2015年12月2日水曜日

大使館からのお知らせ(ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年12月2日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

1.12月1日夜、ラホール市内に所在する報道機関(Din News)施設近くにおいて(別添「地図」参照)、小型手榴弾による爆発事件が発生しました。現地警察へ確認した情報によりますと、現在(2日正午)までのところ、本事件による外国人被害は確認されていないとのことですが、2名が負傷する被害が発生しているとのことです(3名~5名が負傷したとの報道もなされています)。

2.本件に関しては、現在までのところ犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局により事件捜査が進められています。

3.また、最近の当館からのお知らせでもお伝えしている通り、12月2日(水)、3日(木)にはシーア派宗教行事であるチェヘラム「Chehlum」が国内各地で執り行われることから、同期間中は特に注意する必要があります。

4.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、ラホール以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(報道機関、宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:

○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):