2016年5月4日水曜日

大使館からのお知らせ(テロ脅威情報等に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成28年5月4日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
(テロ脅威情報等に関する注意喚起)

1 イスラマバード及びラワルピンディーやマリー等の郊外地域に所在し、外国人も利用するホテルや商業施設において、テロ活動の脅威があるとの情報に接しました。これには、イスラマバードのマリオットホテルやセレナホテルも含まれています。

2 これまでの累次のお知らせでも注意喚起している通り、ホテルやショッピングセンター、マーケット等のオープンスペースで人が多く集まる場所は、十分な警備力が確保されにくく、テロリストや犯罪者が一般人に紛れて接近・進入することも比較的容易となることから、警備上脆弱な場所になることを十分ご留意願います。

3 以上を踏まえ、在留邦人の皆様におかれましては、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。また、イスラマバード以外の地域を含め、上記でもお知らせしているとおり、特に、不特定多数が集まる場所は、事件に巻き込まれるリスクが高まることから、当分の間は、そのような場所への不要不急の立入りについては出来るだけ控えていただき、やむを得ず立ち入る必要がある場合には、以下の内容を参考に、滞在時間を極力最小限とし、不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(米国系等のホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、国連関係機関、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。
(3)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

4 なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):