
○在ラマッラ出張駐在官事務所(在ラマッラ日本政府代表事務所)
 住所:3rd Floor of VIP2, 200 Yazour Street, Al-Bireh, Ramallah
 電話:(市外局番02241-3120241-3121
   国外からは(国番号9722-241-31202-241-3121
 FAX:(市外局番02241-3123
   国外からは(国番号9722-241-3123
 ホームページ:http://www.ps.emb-japan.go.jp/
○在ガボン日本国大使館(赤道ギニアを兼轄)
 住所:Boulevard du Bord de Mer, B.P.2259, Libreville, Gabon
 電話:(市外局番なし)01732297
   国外からは(国番号24101732297
 FAX:(市外局番なし)01736060
   国外からは(国番号24101736060
 ホームページ:http://www.ga.emb-japan.go.jp/
○在カメルーン日本国大使館
 住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun
 電話:(市外局番なし)2220-62022220-6585
   国外からは(国番号2372220-62022220-6585
 FAX:(市外局番なし)2220-6203
   国外からは(国番号237) 2220-6203
○在南スーダン日本国大使館
 住所:Palm Tree Resort, No. 705, 3-K South Tongping 1st Class, Juba, Central Equatoria State, Republic of South Sudan
 事務所(インマルサット): +870-7725-43222
 事務所代表電話:(市外局番 095900-3153900-3154
  国外からは(国番号21195-900-315395-900-3154
 緊急電話:(市外局番095439-0821301-1570
   国外からは(国番号21195-439-082191-301-1570
○在ミャンマー日本国大使館
 住所:No.100, Natmauk Road, Bahan Township, Yangon,
     The Republic of the Union of Myanmar
 電話:(市外局番01549644549648
   国外からは(国番号95-1-549644549648
 FAX:(市外局番01549643
   国外からは(国番号95-1-549643

 ホームページ: http://www.mm.emb-japan.go.

2015年12月18日金曜日

大使館からのお知らせ(平成28年当大使館の休館日について)


在留邦人の皆様へ
平成27年12月18日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(平成28年当大使館の休館日について)

当大使館の平成28年休館予定日を以下のとおりお知らせします。

なお、以下の休館日のうち「*」のある予定日については、月の見え方によりずれる可能性があり、その結果、当大使館休館日を変更する可能性がありますので、予めご理解・ご了承をお願いします。

平成28年休館日

週休日(土曜日、日曜日)
開館時間 08:30-17:15
領事業務窓口開館時間
09:00-12:30/13:30-16:30
 

1月 1日(金)  元日  
  1月 2日(土)  年始休暇  ]
  1月 3日(日)  年始休暇  ]  
2月 5日(金)   Kashmir Day 
2月11日(木)  建国記念の日
3月23日(水)  Pakistan Day
4月29日(金)  昭和の日
  5月 1日(日)  Labour Day  
5月 3日(火)  憲法記念日
7月 7日(木)  Eid-ul-Fitr *
7月 8日(金)  Eid-ul-Fitr *
  7月 9日(土)  Eid-ul-Fitr * ]
  7月10日(日)  Eid-ul-Fitr * 
  8月14日(日)  Independence Day 
  9月11日(日)  Eid-ul-Azha * 
9月12日(月)  Eid-ul-Azha *
9月19日(月)  敬老の日
10月10日(月)  体育の日
10月11日(火)  Ashura *
11月 3日(木)   文化の日
11月 9日(水)   Iqbal Day 
12月14日(水)   Eid Milad-un-Nabi *
12月23日(金)  天皇誕生日
[ 12月25日(日)   Quaid-e-Azam Day/Christmas 
12月29日(木)  年末休暇 
12月30日(金)  年末休暇 
[ 12月31日(土)  年末休暇 ]

*:月の見え方により、日程が前後する可能性があります。

2015年12月17日木曜日

大使館からのお知らせ(パスポートの申請に係るダウンロード申請書の先行運用の開始について)

