2015年5月15日金曜日

カラチ総領事館からのお知らせ(カラチ等における追悼集会開催に伴う注意喚起)

2015年5月13日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

カラチ等における追悼集会開催に伴う注意喚起

1 午前9時45分頃、カラチ市ソファラ・チョウランギ地区において、オートバイに乗り武装した男たちが、60人以上を乗せたバスを停車させ、女性や子供を含めた44人を殺害しました。犯人たちはバスに乗り込んだ後、銃を乱射し逃走しています。報道によると、テロ集団ジュンダラ(TTPの分派)が犯行を認めています。
2 統一民族運動(MQM)、アワーミー国民党(ANP)、シンド州政府、複数の市民団体、シーア派の団体が、明日14日、本事件の犠牲者を偲び、追悼集会を催すと発表しました。MQMは、企業関係者や運送業者に対し、喪に服すため明日の活動を休止するよう促しました。追悼集会はカラチ市内のほか、ハイデラバード、ミルプルカス、サッカル、ラルカナ等、シンド州の都市部で行われると見られています。追悼集会の時間帯は、治安状況が悪化するおそれがあります。
3 つきましては、邦人の皆様におかれましては、今次の脅威情報をふまえ、暴動等不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分な注意を払い、以下の注意事項を参考にして、御自身及び御家族の安全に充分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いいたします。
(1)当地の各種報道等により最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)不要の外出を控える。
(3)集会やデモが行われている場所、又は行われるおそれのある場所には、決して近づかない。
(4)移動途中に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。