2015年12月1日火曜日

大使館からのお知らせ(パキスタン国内におけるテロ脅威情報に対する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成27年12月1日
在パキスタン日本国大使館

~ 大使館からのお知らせ ~
(パキスタン国内におけるテロ脅威情報に対する注意喚起)

1.11月30日付け当地紙で、イスラマバード、ラワルピンディ及びラホールの各都市において、報道機関や宗教施設、政府関係機関に加え、ラホール等の空港を標的としたテロ攻撃についての脅威情報がある旨の報道がなされています。

2.現在までのところ、本件についての具体的情報には接しておりませんが、今後の情勢によっては、市内の主要施設(宗教関連施設や政府関連施設等)の警戒警備が強化されることも予想されます。また、11月30日付けの当館からのお知らせでもお伝えしている通り、12月2日(水)、3日(木)にはシーア派宗教行事であるチェヘラム「Chehlum」が国内各地で執り行われることから、同期間中は特に注意する必要があります。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、イスラマバード、ラワルピンディ、ラホール以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

3.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):