在留邦人の皆様へ
平成27年12月17日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(パスポートの申請に係るダウンロード申請書の先行運用の開始について)

 平成28年(2016年)1月4日より、海外の大使館や総領事館でパスポートを申請する際に、以下のパスポートの申請書については、インターネット上のダウンロードページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
)より申請書をダウンロードし、必要事項を入力・印刷することで、パスポートの申請に使用することが可能となります(申請書を印刷される際には、必ず片面印刷をお願いいたします。

 本件ダウンロード申請書を利用される在留邦人の皆様におかれましては、必要事項を入力した申請書を印刷後、所定の箇所に直筆による署名の上、写真、戸籍謄本等の必要書類をご準備頂き、当大使館へ申請頂けますようお願いいたします。

なお、ダウンロード申請書の利用は当面の間、海外に限っての先行運用となりますので、日本国内でパスポートを申請される場合には、引き続き従来の申請書に記入の上、申請頂きますようお願いいたします。

また、大使館窓口等で配布している従来の申請書も、これまでと同様に海外での申請でも使用することが可能です。

対象となる申請書
・一般旅券発給申請書(5年、10年)
・一般旅券発給申請書(記載事項変更用)
・一般旅券増補申請書
・紛失一般旅券等届出書

2015年12月14日月曜日

大使館からのお知らせ(年末年始の安全対策について)

在留邦人の皆様へ
平成27年12月14日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(年末年始の安全対策について)

 本年も12月となり、多くの方が年末年始に一時帰国や旅行等でご自宅を留守にする機会があるかと思いまが、反面、そのような留守宅をターゲットにした「空き巣狙い」に遭う危険性も高くなります。

また、累次のお知らせでもご案内しているとおり、テロ攻撃に関する脅威情報も確認されておりますので、この点につきましても引き続き注意が必要となります。

つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意点に参考にしていただき、留守宅及び当地での安全対策の確認を今一度お願いいたします。

1.住宅防犯対策
(1)留守時はもちろんのこと、在宅時であっても必ず施錠する。
(2)特に就寝前には、玄関、勝手口、窓等が施錠されているか確認する。
(3)来訪者がきた場合、門・ドアを開ける前に必ず相手の身分事項を確認する。警備員がいる場合には、独自の判断で門扉を開けないよう指導する。
(4)使用人を雇用している場合、いかなる理由があっても、雇用主の許可なく第三者を勝手に住居内に立ち入らせないよう指導する。
(5)住居の鍵の管理及び施錠の確認は自分自身で行い、やむを得ず住居の鍵を使用人に預ける場合には、必要最小限とする。
(6)貴重品は施錠できる場所に保管する。
()不幸にして強盗に遭った場合には、身の安全を第一に考え、決して抵抗しない。                  

2.一般犯罪対策
(1)夜間や早朝の外出は出来るだけ避ける。外出する場合は近い距離であっても車を利用し、短時間で効率的に、用事をすませるよう心掛ける。
(2)人の多く集まる場所(マーケット等)では、貴重品はズボンのポケットなどの盗まれやすいところには保管しないようにし、携行品は出来るだけ手から離さず、やむを得ず手を離しても体に密着するようにする。
(3)車を駐車する場合は、警備員のいる駐車場を極力利用するとともに、車の乗降時は周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。車に乗り込んでいる間は必ずドアロックをして、すべての窓を閉める。

3.テロ事件等に関する注意点
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(報道機関、宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header
○安全の手引き
http://www.pk.emb-japan.go.jp/JapaneseStuff/SecurityInfo%20(January,%202015).pdf

2015年12月11日金曜日

大使館からのお知らせ (年末年始に海外に渡航・滞在される方の安全対策のためのお知らせ) (~テロ・感染症・麻薬犯罪等対策と「たびレジ」による緊急連絡先登録のお願い~)

平成27年12月11日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(年末年始に海外に渡航・滞在される方の安全対策のためのお知らせ)
(~テロ・感染症・麻薬犯罪等対策と「たびレジ」による緊急連絡先登録のお願い~)

