2009年10月20日火曜日

イスラマバード市内の国際イスラム大学における爆弾テロ事件の発生

1.10月20日(火)15時頃、イスラマバード市内H10地区に所在する国際イスラム大学構内にて2件の同時自爆テロ事件が発生しました。事件発生の背景等詳細は不明ですが、報道によれば、4名が死亡、14名が負傷したとのことです。

2.10月16日付「大使館からのお知らせ(テロや誘拐に巻き込まれないための基本的な心構え)」を始め、当館より随時注意喚起している通り、類似の事件が再度発生する可能性もあります。ついては、在留邦人の皆様におかれては、テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき今一度十分な注意を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。

(1)テロの標的となりやすい場所(国連関係機関、政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所、政府関係者の宿舎等)、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、宗教関連施設)にはできる限り近づかない。また、一部報道によれば、スクールバス等を含む教育関連施設、マスメディア関連施設もテロの標的となる可能性がある旨指摘されているので、十分な注意を要する。

(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。