2014年3月5日水曜日

在カラチ総領事館からのお知らせ(邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起)

2014年3月5日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起
                                                          
1 3月5日(水)午前11時00分ころ,カラチ市マフムーダバード地区内交差点(Korangi Road上のナショナル・メディカル・センター付近)において,邦人1名が乗車する車両がけん銃強盗の被害に遭いました。   
2 上記日時場所において、被害者は、自家用車(スズキ・ワンボックスカー,ガードマン無し,黒色カーテンなし)でFTC方面に向け信号停車中,中央分離帯に立っていた(と思われる)男(25~30歳くらい,水色と白色のストライプシャツ、ズボン、キャップ帽着用)が,半分開けていた後部窓をノックし,けん銃を懐から取り出して「金を出せ。」とウルドゥ語で脅してきた。被害者の車両の前には、信号待ちの車両が数台止まっており、逃げられなかったため、バッグから現金5,000ルピーを取り出して男に手渡したところ、信号が変わって車両が動き始めたおかげで、その場から離れることができた。
3 邦人の皆様におかれましては,当地での安全上の基本事項を踏まえ,すでに各種対策を講じられていると存じますが,治安情勢の悪い地区の通行時や多額の現金を携行しての移動の際は,狙われた場合の対応などを想起して危機管理を徹底してください。
4 なお,同種事件では,犯人に抵抗したため,発砲され被弾するという事件が多数発生しています。不幸にも事件に遭遇してしまった場合は,絶対に抵抗せず,犯人の指示に従ってください。ご承知のとおり,所持金品に執着すると思わぬ結果を招くことになり得ますので,特にご留意願います。
5 参考として,発生現場の地図を添付します。
以 上