 今般、外務省より、年末年始に海外へ渡航される皆様への各種お知らせとして、以下の「渡航情報(広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
渡航情報(広域情報)

~海外安全情報(広域情報)~
(年末年始に海外に渡航・滞在される方の安全対策のためのお知らせ)
(~テロ・感染症・麻薬犯罪等対策と「たびレジ」による緊急連絡先登録のお願い~)

【概要】
1 テロ対策~先進国でも海外安全情報のチェックを~
●11月13日,フランスのパリ及び同近郊で,多数が死傷する同時多発テロ事件が発生し,イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)が犯行声明を発出しました。フランスでは緊急事態を宣言するなど警戒態勢が敷かれ,他の欧米各国もテロへの警戒を高めています。
●その後,米国カリフォルニア州における銃撃テロ事件が発生するなど,中東・北アフリカのみならず,先進国においてもイスラム過激派組織によるテロやこれらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しています。日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれがあります。
●海外に渡航・滞在される方は,旅行計画の段階から渡航・滞在国に発出されている海外安全情報をよく確認し,自らの安全確保に努めてください。特にクリスマス,年末年始には多数のイベント等が開催されますが,テロの標的となりやすい場所(デパートや市場等不特定多数が集まる場所,政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光施設等)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払ってください。
●緊急時の連絡先として,海外に渡航される方は外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録を,3か月以上滞在される方は在留届の提出をお願いします。

2 感染症に関する安全対策
●海外渡航では,感染症にも注意が必要です。特に中東では,中東呼吸器症候群(MERS)が流行しており,同地域に渡航する際は,ウイルスの保有宿主とされるラクダへの接触を避けるなど,感染予防に努めてください。
●食べ物や水を介した消化器系の感染症(A型肝炎,E型肝炎,コレラ,赤痢,腸チフスなど)や動物や蚊などを媒介とした感染症(デング熱,チクングニア熱など)が流行している地域も多く,注意が必要です。事前に予防接種等を心がけるとともに,帰国時には適切に検疫を受けるようにしてください。

3 その他一般的な安全対策(麻薬犯罪等)
●一般に海外の治安は日本と比較して必ずしも良いとは言えず,盗難等各種犯罪や性的暴行等,何らかのトラブルに巻き込まれる可能性がありますので十分注意してください。
●特に,多くの国や地域では,麻薬等違法薬物犯罪に関する取り締まりが強化されており,罰則等も非常に厳しく,場合によっては外国人にも死刑や終身刑等の重刑が科されますので,絶対に関わらないようにしてください。
●海外滞在中はパスポートの管理に気を配るとともに,万が一に備え,十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
●万が一事件・事故等に遭遇した場合には,現地警察等の指示どおりに行動するほか,最寄りの日本国大使館・総領事館等にも報告してください。更に,渡航・滞在中の日程・連絡先は必ず本邦の家族等に残しておくとともに,連絡を絶やさないでください。

◎ 上記内容の詳しい内容につきましては、以下のリンクよりご確認いただけます。

      外務省海外安全ホームページ(※各国の詳細・最新の安全情報はこちらをご覧ください。)
■ 外務省海外旅行登録「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)
■ 在留届(3か月以上滞在される方)
■ スマートフォン用 海外安全アプリ
      問い合わせ窓口
○外務省領事サービスセンター
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)29022903
(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐,海外医療情報関連を除く)
    電話:(代表)03-3580-3311(内線)5144
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

    電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678

大使館からのお知らせ(海外へ渡航される皆様へ(動物検疫に関する注意))

平成27年12月11日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(海外へ渡航される皆様へ(動物検疫に関する注意))

 今般、外務省より、年末年始に海外へ渡航される皆様への動物検疫に関する注意として、以下の「渡航情報(感染症広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
渡航情報(感染症広域情報)

~海外安全情報(広域情報)~
(海外へ渡航される皆様へ(動物検疫に関する注意))

