2009年9月18日金曜日

お知らせ(ラマダン月の最終金曜日及びイード休暇に伴う注意喚起)

1.9月16日、パキスタン政府は、イード(Eid-ul-Fitr)に係る休日を、9月21日(月)、同22日(火)及び同23日(水)の3日間とする旨発表しました。ついては、ラマダン月(断食月)は9月20日(日)で終了となる予定であり、その前の同18日(金)が同月最後の金曜日となります。

2.これに伴い、イード休暇前から終わりにかけて、多数の人々がマーケット等への買い出しや帰省のために外出するため、街中は大変な混雑となることが予想されます。また、ラマダン月(断食月)終わりの金曜礼拝後を始め、同期間中にも集会やデモ行進等が開催される可能性もあります。これら多数の人々が集まる場所はテロや武装勢力による攻撃の対象となる可能性があるため、十分な注意が必要です。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれては、上記の内容に十分留意するとともに、累次の「お知らせ」等でもお伝えしている以下の諸点に今一度十分な注意を払い、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情勢の入手に努めてください。

(1)テロの標的となりやすい場所(宗教関連施設、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車輌、検問所等))にはできる限り近づかない。

(2)集会、ラリー、デモが行われている場所には、決して近づかない。

(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うと共に、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。また、夜間の利用は極力避ける。

(4)近距離であっても、移動には可能な限り自家用車を利用し、特に深夜の一人歩きは避ける。

(5)郊外に赴く場合は、その地域の情報に十分な注意を払い、必要な場合には、十分な警備体制をとる。


4.なお、爆弾事件に関しては、以下も併せて御参照ください。(パンフレットは、 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph に記載)

(1)2009年6月1日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」