(内容)
 年末年始及び春節時期に海外へ渡航されることがあると思いますが、海外の多くの国・地域では家畜の伝染性疾病である口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザが発生・流行しております。特に、中国、韓国、台湾等の諸外国・地域においては、口蹄疫等の家畜の伝染性疾病の発生が相次いで確認されており、注意が必要です。
 これらの疾病を日本国内へ持ち込まないよう、注意すべき対策について、以下のとおりお知らせします。

1 家畜の伝染性疾病を日本へ持ち込まないために、海外では、家畜を飼養している農場等への不要な立入りを避けるようにしてください。
 海外で牛、豚、鶏などの家畜のいる場所に立ち入った方や日本国内で家畜に触れる予定のある方は、帰国時に空海港の手荷物引き取り場内にある動物検疫所カウンターに必ずお立ち寄りください。
 また、入国時に動物検疫に関する質問票が配られたり、質問が行われることがありますので、ご協力をお願いします。

2 帰国時には、空海港において、すべての方を対象に靴底の消毒を実施していますので、消毒マットの上を歩いていただくようご協力をお願いします。

3 また、これらの伝染性疾病の発生している国・地域からの肉製品の日本への輸入は禁止しており、発生していない国からであっても検査証明書が必要ですので、あらかじめご留意ください。

○参考情報
動物検疫所ホームページ
   「家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために~海外へ旅行される方へのお願い~」
農林水産省ホームページ
   「空海港における水際検疫の強化について」
政府広報インターネットテレビ
   「動物検疫・植物検疫 ~海外からの持ち込みに注意~」

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局政策課(医療・健康関連情報)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367

〇外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp 

カラチ総領事館からのお知らせ(株式取引所周辺への立ち寄りについての注意喚起)


在留邦人の皆様へ
平成27年12月10日
在カラチ日本国総領事館

~総領事館からのお知らせ~
(株式取引所周辺への立ち寄りについての注意喚起)

1 当館では,テロ集団「ジャマートゥル・アフラール」の指導者が,テロリスト8~10名をアフガニスタンからカラチに派遣し,今月中にカラチ株式取引所に対し大規模なテロ攻撃を行うことを計画しているとの脅威情報を警察筋から入手しました。

2 在留邦人の皆様におかれましては,各種報道等より最新の安全情報を入手するとともに,カラチ株式取引所(カラチ市サダル地区ストック・エクスチェンジ・ロード,別添図参照)周辺への不要不急の訪問は可能な限り控え,ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けいただきますようよろしくお願いします。


2015年12月10日木曜日

大使館からのお知らせ(不特定多数が集まる大規模商業施設への立ち入りについての注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年12月10日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(不特定多数が集まる大規模商業施設への立ち入りについての注意喚起)

1.当館では、週末を含む今後数日間において、パキスタン国内に所在する大規模商業施設(セントーレス等の大規模ショッピングセンター)に対し、テロ攻撃の脅威情報があるとの情報に接しました。

2.現在までのところ、主な大規模商業施設の警備体制については通常状態となっており、その他の個別具体的な脅威情報には接しておりませんが、在留邦人の皆様におかれましては、これまでの類似の注意喚起でもお知らせしておりますが、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(大規模商業施設、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。
(3)集会が行われている場所には、決して近づかない。
(4)移動途中に集会等への遭遇や不審な点を発見した場合には、速やかにその場から離れる。

3.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○ 当館ウェブサイト:http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2015年12月2日水曜日

大使館からのお知らせ(ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年12月2日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

1.12月1日夜、ラホール市内に所在する報道機関(Din News)施設近くにおいて(別添「地図」参照)、小型手榴弾による爆発事件が発生しました。現地警察へ確認した情報によりますと、現在(2日正午)までのところ、本事件による外国人被害は確認されていないとのことですが、2名が負傷する被害が発生しているとのことです(3名~5名が負傷したとの報道もなされています)。

2.本件に関しては、現在までのところ犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局により事件捜査が進められています。

3.また、最近の当館からのお知らせでもお伝えしている通り、12月2日(水)、3日(木)にはシーア派宗教行事であるチェヘラム「Chehlum」が国内各地で執り行われることから、同期間中は特に注意する必要があります。

4.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、ラホール以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(報道機関、宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:

○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):


2015年12月1日火曜日

大使館からのお知らせ(パキスタン国内におけるテロ脅威情報に対する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年12月1日
在パキスタン日本国大使館

~ 大使館からのお知らせ ~
(パキスタン国内におけるテロ脅威情報に対する注意喚起)

1.11月30日付け当地紙で、イスラマバード、ラワルピンディ及びラホールの各都市において、報道機関や宗教施設、政府関係機関に加え、ラホール等の空港を標的としたテロ攻撃についての脅威情報がある旨の報道がなされています。

2.現在までのところ、本件についての具体的情報には接しておりませんが、今後の情勢によっては、市内の主要施設(宗教関連施設や政府関連施設等)の警戒警備が強化されることも予想されます。また、11月30日付けの当館からのお知らせでもお伝えしている通り、12月2日(水)、3日(木)にはシーア派宗教行事であるチェヘラム「Chehlum」が国内各地で執り行われることから、同期間中は特に注意する必要があります。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、イスラマバード、ラワルピンディ、ラホール以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

3.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):

2015年11月30日月曜日

大使館からのお知らせ(シーア派宗教行事(Chehlum)に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年11月30日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(シーア派宗教行事(Chehlum)に関する注意喚起)

1.12月2日(水)及び3日(木)には、シーア派の宗教行事チェヘラム(「Chehlum」殉教者フセインの命日後40日を祝う行事)が執り行われます。この宗教行事では12月2日にイスラマバード、翌3日にはイスラマバード市以外のパキスタン全域において関連行事が開催され(別添の主要各都市の行事開催場所ご参照)、多数の関係者が同宗教行事に参加することが予想されます。また、過去にはこの宗教行事を巡り、シーア派とスンニ派の間で死傷者を伴う衝突が発生しております。

2.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。特に、モスク等の宗教施設及び宗教行事が開催されている場所には近寄らないよう注意してください。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

3.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

〇当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):

2015年11月17日火曜日

大使館からのお知らせ(パリにおける連続テロ事件の発生に伴う注意喚起~海外渡航時における在留届・「たびレジ」登録のお願い~)

平成27年11月17日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(パリにおける連続テロ事件の発生に伴う注意喚起~海外渡航時における在留届・「たびレジ」登録のお願い~)

 今般,外務省より,パリで発生した連続テロ事件に伴う注意喚起として,以下の「渡航情報(広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。
 また,海外渡航時における在留届の提出又は「たびレジ」の登録に関するお知らせもありましたので,何卒ご協力お願いいたします。

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
2015.11.16
~海外安全情報(広域情報)~

パリにおける連続テロ事件の発生に伴う注意喚起
~海外渡航時における在留届・「たびレジ」登録のお願い~

1 11月13日夜(現地時間),フランスの首都パリ10区及び11区ならびにパリ北部近郊の国立競技場において,銃撃事件等が発生し,仏政府の発表によれば,少なくとも129人が死亡し,300人以上が負傷しました。

2 本事件について,オランド仏大統領は,イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)により実施されたとしており,フランス国内では警戒態勢を敷いています。また,他の欧米各国もテロへの警戒を高めています。

3 2014年9月,ISILは,米国をはじめとする対ISIL連合によるISILへの攻撃を批判するとともに,欧米を含む世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダをはじめとする対ISIL連合諸国の国民を軍人,民間人問わず攻撃するよう扇動する声明を発出しており,その後,ISILによるとみられるテロ事件が多数発生しています。
また,ISILは,本年1月から2月にかけて,シリアにおいて,日本人男性2人を殺害したとみられる動画を発出したほか,本年9月には,ISIL機関誌において,ボスニア,マレーシア及びインドネシアの日本の外交使節(大使館等)を攻撃対象の候補として言及したことがあります。

4 なお,上記との関連性は不明ですが,最近では,本年8月のバンコクにおける爆発事案(8月19日付スポット情報「タイ:バンコクにおける爆発事案の発生に伴う注意喚起(更新)」参照)や本年10月のバングラデシュにおける邦人殺害事件(10月4日付広域情報「バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起」参照)等の事件が発生しています。今後,中東・アフリカ地域以外でも,同様の事件が発生する可能性は否定できないことから,注意が必要です。

5 つきましては,海外に渡航・滞在される方は,上記のような情勢に十分留意し,誘拐,脅迫,テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,最新の治安情勢等の関連情報の入手に努めるとともに,日頃から危機管理意識を持つよう努めてください。特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場等不特定多数が集まる場所等)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払ってください。

6 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
また,海外渡航や在留の際に,緊急事態が発生した場合,外務省からは随時情報を提供いたします。上記のパリにおける連続テロ事件のほか,バンコクにおける爆発事案やバングラデシュにおける邦人殺害事件等,緊急事態の発生に際しては,あらかじめメールアドレスを登録いただいた方には,一斉メールにより,情勢と注意事項をお伝えしています。
3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)29022903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)   


2015年11月10日火曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(ひったくり犯に対する発砲事案に伴う注意喚起)


在留邦人の皆様へ
平成27年11月10日
在カラチ日本国総領事館

総領事館からのお知らせ(ひったくり犯に対する発砲事案に伴う注意喚起)

1 11月9日(月)午前10時35分頃,カラチ市DHAフェイズ6所在の在留邦人宅付近において,ひったくり犯に対し警察が発砲するという事案が発生しました。犯人はオートバイ1台に乗った17歳くらいのパキスタン人少年2人で,携帯電話をひったくったものの,警察に逮捕された模様です。またこのとき,7発ほどの銃声が聞こえたとの情報もあります。

2 つきましては,以下の点にご留意いただきますようお願いします。
(1)  屋外における窃盗,強盗被害
ア 車両で移動する。
イ パキスタン人とともに行動する。
ウ 常に周囲に気を配る。
イ 携帯通信機器の戸外での使用を控える。
ウ 携帯通信機器,貴金属等,高価な物の露出を控える。
エ 被害に備え,3,000ルピーほど在中のダミーの財布と携帯電話を用意する。
オ 犯行を目撃した際は,ただちに同所から離脱する(犯人が連続して犯行を行う可能性あり)。
カ 被害にあった場合は,決して抵抗しない。
(2)  銃声が聞こえた場合
  ア 屋外で聞いた場合
(ア)屋外の場合は速やかにその場から立ち去り,屋内に避難する。
  (イ)銃声のした方向には向かわない。
イ 屋内で聞いた場合
(ア)自宅の場合は施錠をし,窓に近寄らない。
  (イ)決して屋外に出ない。

3 参考として発生現場周辺の地図を添付します。

2015年11月6日金曜日

大使館からのお知らせ(当国祝日(Iqbal Day)の中止に伴う当大使館の休館日の変更について)

在留邦人の皆様へ
                                               平成27年11月5日
                                           在パキスタン日本国大使館                 

~大使館からのお知らせ~
(当国祝日(Iqbal Day)の中止に伴う当大使館の休館日の変更について)

 パキスタン政府は11月9日(月)に予定しておりました「Iqbal Day」に係る休日を中止とする旨発表しました。
 これに伴い、当大使館は、11月9日(月)を開館日とし、これまで開館日に指定していた11月23日(月)(勤労感謝の日)を閉館日に変更いたしましたので,お知らせいたします。
 また、2015年末までの当館休館日(予定)は以下の通りですので、改めてお知らせいたします。


11月23日(月) 勤労感謝の日   
12月23日(水) 天皇誕生日
12月24日(木) Eid Milad-un-Nabi *
12月25日(金)  Quaid-e-Azam Day/Christmas
12月29日(火) 年末休暇 
12月30日(水) 年末休暇 
12月31日(木) 年末休暇  

* 月の見え方により,日程が前後する可能性あり。


2015年11月5日木曜日

大使館からのお知らせ(領事サービス向上・改善のためのアンケートの実施)

在留邦人の皆様へ
平成27年11月5日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(領事サービス向上・改善のためのアンケートの実施)

 在パキスタン日本国大使館では、在留邦人の皆様から、当館の領事サービスに対するご意見、ご要望等をお伺いし、領事サービスの改善・向上に取り組んで参りたいと考えております。
 つきましては、お忙しい中恐縮ですが、11月5日(木)~19日(木)までの期間、下記URL上に本件アンケート調査を掲載しておりますので、ご協力の程お願いいたします。
 なお、当館領事窓口においてもアンケート用紙をお配りし、本件アンケートへのご協力もお願いしております(オンライン上でアンケートにお答え頂いた方におかれましては、窓口でのご回答は必要ありません)。


アンケート調査URL:https://www.deliver.mofa.go.jp/m?f=1207

2015年10月26日月曜日

大使館からのお知らせ(邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年10月25日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起)


1 25日(日)午後1時頃、パンジャブ州カラー・カハール(Kallar Kahar)において、邦人被害を伴う強盗事件(ガンポイント)が発生いたしました(別添資料「事件発生現場地図」参照)。

2 事件の概要としては、当該邦人及びパキスタン人同行者が上記場所にある湖を訪れていたところ、近づいてきた拳銃を持った3人組に金品を要求されたため、邦人及び同行者は、所持していたカメラ、携帯電話並びに現金を差し出し、犯人らはそれを奪い逃走した状況です。

3 今般の事件被害は、都市部から離れた地方で発生したものであり、邦人被害者らの他、同地を訪れていた他のパキスタン人も同様の被害を受けている模様です。本事件は、特段日本人を狙った犯行ではなく、同地を訪れた訪問者を狙った犯行と考えられますが、当地において活動される際は、あらゆる犯罪被害に遭わないためにも、引き続き細心の注意を払って行動して頂くようお願いします。

4 また、当国における同種事件においては、犯人に抵抗したために発砲され、負傷又は殺害の被害に至る事件も発生しております。そのため、万が一不幸にも事件に遭遇してしまった場合は、抵抗せず、犯人の指示に従い、重大な被害を被る結果を招くことにならないよう特にご留意願います。


以上

2015年10月15日木曜日

大使館からのお知らせ(ムハッラム月及び宗教行事(アシュラ)に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年10月15日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(ムハッラム月及び宗教行事(アシュラ)に関する注意喚起)


1.10月15日()よりムハッラム月(イスラム歴1月)となったことにより、10月23日()及び24日()(ムハッラム月9日及び10日)には、イスラム教シーア派の宗教行事(アシュラ)が行われる予定です。

2.ムハッラム月の期間中(10月15日~11月12日又は13日(終了日は11月11日の月の見え方により決定されます))には、パキスタン国内各地でシーア派のイスラム教徒による大規模な行進も行われますが、過去には、それら行進が行われた際に宗派間対立が発生し、暴動に発展する事件が起きています。近年の事例では、平成25年(2013年)にラワルピンディー市内で行われた行進において、シーア派の行進グループが反シーア派グループと衝突し、周辺の店舗に火が付けられるなど両派グループが暴徒化、10名が死亡し、多くの負傷者が出る事態に発展したため、事態鎮圧のため軍が派遣され、市内に外出禁止令が布かれました。

3.特に、10月23日()から24日()にかけて、パキスタン国内各地でシーア派による宗教行事(アシュラ)に関連する大小様々な行進が行われる予定であり、治安当局による警備が行われますが、過去に発生した宗派間衝突と同様の事態や、この機会を捉えたテロ事件が発生する可能性も否定できません。

4.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。特にアシュラの期間中は、モスク等の宗教施設及び宗教行事が開催されている場所には近寄らないよう注意してください。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)行進や集会が行われている場所には近づかない。
(3)移動途中等に行進等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

5.地域によりますが、場合によっては携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についても確認願います。

6.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):